大雪の影響

2週続けての大雪となりました。
みなさんの仕事や生活への影響はどうでしょうか？

除雪の雪が道路の端に高く積まれており、
車が行き交うのもお互いを配慮し合っての通行です。
今日は二十四節気の雨水。
早く雨が降って雪を溶かしてほしいものです。


今回の大雪災害で、
僕のところにも友人や支持者の方から何件かの連絡を頂きました。

一つは新規就農者の知人からで、
建てたばかりの農業ハウスが2棟、雪で全壊してしまった。
それについての市からの何らかの対策補助がないかということ。



昨日、農政課に出向き市内の被害状況とどのような対策を考えているか確認しました。
農政課のご対応頂いた職員の方々、お忙しいところ時間を取って頂きありがとうございます。

その時点では2週合わせて84棟の農業ハウスが全壊しているとのこと。
そしてまだ被害状況を確認している段階なので、
これからその数はまだ増えそうだということでした。

新聞紙面では、塩尻市の具体的な支援策
（ハウスの復旧補助、融雪資材の購入補助、育苗の受委託費補助など）が伝えられています。
安曇野市も、何らかの支援を検討していかなければならないということでした。

被害状況の把握は、目に見えて分りやすい農業ハウスを中心にしたものですが、
雪の中に埋もれてしまっているりんごなどの果樹はどうなっているのでしょう？
我が家のもみじの太枝も折れてしまいましたが、果樹農家さんの被害も心配です。


もう一つは除雪について。

「うちの前は市道なのに雪掻きが入ってこない。なぜか？」
とか、
「市から委託されている業者は、三郷なら三郷の業者が、堀金なら堀金の業者がやっているのか？
　除雪のやり方が、この地域の道を詳しく知ってないのじゃないか？
　それぐらい除雪がザックリで困った。」
というものでした。

昨日の新聞にも不眠不休で除雪をしている受託業者の作業員の方のコメントが載っていました。
またご近所さんに民生委員さんがおられるのですが、地域の独居高齢者の安否確認に、
大雪の中訪問しているということも聞きました。

市も委託業者も地域の役割に着いている方も、一生懸命やってくれているのですが、
市民の方たちの満足いくものにはなっていない。

週末に白馬・小谷を通られた地元の知人の話によると、
「白馬・小谷の除雪は完ぺき」と言うことでした。

さらにこうも話してくれました。

「除雪作業を地区ごとに業者委託すると言っても、
　例えば三郷地域はこの7～8年で建設土木関係の地元企業が次々倒産し、
　三郷村時代と比べても圧倒的に人と機材が不足している。

　松川村は役場職員が村所有の除雪機を動かしてライフラインを確保している。
　白馬村も村で自前の除雪機動かして県道や国道以外、歩道も除雪している。

　安曇野市も全面的に業者委託では無く自前で重機やオペレーター確保しないと
　業者任せでは限界があるのだろう。」

今回の経験を上積みして、行政も我々市民も、知恵と力を集めて、
このような事態にも対応できる危機管理能力を上げていかなければなりません。

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お知らせです。

今週末21日から3月の定例会が始まります。会期は3月20日まで。
今回の一般質問は5日(水）、6日（木）、10日（月）の3日間です。
僕の質問日程が決まればお知らせしますので、ぜひ傍聴に来てくださいね。

今回も２つのテーマで質問します。
一つは前回に引き続き北小倉ゴミ処理施設問題、
そしてもう一つは観光振興について取り上げる予定です。

定例会の日程は以下をご覧ください。
安曇野市議会のホームページ