★頼もしい若手新人議員!
- 2022/02/25
- 16:52
3月定例会が続いています。
昨日今日と2日間にわたり、市の新年度予算案について、
行政各部署から説明を受けました。
こんなに手厚く説明を受けられることも、議員の「特権」ですね。
(特権という言葉はあまり好きではありませんが・・・。)
しかし、この特権=特別な権利は、「特別な責任」と表裏一体です。
しっかりと審議する責任、賛成反対の議決をする責任、
そして、それを市民のみなさんに説明する責任です。
そこで今回は、議員有志で予算案について
市民のみなさんとトークするオンライン企画を行います。
各議員の視点で、自身が注目する施策・事業を解説し、
それについて市民のコメントをもらう。
また市民からも市の事業や施策について聴いてもらい、それに応える。
議決した予算の報告はこれまでしてきましたが、
議会での審議に入る前に、
市民のみなさんと双方向のやり取りをする試みは初めてのこと。
これもチャレンジです。
参加する有志議員は、竹内秀太郎議員、内川集雄議員、
小林純子議員、増井裕壽議員、そして望三郎の5人です。
これは会派の枠組みを超えた有志議員による企画です。
ぜひ以下の時間にZoomでご参加ください。
★市民と議員有志の予算案トーク★
♪日時:2月27日(日)午前10時~11時30分
♪方法:オンラインで。以下にアクセスしてね。
https://us02web.zoom.us/j/84592599719?pwd=ZFZ5QjdMV3prZ1NYb2xPU3MzZUdudz09
ミーティングID: 845 9259 9719 パスコード: 054969
♪進め方:①まず参加議員から、自分の注目する予算案の事業・施策をトーク
②それらの事業・施策について、参加された市民からの意見
③市民のみなさんからの注目する事業・施策や関心分野のについての質問など
♪予算案資料:時間的余裕、関心があれば以下をご覧ください。
①一番手っ取り早く知りたい人はコチラの予算案概要
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50209.pdf
②興味ある施策や分野を知りたい人はコチラの事業別予算概要説明書
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50220.pdf
③本丸はコチラの予算書案
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50207.pdf
さてここからが本題です。
2月22日に令和3年度の補正予算を審議する本会議が行われました。
その時に、医療費を18歳まで無料にする条例改正案の議決も行われました。
医療費18歳まで無料というのは、太田市長の選挙時の公約でした。
条例改正議案はそれに対応するもの。
子育て中の方たちは、医療費無料が現行の15歳→18歳に拡大されることは
大いに喜ばしいことだと思われるでしょう。
ところが、この条例改正に一人の新人議員が注目し、異議を唱えました。
橋本裕二議員。
曰く、
「市の無料化方針は『18歳になった年度の3月31日まで』だが、
これだと不公平を生じるので『18歳以下』とすべきだ。」と。
みなさん、分かります?
市の改正内容だと、
4月1日生まれの人はその年度の終わりである3月31日まで、丸1年間医療費は無料。
しかし3月31日生まれの人は、18歳になったその日1日しか医療費は無料にならないのです。
行政は年度主義なので、こういうやり方になるのでしょうが、
ほぼ丸1年の違いが出てしまうわけですね。
「年度末ということで違いが出るのはしょうがない。
まずは18歳まで拡大されたのだから、いいじゃないか。」
と思う方も多いでしょう。その考えもありです。
で、私が感動したのは以下のことです。
この橋本議員、自身の主張をしっかりと議会に届けるべく、
自分で条例の修正議案を作り、所管の福祉教育委員会に提出したのです。
何か疑問があった時に、議会のルールにのっとって、
ちゃんとした公の議論を行う。
それが議員の仕事であり、責任です。
その修正議案は委員会では否決されると、
今度は本会議の議決にあたり、行政の原案に対して反対討論の通告を行いました。
(まあ、これは議員なら当たり前ですが。)
議決の際の討論では、
橋本議員の反対討論→矢澤議員の賛成討論→増井裕壽の反対討論と続き、
30代の若手しかも新人議員が3人続けて熱のある討論をし合う様子に、
議席の最後列で私は、
「ああ、議会が世代交代し、変わりつつある。」と感じました。
橋本議員も増井議員も、私や小林純子さんと同じ会派ですが、
別に会派でそうしようと相談して決めたわけではなく、
もちろん私たち先輩議員がその指示を出したわけでもなく、
2人の若手新人議員は、
「自分の頭」で考えて課題を見つけ出し、
「自分の意志」で修正議案の提出や討論を行ったわけです。
「議員だから、そんなの当たり前だろ!」って市民の声が聞こえてきそうですが、
私は彼らに、自らの足で立つ、自立した議員としての強さや矜持(きょうじ)を感じたのです。
私も頑張らなきゃ。
市議会は変わっていきます。
昨日今日と2日間にわたり、市の新年度予算案について、
行政各部署から説明を受けました。
こんなに手厚く説明を受けられることも、議員の「特権」ですね。
(特権という言葉はあまり好きではありませんが・・・。)
しかし、この特権=特別な権利は、「特別な責任」と表裏一体です。
しっかりと審議する責任、賛成反対の議決をする責任、
そして、それを市民のみなさんに説明する責任です。
そこで今回は、議員有志で予算案について
市民のみなさんとトークするオンライン企画を行います。
各議員の視点で、自身が注目する施策・事業を解説し、
それについて市民のコメントをもらう。
また市民からも市の事業や施策について聴いてもらい、それに応える。
議決した予算の報告はこれまでしてきましたが、
議会での審議に入る前に、
市民のみなさんと双方向のやり取りをする試みは初めてのこと。
これもチャレンジです。
参加する有志議員は、竹内秀太郎議員、内川集雄議員、
小林純子議員、増井裕壽議員、そして望三郎の5人です。
これは会派の枠組みを超えた有志議員による企画です。
ぜひ以下の時間にZoomでご参加ください。
★市民と議員有志の予算案トーク★
♪日時:2月27日(日)午前10時~11時30分
♪方法:オンラインで。以下にアクセスしてね。
https://us02web.zoom.us/j/84592599719?pwd=ZFZ5QjdMV3prZ1NYb2xPU3MzZUdudz09
ミーティングID: 845 9259 9719 パスコード: 054969
♪進め方:①まず参加議員から、自分の注目する予算案の事業・施策をトーク
②それらの事業・施策について、参加された市民からの意見
③市民のみなさんからの注目する事業・施策や関心分野のについての質問など
♪予算案資料:時間的余裕、関心があれば以下をご覧ください。
①一番手っ取り早く知りたい人はコチラの予算案概要
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50209.pdf
②興味ある施策や分野を知りたい人はコチラの事業別予算概要説明書
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50220.pdf
③本丸はコチラの予算書案
https://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/50207.pdf
さてここからが本題です。
2月22日に令和3年度の補正予算を審議する本会議が行われました。
その時に、医療費を18歳まで無料にする条例改正案の議決も行われました。
医療費18歳まで無料というのは、太田市長の選挙時の公約でした。
条例改正議案はそれに対応するもの。
子育て中の方たちは、医療費無料が現行の15歳→18歳に拡大されることは
大いに喜ばしいことだと思われるでしょう。
ところが、この条例改正に一人の新人議員が注目し、異議を唱えました。
橋本裕二議員。
曰く、
「市の無料化方針は『18歳になった年度の3月31日まで』だが、
これだと不公平を生じるので『18歳以下』とすべきだ。」と。
みなさん、分かります?
市の改正内容だと、
4月1日生まれの人はその年度の終わりである3月31日まで、丸1年間医療費は無料。
しかし3月31日生まれの人は、18歳になったその日1日しか医療費は無料にならないのです。
行政は年度主義なので、こういうやり方になるのでしょうが、
ほぼ丸1年の違いが出てしまうわけですね。
「年度末ということで違いが出るのはしょうがない。
まずは18歳まで拡大されたのだから、いいじゃないか。」
と思う方も多いでしょう。その考えもありです。
で、私が感動したのは以下のことです。
この橋本議員、自身の主張をしっかりと議会に届けるべく、
自分で条例の修正議案を作り、所管の福祉教育委員会に提出したのです。
何か疑問があった時に、議会のルールにのっとって、
ちゃんとした公の議論を行う。
それが議員の仕事であり、責任です。
その修正議案は委員会では否決されると、
今度は本会議の議決にあたり、行政の原案に対して反対討論の通告を行いました。
(まあ、これは議員なら当たり前ですが。)
議決の際の討論では、
橋本議員の反対討論→矢澤議員の賛成討論→増井裕壽の反対討論と続き、
30代の若手しかも新人議員が3人続けて熱のある討論をし合う様子に、
議席の最後列で私は、
「ああ、議会が世代交代し、変わりつつある。」と感じました。
橋本議員も増井議員も、私や小林純子さんと同じ会派ですが、
別に会派でそうしようと相談して決めたわけではなく、
もちろん私たち先輩議員がその指示を出したわけでもなく、
2人の若手新人議員は、
「自分の頭」で考えて課題を見つけ出し、
「自分の意志」で修正議案の提出や討論を行ったわけです。
「議員だから、そんなの当たり前だろ!」って市民の声が聞こえてきそうですが、
私は彼らに、自らの足で立つ、自立した議員としての強さや矜持(きょうじ)を感じたのです。
私も頑張らなきゃ。
市議会は変わっていきます。
- 関連記事
-
- 再チャレンジ!3月26日議会報告会をオンラインで開催します! (2022/03/24)
- ★頼もしい若手新人議員! (2022/02/25)
- 2月5日のオンライン議会報告会のZoomアドレス (2022/01/29)