★9月定例会の一般質問「持続可能な農業への転換~学校給食の有機米を端緒に~」
- 2022/09/07
- 20:55
増田望三郎です。こんばんは。
9月定例会の議員一般質問が出揃いました。
今回は全議員22人中19人が質問します。
日程は9月12日(月)、13日(火)、14日(水)の3日間です。
私は14日(水)の2人目。時間は10時30分過ぎぐらいからです。
今回の一般質問、ぜひ傍聴に来てもらいたいです。
それぐらい質問内容に注目してほしい。
私の今回の質問テーマは
「安曇野における持続可能な農業への転換~学校給食の有機米を端緒に~」です。
解説すると・・・、
持続可能な社会づくりの観点から、
国(農水省)は慣行農業のあり方を見直し、2050年までに、
①化学農薬50%減 ②化学肥料30%減 ③有機農業栽培面積を全体の25%
というとんでもない目標値を出している。(=みどりの食料システム戦略)
安曇野市も従来の化学肥料、化学農薬使用の慣行農業により、
現在の田園産業都市を成立させてきたが、そのあり方を見直す必要がある。
その理由として、
化学肥料の原料が化石燃料由来で脱炭素化に逆行すること、
海外からの輸入ほぼ100%で、価格高騰が続いていること。
化学肥料の窒素成分が安曇野の生物の多様性やゆたかな水環境に影響を及ぼすことが挙げられます。
持続可能な安曇野市の農業へと転換するための端緒(キッカケ)として、
子どもたちが食べる学校給食のお米を有機米にという提案をします。
市が公共調達をすることで、
安曇野のお米農家さんたちも付加価値の高いお米を作り、収益が向上します。
慣行農業を否定するつもりはありませんが
(私の支持者、応援者にもそんな農家さんがたくさんいますし)、
やはり社会はオーガニック(有機)の方向へ向っていこうとしています。
国のこの1~2年の政策展開を追い風に、ウクライナ情勢による肥料高騰もチャンスにして、
市の農業のあり方を見直し、脱化学肥料へシフトチェンジする時です。
さあ、市長はどんな答弁をしてくれるでしょう。
みなさんもぜひ傍聴席で注目してください!
以下、望三郎の通告書内容です。
◎質問テーマ『安曇野における持続可能な農業への転換~学校給食の有機米を端緒に~』
国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、
世界の国々が目標値の達成に向けて様々な分野で取り組んでいる。
農業分野ではこれまでの環境負荷の高い慣行農業を見直し、
化学農薬や化学肥料を低減した持続可能な農業への転換が求められており、
国は「みどりの食料システム戦略」を打ち出した。
農業立市の安曇野市においても、
持続可能な農業(減農薬・減化学肥料・有機)に向けての取り組みを加速するのか。
1、みどりの食料システム戦略の背景と必要性について(市長)
2、昨今の肥料や資材高騰による市の農家の現状は(農林部長)
3、慣行農業による生物多様性や地下水への影響は(市民生活部長、農林部長)
4、市もみどりの食料システム戦略に基づくシフトをするのか(市長)
5、市の有機農業の現状と振興計画での位置づけは(農林部長)
6、有機農業推進のための施策について(農林部長)
7、学校給食の有機米を端緒に(教育長)
8、学校給食理念の改訂(教育部長)
9、学校給食の有機米を増やせるか(市長)
10、有機米を出す理由。子どもたち、市民への認知を広げる(教育長)
11、安曇野の生物多様性と地下水を一丸になって守るシチズンプライド(市長)
またその他の議員の質問通告書は以下から見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/96108.html
新議会になって4度目の一般質問になります。
ぜひ選挙で投票した〇〇議員の質問を注目してくださいね。
僕のおススメする注目の質問を挙げると、
・市が掲げる小中一貫教育における給食センターの位置づけ(一志議員12日1番目)
・サテライトキャンパスの取り組みについて(竹内議員、12日2番目)
・デマンド交通あづみんの今後について(橋本議員、12日7番目)
・「たくましい安曇野の子ども」を育む学校給食について(小林陽子議員、13日1番目)
・明科地域の過疎対策事業について(松枝議員、13日2番目)
市の中で一部過疎指定になった明科の活性化はいかに!?
・三郷西部認定こども園の「公営」維持について(井出議員、13日5番目)
・放課後児童クラブの拡大について(猪狩議員、13日6番目)
・安倍元首相の国葬の市の対応について/安曇野赤十字病院の市の財政支援について(大竹議員、14日1番目)
・旧統一教会との関係について/安倍元首相の国葬の市の対応について(臼井議員、14日3番目)
・こども園留学と子連れワーケーションで移住促進(林議員、14日4番目)
・150年変わらない学校に発想転換・構造転換(小林純子議員、14日6番目)
市民のみなさん、議員の質問力、提案力、追及力をチェックしてくださいね。
議会定例会・一般質問は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
議場に傍聴に来られる方はマスク着用でお願いします。
インターネットでもリアルタイム&録画(1週間後ぐらい)で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/
※10時スタートで登壇者1~3番目は午前中。
4番目~6番目1時ぐらいからスタートです。
太田市長になってから、行政答弁が比較的短くなっており、
午前中で3議員が質問しています。
9月定例会の議員一般質問が出揃いました。
今回は全議員22人中19人が質問します。
日程は9月12日(月)、13日(火)、14日(水)の3日間です。
私は14日(水)の2人目。時間は10時30分過ぎぐらいからです。
今回の一般質問、ぜひ傍聴に来てもらいたいです。
それぐらい質問内容に注目してほしい。
私の今回の質問テーマは
「安曇野における持続可能な農業への転換~学校給食の有機米を端緒に~」です。
解説すると・・・、
持続可能な社会づくりの観点から、
国(農水省)は慣行農業のあり方を見直し、2050年までに、
①化学農薬50%減 ②化学肥料30%減 ③有機農業栽培面積を全体の25%
というとんでもない目標値を出している。(=みどりの食料システム戦略)
安曇野市も従来の化学肥料、化学農薬使用の慣行農業により、
現在の田園産業都市を成立させてきたが、そのあり方を見直す必要がある。
その理由として、
化学肥料の原料が化石燃料由来で脱炭素化に逆行すること、
海外からの輸入ほぼ100%で、価格高騰が続いていること。
化学肥料の窒素成分が安曇野の生物の多様性やゆたかな水環境に影響を及ぼすことが挙げられます。
持続可能な安曇野市の農業へと転換するための端緒(キッカケ)として、
子どもたちが食べる学校給食のお米を有機米にという提案をします。
市が公共調達をすることで、
安曇野のお米農家さんたちも付加価値の高いお米を作り、収益が向上します。
慣行農業を否定するつもりはありませんが
(私の支持者、応援者にもそんな農家さんがたくさんいますし)、
やはり社会はオーガニック(有機)の方向へ向っていこうとしています。
国のこの1~2年の政策展開を追い風に、ウクライナ情勢による肥料高騰もチャンスにして、
市の農業のあり方を見直し、脱化学肥料へシフトチェンジする時です。
さあ、市長はどんな答弁をしてくれるでしょう。
みなさんもぜひ傍聴席で注目してください!
以下、望三郎の通告書内容です。
◎質問テーマ『安曇野における持続可能な農業への転換~学校給食の有機米を端緒に~』
国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、
世界の国々が目標値の達成に向けて様々な分野で取り組んでいる。
農業分野ではこれまでの環境負荷の高い慣行農業を見直し、
化学農薬や化学肥料を低減した持続可能な農業への転換が求められており、
国は「みどりの食料システム戦略」を打ち出した。
農業立市の安曇野市においても、
持続可能な農業(減農薬・減化学肥料・有機)に向けての取り組みを加速するのか。
1、みどりの食料システム戦略の背景と必要性について(市長)
2、昨今の肥料や資材高騰による市の農家の現状は(農林部長)
3、慣行農業による生物多様性や地下水への影響は(市民生活部長、農林部長)
4、市もみどりの食料システム戦略に基づくシフトをするのか(市長)
5、市の有機農業の現状と振興計画での位置づけは(農林部長)
6、有機農業推進のための施策について(農林部長)
7、学校給食の有機米を端緒に(教育長)
8、学校給食理念の改訂(教育部長)
9、学校給食の有機米を増やせるか(市長)
10、有機米を出す理由。子どもたち、市民への認知を広げる(教育長)
11、安曇野の生物多様性と地下水を一丸になって守るシチズンプライド(市長)
またその他の議員の質問通告書は以下から見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/96108.html
新議会になって4度目の一般質問になります。
ぜひ選挙で投票した〇〇議員の質問を注目してくださいね。
僕のおススメする注目の質問を挙げると、
・市が掲げる小中一貫教育における給食センターの位置づけ(一志議員12日1番目)
・サテライトキャンパスの取り組みについて(竹内議員、12日2番目)
・デマンド交通あづみんの今後について(橋本議員、12日7番目)
・「たくましい安曇野の子ども」を育む学校給食について(小林陽子議員、13日1番目)
・明科地域の過疎対策事業について(松枝議員、13日2番目)
市の中で一部過疎指定になった明科の活性化はいかに!?
・三郷西部認定こども園の「公営」維持について(井出議員、13日5番目)
・放課後児童クラブの拡大について(猪狩議員、13日6番目)
・安倍元首相の国葬の市の対応について/安曇野赤十字病院の市の財政支援について(大竹議員、14日1番目)
・旧統一教会との関係について/安倍元首相の国葬の市の対応について(臼井議員、14日3番目)
・こども園留学と子連れワーケーションで移住促進(林議員、14日4番目)
・150年変わらない学校に発想転換・構造転換(小林純子議員、14日6番目)
市民のみなさん、議員の質問力、提案力、追及力をチェックしてくださいね。
議会定例会・一般質問は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
議場に傍聴に来られる方はマスク着用でお願いします。
インターネットでもリアルタイム&録画(1週間後ぐらい)で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/
※10時スタートで登壇者1~3番目は午前中。
4番目~6番目1時ぐらいからスタートです。
太田市長になってから、行政答弁が比較的短くなっており、
午前中で3議員が質問しています。
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