★2月の議員活動報告
- 2022/03/03
- 22:14
本日一般質問が終わりました。
テーマは北小倉の廃棄物処理施設の問題と市の小中学校の将来構想について。
後半のテーマは教育長と存分に向き合い議論ができたと思います。
議会の一般質問は明日まで。
後半の委員会審査・陳情審査に向います。
陳情は今回もいくつか出ていますが、注目は
「化学物質過敏症の認識を広め、香害対策を求める陳情書」です。
香害とは香りや匂いの害。
洗濯で使用する柔軟剤や消臭剤などにより、体調不良を起こす方たちが居ます。
まだ認知度は低いかもしれませんが、今回陳情を通して議会議論します。
陳情内容を最下部に載せますね。
さて2月の議員活動報告です。
議会報告会のオンライン開催での準備を進めていましたが、
それがコロナ拡大により開催見合わせに。
その他マウンテンバイクコースについての相談などの市民相談、
そして定例会開始と盛りだくさんの月でした。
2月議員活動報告
2月1日 議会報告会リハーサル
2月1日 議員の合同報告会の打ち合わせ
2月2日 市民相談(三郷悪臭問題対策協議会と三郷議員)
2月2日 地元警察官と面談
2月3日 議会運営委員会
結局報告会は議会内でのコロナ陽性者発生もあり、開催見合わせに。
2月5日 議会報告会の中止による会場待機
2月6日 市民相談(マウンテンバイクコースについて)
2月6日 議員の合同報告会
議会報告会は中止になりましたが、議員有志による報告会はオンラインで開催。
24人の参加者がありました。
2月7日 洞合公園隣地の太陽光パネル問題の会議
2月8日 行政と面談(学校教育課、小中学校の将来構想案)
2月9日 議会運営委員会
2月9日 市民相談(光害対応、ラブホテル現場立ち合い)
2月10日 全員協議会
2月11日 議会質問準備(北小倉ゴミ問題)
2月11日 学校の先生と意見交換
2月14日 医療的ケア児のお話を聴く(オンラインで)
2月14日 予算・財政勉強会(みどりネット信州主催、オンラインで)
2月15日 定例会初日/行政の窓口回り
2月16日 一般質問の行政聴き取り
2月17日 松本広域組合議会
2月18日 議会改革推進委員会
2月21日 市民と会派の面談(MTBコースについて)
2月22日 定例会本会議(補正予算審議)
2月23日 市民相談(子どものワクチン接種について)
2月24・25日 全員協議会(予算説明)
2月26日 不登校だった人の体験を聴く会(オンラインで)
2月27日 市民と有志議員の予算トーク(オンラインで)
2022年2月2日
安曇野市議会議長 平林 明 様
化学物質過敏症の認識を広め、香害対策を求める陳情書
提出者 濵岳志 綾子
住所 安曇野市三郷小倉2820-3
< 陳情趣旨 >
私は化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=以下CS)です。2020年よりCS療養のため、岡谷市から安曇野市に引っ越してきました。同年9月に東京の専門医そよ風クリックにて確定診断を受けました。2009年10月に病名登録され日本国内のCS患者数は700万人と言われています。
CSとは、一般の人が感知できないほどのごくわずかな化学物質に反応するアレルギー症状で、呼吸困難や全身の脱力、意識損失などの激しい症状が現れます。原因となる化学物質は、社会で日常的に使われる合成洗剤(衣類の柔軟剤を含む)殺虫剤、殺菌剤、抗菌剤、除草剤など様々ですが、多くは匂いや香りを発するので、CSの80%以上が匂いや香りのある一般商品が原因になるとも言われています。
CSの発症により、岡谷市で夫婦で営んでいた蕎麦店を続けられなくなり、実家のある安曇野市で療養生活を始めて2年になりますが、匂いは空気中に拡散し、目に見えないため、日常生活はとても困難です。買い物にも出掛けられず、仕事につくこともままなりません。
転入してきたばかりの頃、図書館で「香りが苦手な人への配慮」を呼びかけるポスターの掲示を見て、安曇野市に来て本当に良かったと心から安心した事が忘れられません。
しかし、あれから2年が経った今、市の施設には柔軟剤の匂いが充満しており、中に入る事もできません。施設利用者もそうですが、職員の多くが柔軟剤を使用されているようです。CS発症者は、自然環境に恵まれた安曇野市のようなまちで暮らしていても、生活に様々な不便を強いられる場面が増えてきています。さらに、単に生活の不便さという問題だけでなく、香害による健康被害のリスクは、大人より子供、子供より胎児により高いということもわかってきました。
安曇野市行政として、市民のみなさんに、とりわけ香害リスクの高いこども・若者、子育て世代に向けて香害の周知を図ることなど、早急に改善策を講じていただくようお願いします。
誰にでも優しい安曇野市づくりに向けてご尽力いただくようお願い致します。
下記の通り要望を提出致します。
< 陳情項目 >
1: 安曇野市でもCSに関する実態調査をしてください。
2: 香害に苦しんでいる人への理解を促し、誰もがCS発症のリスクがあることを注意喚起する香料使用の自粛を求めるポスター・リーフレット等を、学校を含めた市の公共施設に掲示・設置してください。
3: 市及び学校職員、一般市民を対象にしたCSに関する学習会を開催し、市全体で香害問題とリスク等について知識を深める機会を作ってください。
4: CS発症者にとって香害はバリア(障壁)そのものです。市役所など市の施設では、職員が柔軟剤等の人工的な香料をなるべく使わない等、公共施設における香りのバリアフリー化を促進してください。
5: 国に対して市議会から、香害の実態調査、相談窓口の設置、香料成分の表示等、香料の安全性に対する実効性ある法的規制を求める意見書を提出してください。
以上
柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の健康影響に関する調査等を求める意見書(案)
毎年続々と新商品が発売される柔軟仕上げ剤や消臭・除菌スプレー等「香り」ブームの中、それら香り商品によって健康を損なう人が急増しています。
香料等について具体的な法的規制のない日本において、香料等によって引き起こされる様々な症状に苦しんでいる人の健康への影響を軽減することは、現段階では非常に難しい状況です。香り商品に使われる化学物質が健康に対して何らかの症状をもたらすという、発症に至る原因や仕組みは解明されていません。
しかしながら、香りによる健康への影響はタバコの受動喫煙と同様、他人が使用する香料等に暴露して健康を損なう恐れがあります。香り商品に含まれる化学物質が健康に及ぼすネガティブな影響を軽減するために、必要かつ効果的な対策を講じるには、早急な実態把握と香料等の健康影響に関する調査・研究を行うことが必要です。
よって安曇野市議会は国会及び政府に対し、社会的な解決が必要となるこのような課題に対して、症状に苦しむ人に対する支援を行うよう、下記の事項について取り組むことを要望します。
記
1 香料等の健康影響に関する実態調査・研究を行うこと
2 香料等に対する健康影響に関する国民の相談窓口を設置すること
3 香料成分の表示等、香料の安全性に対して、実効性ある法的規制を検討すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和4年〇月〇日
衆議院議長/参議院議長/内閣総理大臣
厚生労働大臣/経済産業大臣/内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全) 宛
安曇野市議会議長
テーマは北小倉の廃棄物処理施設の問題と市の小中学校の将来構想について。
後半のテーマは教育長と存分に向き合い議論ができたと思います。
議会の一般質問は明日まで。
後半の委員会審査・陳情審査に向います。
陳情は今回もいくつか出ていますが、注目は
「化学物質過敏症の認識を広め、香害対策を求める陳情書」です。
香害とは香りや匂いの害。
洗濯で使用する柔軟剤や消臭剤などにより、体調不良を起こす方たちが居ます。
まだ認知度は低いかもしれませんが、今回陳情を通して議会議論します。
陳情内容を最下部に載せますね。
さて2月の議員活動報告です。
議会報告会のオンライン開催での準備を進めていましたが、
それがコロナ拡大により開催見合わせに。
その他マウンテンバイクコースについての相談などの市民相談、
そして定例会開始と盛りだくさんの月でした。
2月議員活動報告
2月1日 議会報告会リハーサル
2月1日 議員の合同報告会の打ち合わせ
2月2日 市民相談(三郷悪臭問題対策協議会と三郷議員)
2月2日 地元警察官と面談
2月3日 議会運営委員会
結局報告会は議会内でのコロナ陽性者発生もあり、開催見合わせに。
2月5日 議会報告会の中止による会場待機
2月6日 市民相談(マウンテンバイクコースについて)
2月6日 議員の合同報告会
議会報告会は中止になりましたが、議員有志による報告会はオンラインで開催。
24人の参加者がありました。
2月7日 洞合公園隣地の太陽光パネル問題の会議
2月8日 行政と面談(学校教育課、小中学校の将来構想案)
2月9日 議会運営委員会
2月9日 市民相談(光害対応、ラブホテル現場立ち合い)
2月10日 全員協議会
2月11日 議会質問準備(北小倉ゴミ問題)
2月11日 学校の先生と意見交換
2月14日 医療的ケア児のお話を聴く(オンラインで)
2月14日 予算・財政勉強会(みどりネット信州主催、オンラインで)
2月15日 定例会初日/行政の窓口回り
2月16日 一般質問の行政聴き取り
2月17日 松本広域組合議会
2月18日 議会改革推進委員会
2月21日 市民と会派の面談(MTBコースについて)
2月22日 定例会本会議(補正予算審議)
2月23日 市民相談(子どものワクチン接種について)
2月24・25日 全員協議会(予算説明)
2月26日 不登校だった人の体験を聴く会(オンラインで)
2月27日 市民と有志議員の予算トーク(オンラインで)
2022年2月2日
安曇野市議会議長 平林 明 様
化学物質過敏症の認識を広め、香害対策を求める陳情書
提出者 濵岳志 綾子
住所 安曇野市三郷小倉2820-3
< 陳情趣旨 >
私は化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=以下CS)です。2020年よりCS療養のため、岡谷市から安曇野市に引っ越してきました。同年9月に東京の専門医そよ風クリックにて確定診断を受けました。2009年10月に病名登録され日本国内のCS患者数は700万人と言われています。
CSとは、一般の人が感知できないほどのごくわずかな化学物質に反応するアレルギー症状で、呼吸困難や全身の脱力、意識損失などの激しい症状が現れます。原因となる化学物質は、社会で日常的に使われる合成洗剤(衣類の柔軟剤を含む)殺虫剤、殺菌剤、抗菌剤、除草剤など様々ですが、多くは匂いや香りを発するので、CSの80%以上が匂いや香りのある一般商品が原因になるとも言われています。
CSの発症により、岡谷市で夫婦で営んでいた蕎麦店を続けられなくなり、実家のある安曇野市で療養生活を始めて2年になりますが、匂いは空気中に拡散し、目に見えないため、日常生活はとても困難です。買い物にも出掛けられず、仕事につくこともままなりません。
転入してきたばかりの頃、図書館で「香りが苦手な人への配慮」を呼びかけるポスターの掲示を見て、安曇野市に来て本当に良かったと心から安心した事が忘れられません。
しかし、あれから2年が経った今、市の施設には柔軟剤の匂いが充満しており、中に入る事もできません。施設利用者もそうですが、職員の多くが柔軟剤を使用されているようです。CS発症者は、自然環境に恵まれた安曇野市のようなまちで暮らしていても、生活に様々な不便を強いられる場面が増えてきています。さらに、単に生活の不便さという問題だけでなく、香害による健康被害のリスクは、大人より子供、子供より胎児により高いということもわかってきました。
安曇野市行政として、市民のみなさんに、とりわけ香害リスクの高いこども・若者、子育て世代に向けて香害の周知を図ることなど、早急に改善策を講じていただくようお願いします。
誰にでも優しい安曇野市づくりに向けてご尽力いただくようお願い致します。
下記の通り要望を提出致します。
< 陳情項目 >
1: 安曇野市でもCSに関する実態調査をしてください。
2: 香害に苦しんでいる人への理解を促し、誰もがCS発症のリスクがあることを注意喚起する香料使用の自粛を求めるポスター・リーフレット等を、学校を含めた市の公共施設に掲示・設置してください。
3: 市及び学校職員、一般市民を対象にしたCSに関する学習会を開催し、市全体で香害問題とリスク等について知識を深める機会を作ってください。
4: CS発症者にとって香害はバリア(障壁)そのものです。市役所など市の施設では、職員が柔軟剤等の人工的な香料をなるべく使わない等、公共施設における香りのバリアフリー化を促進してください。
5: 国に対して市議会から、香害の実態調査、相談窓口の設置、香料成分の表示等、香料の安全性に対する実効性ある法的規制を求める意見書を提出してください。
以上
柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の健康影響に関する調査等を求める意見書(案)
毎年続々と新商品が発売される柔軟仕上げ剤や消臭・除菌スプレー等「香り」ブームの中、それら香り商品によって健康を損なう人が急増しています。
香料等について具体的な法的規制のない日本において、香料等によって引き起こされる様々な症状に苦しんでいる人の健康への影響を軽減することは、現段階では非常に難しい状況です。香り商品に使われる化学物質が健康に対して何らかの症状をもたらすという、発症に至る原因や仕組みは解明されていません。
しかしながら、香りによる健康への影響はタバコの受動喫煙と同様、他人が使用する香料等に暴露して健康を損なう恐れがあります。香り商品に含まれる化学物質が健康に及ぼすネガティブな影響を軽減するために、必要かつ効果的な対策を講じるには、早急な実態把握と香料等の健康影響に関する調査・研究を行うことが必要です。
よって安曇野市議会は国会及び政府に対し、社会的な解決が必要となるこのような課題に対して、症状に苦しむ人に対する支援を行うよう、下記の事項について取り組むことを要望します。
記
1 香料等の健康影響に関する実態調査・研究を行うこと
2 香料等に対する健康影響に関する国民の相談窓口を設置すること
3 香料成分の表示等、香料の安全性に対して、実効性ある法的規制を検討すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和4年〇月〇日
衆議院議長/参議院議長/内閣総理大臣
厚生労働大臣/経済産業大臣/内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全) 宛
安曇野市議会議長
- 関連記事
-
- ★3月の議員活動報告 (2022/04/01)
- ★2月の議員活動報告 (2022/03/03)
- ★1月の議員活動報告 (2022/02/03)