三宅洋平さんとの再会に思う
- 2014/04/15
- 22:40
~三宅洋平さんとの再会に思う~
最後の最後まで迷ってた市議選出馬に、
「よし、出よう!」と決心がついたのは三宅洋平さんの存在だった。
洋平さんは昨夏の参議院選に全国比例区で出馬し、
17万票もの支持を受けながらも落選した。
彼は選挙活動の中で、自分への一票を呼びかけるのではなく、
政治を自分たちのものに取り戻していこう、と言うことを呼びかけ続けた。
彼の呼びかけに共感し、僕は政治へ参加することを決めた。
三宅洋平君との初めての出会い・2013年松りんご音楽祭
http://youtu.be/rhdx5npqm-g
そして先日松本のライブハウスで行われたイベント『ゆかり祭』の場で、
三宅君と再会することができた。
当選の報告とお礼、そして三宅洋平君の今の思いを知りたくて出かけた。
この日も彼のライブは絶好調。
ギターとマイクを前に歌い、語る三宅君はとてもカッコいいし、
彼の言葉がオーディエンスに届いていく。
これだけの言葉を語れる人、ミュージシャンでありながらも、
やはり社会に積極的にコミットして変革の動きを創り出していってほしい。

彼のことを書いた本を最近読んだ。そこから自分に響いた言葉。
・「世間」そのものを相手にする感触。
そうか、候補者ってこんなに孤独なんだとも思った。
・(政治が)どういうプロセスで議論され、決定されているのか。
俺は自分の目で見て、仲間に伝えたいと思った。
政府や官僚、企業を敵視するのはやってきた。
でも、それだけじゃないやり方もあるはずでしょ。
それをやらなきゃならないと思った。
(中略)勉強しなきゃならないし、政治を汚いものとして敵視するんじゃなく、
携わっていく必要がある。だから、俺は立候補したんだ。
・(行政は)こっちの足元を見て、
怪しい人間ではないかと探りを入れてくるんじゃないか―それは完全な思い込みだったし、
ホントに小さなことだけれども、行政との付き合い方も自分次第なんだなと学んだ。
・おれたちは政治家を「汚いもの」とし、時には「悪の元凶」だと位置付ける。
不正を起こせば、マスコミは手のひらを返して叩きのめす。
でも、これをやっていると思ったらきついし、孤独だなって感じた。
孤独ゆえに闇に駆られる。だから、右も左も、政治信条に関係なく、
俺たち有権者は政治家を独りにしちゃいけないんだ。
だから、選挙ってシステムがあるんじゃないか。
・そして風が吹いた。風を起こしてしまった。この風を消してはならない。
消えてしまったらどうなるんだろう。そう考えると無性に怖くなったんだ。
・日本中で1000人のローカルフェスやったり、年間で何千人、
何万人訪れるお店を束ねてたりする輩たちに立ち上がって議員になって欲しい。
地域主権をちゃんと得ていけばいいんだよね。
国会ってのは象徴的な話し合いの場だから。
ムードはつくれるけど、やるのはやっぱり地方の議会だから。
(中略)自分たちの文化があらかじめ持っているネットワーク、
表現力は、選挙という祭りの場面では十分通用する。
コミュニティのかじ取りに参加してほしい。
それが「参加型民主主義」ということなんじゃないかな。
・政治は尊いものでなければならない、
賢明なものであるべき―っていう自意識が強すぎたから、
ナマの人間らしさをどんどん失ってきたんだよ。
白か黒か、はっきりつけられない領域もたくさんある。
現代社会はグレーゾーンをどんどん削り取っていくけれど、
ストイック過ぎると他人にもどんどん厳しくなっていってしまう。
(中略)人はもっと楽に政治をやっていいし、もっと楽しくしなきゃ、
問題解決するための知恵は出てこないし、
社会に対する当事者意識も湧かないと思うんだ。
以上すべて「『選挙フェス』17万人を動かした新しい選挙のかたち」
(三宅洋平・岡本俊浩著・星海社新書より)
やっぱり僕は、政治と言う自分たちの今や未来を決めていくものを、
たくさんの人たちと心を通い合わせながら、一緒に創っていきたいんだ。
この町をみんなと一緒に創ってるんだって実感を得たいんだと思う。
この大好きな町、安曇野で。
最後の最後まで迷ってた市議選出馬に、
「よし、出よう!」と決心がついたのは三宅洋平さんの存在だった。
洋平さんは昨夏の参議院選に全国比例区で出馬し、
17万票もの支持を受けながらも落選した。
彼は選挙活動の中で、自分への一票を呼びかけるのではなく、
政治を自分たちのものに取り戻していこう、と言うことを呼びかけ続けた。
彼の呼びかけに共感し、僕は政治へ参加することを決めた。
三宅洋平君との初めての出会い・2013年松りんご音楽祭
http://youtu.be/rhdx5npqm-g
そして先日松本のライブハウスで行われたイベント『ゆかり祭』の場で、
三宅君と再会することができた。
当選の報告とお礼、そして三宅洋平君の今の思いを知りたくて出かけた。
この日も彼のライブは絶好調。
ギターとマイクを前に歌い、語る三宅君はとてもカッコいいし、
彼の言葉がオーディエンスに届いていく。
これだけの言葉を語れる人、ミュージシャンでありながらも、
やはり社会に積極的にコミットして変革の動きを創り出していってほしい。

彼のことを書いた本を最近読んだ。そこから自分に響いた言葉。
・「世間」そのものを相手にする感触。
そうか、候補者ってこんなに孤独なんだとも思った。
・(政治が)どういうプロセスで議論され、決定されているのか。
俺は自分の目で見て、仲間に伝えたいと思った。
政府や官僚、企業を敵視するのはやってきた。
でも、それだけじゃないやり方もあるはずでしょ。
それをやらなきゃならないと思った。
(中略)勉強しなきゃならないし、政治を汚いものとして敵視するんじゃなく、
携わっていく必要がある。だから、俺は立候補したんだ。
・(行政は)こっちの足元を見て、
怪しい人間ではないかと探りを入れてくるんじゃないか―それは完全な思い込みだったし、
ホントに小さなことだけれども、行政との付き合い方も自分次第なんだなと学んだ。
・おれたちは政治家を「汚いもの」とし、時には「悪の元凶」だと位置付ける。
不正を起こせば、マスコミは手のひらを返して叩きのめす。
でも、これをやっていると思ったらきついし、孤独だなって感じた。
孤独ゆえに闇に駆られる。だから、右も左も、政治信条に関係なく、
俺たち有権者は政治家を独りにしちゃいけないんだ。
だから、選挙ってシステムがあるんじゃないか。
・そして風が吹いた。風を起こしてしまった。この風を消してはならない。
消えてしまったらどうなるんだろう。そう考えると無性に怖くなったんだ。
・日本中で1000人のローカルフェスやったり、年間で何千人、
何万人訪れるお店を束ねてたりする輩たちに立ち上がって議員になって欲しい。
地域主権をちゃんと得ていけばいいんだよね。
国会ってのは象徴的な話し合いの場だから。
ムードはつくれるけど、やるのはやっぱり地方の議会だから。
(中略)自分たちの文化があらかじめ持っているネットワーク、
表現力は、選挙という祭りの場面では十分通用する。
コミュニティのかじ取りに参加してほしい。
それが「参加型民主主義」ということなんじゃないかな。
・政治は尊いものでなければならない、
賢明なものであるべき―っていう自意識が強すぎたから、
ナマの人間らしさをどんどん失ってきたんだよ。
白か黒か、はっきりつけられない領域もたくさんある。
現代社会はグレーゾーンをどんどん削り取っていくけれど、
ストイック過ぎると他人にもどんどん厳しくなっていってしまう。
(中略)人はもっと楽に政治をやっていいし、もっと楽しくしなきゃ、
問題解決するための知恵は出てこないし、
社会に対する当事者意識も湧かないと思うんだ。
以上すべて「『選挙フェス』17万人を動かした新しい選挙のかたち」
(三宅洋平・岡本俊浩著・星海社新書より)
やっぱり僕は、政治と言う自分たちの今や未来を決めていくものを、
たくさんの人たちと心を通い合わせながら、一緒に創っていきたいんだ。
この町をみんなと一緒に創ってるんだって実感を得たいんだと思う。
この大好きな町、安曇野で。
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