とっても残念で、悔しくて、情けない安曇野市議会
- 2021/07/08
- 11:55
安曇野市民のみなさん、読んでくださいね。
【とっても残念で、悔しくて、情けない安曇野市議会】
なんてタイトルで書くのは本当に嫌なのだけど。
だって、私もその議会の一員だし、自分に矢を放っているようなものだから。
私(ら)だけが良くて、大多数の議員がダメだってことを言いたいわけではないつもりなんだけど。
事の発端は、6月16日に「安曇野市の給食を守る会」のみなさんから、
安曇野市議会との意見交換会開催の申し入れがされたこと。
これは安曇野市議会基本条例第6条第5項に基づく申し入れで、
そこには「議会は市民の多様な意見等を把握する場として、
市民との意見交換の場を設けるものとし、
市民から意見交換会開催の要望があったときは、
これに応じるよう努めるものとする。」とある。
ところが結果として、我々安曇野市議会はこの意見交換会を開催しないことにした。
意見交換会の運用規程というのがあって、
そこに「開催について議長が議会改革委員会等へ意見を聴き・・・」というくだりがある。
で、6月29日の議会改革委員会で、議長はこの件を改革委に諮ったわけです。
そこでの検討で、「開催せず」が多数となり、
議長は委員会の状況から開催しないことを決めたのです。
問題はこの時の議会改革委員会の議論。
私は委員ではないので傍聴するしかなかったのだけど、
何度も大きな声で、「それはおかしい!」と意見を言いたかったぐらい。
そして、このような判断が議員全員の考えだと絶対に思われたくないと思い、
意見交換会開催を要望する申し入れをしようと有志議員に働きかけました。
結果、名を連ねることになったのは、
私の他に小林純子議員、林孝彦議員、共産党市議団の井出議員、猪狩議員、臼井議員の6名。
しかし、既に議長が開催せずの判断をし、マスコミ紙面もそれを報道、それは事実化してしまった。
結果、その申し入れも出せずじまい。
これでは気が済まないし、
こんなことが我が議会に起こっていることは見過ごせないと思い、
先日非公式ではあるが、議長、副議長、議会事務局と
望三郎、小林純子議員、井出議員とで話し合いの場を持った。
そこで伝えたことは以下の内容。
またそれらは開催要望の申し入れに書いていた内容でもある。
①給食センターの陳情は所管の福祉教育委員会では2度の継続審査となっている。
(今回6月定例会も継続にした。)
ならば、更なる審議のための知見を深める機会として、意見交換会を開催すべき。
②意見交換会を要望する「給食を守る会」は2度の委員会審査で、
陳情の説明や議会傍聴をされており、我々議会の議論を聴いている。
それを聴いて、「これではまだ議員の理解度が低い」と思ったのか、
更なる意見交換会を望んでいる。
市民の意見に耳を傾けるのは議員・議会としての責務であり、
「これ以上は聴く必要はない。」「既に十分に聞いた。」というのは、
一部議員の一方的な意見であり、市民の立場に立っていないこと。
※ここでそんな発言をした方の名前を書いてもいいのだけど。
③29日の改革委員会では、
「市民からの意見交換会開催の申し入れ時に、選挙の参考にもしたい、との話もあった。
選挙がらみを理由にしたものでは受けてはならない。」
という趣旨の議長発言があった。(これ議事録読めば分かります。)
しかし、市民が選挙における投票行動について、
議員の考えや意見を聴くのは至極当然のことであり、
これをもって開催できないとするのは、
市民の投票行動を忖度しがちな議員側の問題であって、
開催を断る理由にならないこと。
④近頃の本議会におけるハラスメント問題など、市民の議会を見る目は厳しい。
条例に則った市民からの要望を受けないとするならば、
益々議会としての信頼を失い、議会が市民から乖離してしまう恐れがあること。
私は上記内容と精いっぱいの思いを議長・副議長に伝えましたよ。
「とっても残念で、悔しくて、情けない安曇野市議会だ。」と。
議長からは、「そんな議会を変えていかないといけない。」との発言をもらいましたが。
市民との意見交換会の要望が出されても、やらない議会、
という負の実績が積みあがっていく。
議会基本条例で明文化し、扉を開いているのに、
いざ市民がその扉に手をかけて開けて入ろうとすると、「入るな」と言う。
一体どっちなんだ、って市民は言いたくなるだろう。
ああ、市民が議会と意見交換をしたい、と言われたときに、
前のめりで、よっしゃ~と喜んで応えていける議会にしたい。
こんな発信をしたら、
読んだ議員(特に開催せず、の意見を言った議員)との間に溝ができて、
チーム議会になりにくいのかもしれないけど、
「チーム議会」ってそんな安っぽいものでもないから。
本当にこんな議会を変えていかなければならないから。
参考)
議会改革推進委員会メンバー
委員長 林 孝彦
副委員長 遠藤 武文
委員 井出 勝正 一志 信一郎 中村 今朝子 平林 明 宮下 明博 内川 集雄
そんな思いも明日のオンラインでの政治トークライブにつなげます。
トークライブ:今、地方がオモシロイ!政治トークライブVOL1
2人の地方議員(増田望三郎・安曇野市議会議員、伊藤大輔・神奈川県秦野市議会議員)に、
政治ど素人市民が政治や議会の素朴な質問をぶつけます。
ローカルを舞台に生きる我われと政治・地方議会の大切な関係を考える
政治トークライブの第1弾。
さあ、みんな、政治への素朴な意見を現役議員に投げてみよう!
日時:7月9日(金) 7:30 ~9:00PM
参加費:無料
スピーカー:
・増田望三郎(安曇野市議会議員、2期目8年)
http://bouzaburo.com/
・伊藤大輔(秦野市議会議員、1期目2年)
https://respecto-hadano.wixsite.com/home
進行:田村秀峯
主催:増田望三郎後援会
開催当日夜7:25より以下のリンクに入ってください。
https://us02web.zoom.us/j/83593309169?pwd=am5vWXBtTUU4cjVHUzAxUERDenlUdz09
ミーティングID: 835 9330 9169
パスコード: 636362
Zoomに入ればコメントしたり、一緒に語り合えますよ。
Facebookでも流す予定ですが、こちらは見る&聴くだけになります。
ぜひZoomに入って来てくださいね。
【とっても残念で、悔しくて、情けない安曇野市議会】
なんてタイトルで書くのは本当に嫌なのだけど。
だって、私もその議会の一員だし、自分に矢を放っているようなものだから。
私(ら)だけが良くて、大多数の議員がダメだってことを言いたいわけではないつもりなんだけど。
事の発端は、6月16日に「安曇野市の給食を守る会」のみなさんから、
安曇野市議会との意見交換会開催の申し入れがされたこと。
これは安曇野市議会基本条例第6条第5項に基づく申し入れで、
そこには「議会は市民の多様な意見等を把握する場として、
市民との意見交換の場を設けるものとし、
市民から意見交換会開催の要望があったときは、
これに応じるよう努めるものとする。」とある。
ところが結果として、我々安曇野市議会はこの意見交換会を開催しないことにした。
意見交換会の運用規程というのがあって、
そこに「開催について議長が議会改革委員会等へ意見を聴き・・・」というくだりがある。
で、6月29日の議会改革委員会で、議長はこの件を改革委に諮ったわけです。
そこでの検討で、「開催せず」が多数となり、
議長は委員会の状況から開催しないことを決めたのです。
問題はこの時の議会改革委員会の議論。
私は委員ではないので傍聴するしかなかったのだけど、
何度も大きな声で、「それはおかしい!」と意見を言いたかったぐらい。
そして、このような判断が議員全員の考えだと絶対に思われたくないと思い、
意見交換会開催を要望する申し入れをしようと有志議員に働きかけました。
結果、名を連ねることになったのは、
私の他に小林純子議員、林孝彦議員、共産党市議団の井出議員、猪狩議員、臼井議員の6名。
しかし、既に議長が開催せずの判断をし、マスコミ紙面もそれを報道、それは事実化してしまった。
結果、その申し入れも出せずじまい。
これでは気が済まないし、
こんなことが我が議会に起こっていることは見過ごせないと思い、
先日非公式ではあるが、議長、副議長、議会事務局と
望三郎、小林純子議員、井出議員とで話し合いの場を持った。
そこで伝えたことは以下の内容。
またそれらは開催要望の申し入れに書いていた内容でもある。
①給食センターの陳情は所管の福祉教育委員会では2度の継続審査となっている。
(今回6月定例会も継続にした。)
ならば、更なる審議のための知見を深める機会として、意見交換会を開催すべき。
②意見交換会を要望する「給食を守る会」は2度の委員会審査で、
陳情の説明や議会傍聴をされており、我々議会の議論を聴いている。
それを聴いて、「これではまだ議員の理解度が低い」と思ったのか、
更なる意見交換会を望んでいる。
市民の意見に耳を傾けるのは議員・議会としての責務であり、
「これ以上は聴く必要はない。」「既に十分に聞いた。」というのは、
一部議員の一方的な意見であり、市民の立場に立っていないこと。
※ここでそんな発言をした方の名前を書いてもいいのだけど。
③29日の改革委員会では、
「市民からの意見交換会開催の申し入れ時に、選挙の参考にもしたい、との話もあった。
選挙がらみを理由にしたものでは受けてはならない。」
という趣旨の議長発言があった。(これ議事録読めば分かります。)
しかし、市民が選挙における投票行動について、
議員の考えや意見を聴くのは至極当然のことであり、
これをもって開催できないとするのは、
市民の投票行動を忖度しがちな議員側の問題であって、
開催を断る理由にならないこと。
④近頃の本議会におけるハラスメント問題など、市民の議会を見る目は厳しい。
条例に則った市民からの要望を受けないとするならば、
益々議会としての信頼を失い、議会が市民から乖離してしまう恐れがあること。
私は上記内容と精いっぱいの思いを議長・副議長に伝えましたよ。
「とっても残念で、悔しくて、情けない安曇野市議会だ。」と。
議長からは、「そんな議会を変えていかないといけない。」との発言をもらいましたが。
市民との意見交換会の要望が出されても、やらない議会、
という負の実績が積みあがっていく。
議会基本条例で明文化し、扉を開いているのに、
いざ市民がその扉に手をかけて開けて入ろうとすると、「入るな」と言う。
一体どっちなんだ、って市民は言いたくなるだろう。
ああ、市民が議会と意見交換をしたい、と言われたときに、
前のめりで、よっしゃ~と喜んで応えていける議会にしたい。
こんな発信をしたら、
読んだ議員(特に開催せず、の意見を言った議員)との間に溝ができて、
チーム議会になりにくいのかもしれないけど、
「チーム議会」ってそんな安っぽいものでもないから。
本当にこんな議会を変えていかなければならないから。
参考)
議会改革推進委員会メンバー
委員長 林 孝彦
副委員長 遠藤 武文
委員 井出 勝正 一志 信一郎 中村 今朝子 平林 明 宮下 明博 内川 集雄
そんな思いも明日のオンラインでの政治トークライブにつなげます。
トークライブ:今、地方がオモシロイ!政治トークライブVOL1
2人の地方議員(増田望三郎・安曇野市議会議員、伊藤大輔・神奈川県秦野市議会議員)に、
政治ど素人市民が政治や議会の素朴な質問をぶつけます。
ローカルを舞台に生きる我われと政治・地方議会の大切な関係を考える
政治トークライブの第1弾。
さあ、みんな、政治への素朴な意見を現役議員に投げてみよう!
日時:7月9日(金) 7:30 ~9:00PM
参加費:無料
スピーカー:
・増田望三郎(安曇野市議会議員、2期目8年)
http://bouzaburo.com/
・伊藤大輔(秦野市議会議員、1期目2年)
https://respecto-hadano.wixsite.com/home
進行:田村秀峯
主催:増田望三郎後援会
開催当日夜7:25より以下のリンクに入ってください。
https://us02web.zoom.us/j/83593309169?pwd=am5vWXBtTUU4cjVHUzAxUERDenlUdz09
ミーティングID: 835 9330 9169
パスコード: 636362
Zoomに入ればコメントしたり、一緒に語り合えますよ。
Facebookでも流す予定ですが、こちらは見る&聴くだけになります。
ぜひZoomに入って来てくださいね。
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