★6月定例会の一般質問
- 2021/06/04
- 12:18
今日は警報級の雨とのこと。
予定していた安曇野市の田んぼアートの作業も中止になりました。
今日は進めたかった室内仕事や議会の質問準備です。
6月定例会の各議員の一般質問が出揃いました。
今回は21人中18人の議員が登壇します。
日程は6月11日(金)、14日(月)、15日(火)の3日間です。
私の今回の質問テーマは2つ。
1、政策が先か、アウトソーシングが先か~市における民間活力導入のあり方について~
2、エネルギーの地産地消で地域経済循環と脱炭素化を~自治体新電力にチャレンジ~
です。
議会だより作成の広報委員会では、呼んでもらう紙面づくりのために、
キャッチコピーや見出しを、あれっと思わせるキャッチーなものに、という研修を受けています。
質問のテーマも多少は工夫しているつもりです。いかがでしょうか。
私の登壇日は6月15日(火)の3番目です。
読みとしては午後1時~になりそうですが、
前の2人が早めに終われば午前11時30分ぐらいから始まるかもしれません。
傍聴やネット視聴をする方は、上記の点留意してください。
以下、望三郎の通告書内容です。
◎質問テーマ1『政策が先か、アウトソーシングが先か~市における民間活力導入のあり方について~』
第4次行財政改革大綱の基本方針「合理的かつ質の高い行政経営の実現」では「民間活力の活用」をうたっている。
1、市が考える官民連携・民間活力の活用とはどういうものか
2、その中での行政が果たす役割は
3、民間活力の導入の効果の検証(成功事例、失敗事例について)
4、具体的な官民連携について
①モンベルとのフレンドタウン提携で市は何を狙うのか
②安曇野の里の指定管理で市は何を狙うのか
③保育民営化で市は何を狙うのか
5、既存業務・既存事業のアウトソーシングだけでなく、新たな価値を創造する政策の官民連携の方向性はないのか。
【解説】
行政は市民サービスの向上と効率的な運営のために、官民連携や民間活力の導入を積極的に進めています。
例えば、ファインビュー室山やしゃくなげの湯は市の所有する施設ですが、
運営・経営はファインビューの場合は市も出資する第三セクターの会社が、
しゃくなげの湯は指定管理者という制度を使って、民間の会社が運営しています。
このように施設運営(経営)はノウハウが必要で、そのノウハウが市には無いため民間に業務を委託するのです。
市の事業を積極的に民間に任せていくにしても、そこには市の政策的な狙いが必要です。
「安曇野市としては、この分野をもっとこんな風に進めていきたい。
なので、民間の力を借り、発揮してもらって進めていく。」ということ。
また官民連携して民間事業者に発揮してもらうのはいいが、その際の市の役割は何なのか?
ということも大事です。
今回は官民連携の在り方と、アウトドアメーカーのモンベルさんら実際の事業者との官民連携の事例を質問します。
また既存業務のアウトソーシング(行政外に事業運営を委託していくこと)だけでなく、
新たな価値を創造する政策の方向性についても質します。※これは以下の質問テーマ2につながっていきます。
◎質問テーマ2『エネルギーの地産地消で地域経済循環と脱炭素化を~自治体新電力にチャレンジ~』
持続可能なまちづくりは、食糧自給、エネルギー自給、域内での経済循環が必要だと考える。
エネルギーの地産地消で域内経済循環と脱炭素化を進める自治体新電力にチャレンジできないか。
二手先、三手先の安曇野市のまちづくりを議論したい。
1、新電力の切り替えにおけるコスト削減効果
2、地域新電力、自治体新電力で地域内の経済循環を
3、ゼロカーボンをどのように進めるのか。環境政策としての自治体新電力を。
4、新しい価値を創造する自治体新電力のチャレンジ
【解説】
僕の中でもエネルギーの自給というのはずっと問題意識がありました。
安曇野に移住する前の東京時代は、食べ物はスーパーで買って消費するだけ。
安曇野に移住してからは、お米や野菜を自給できるようになって、
暮らしの充実度はあがり、経済や災害などの社会情勢による影響が少なくなりました。
この自立した状態をエネルギーにおいてもできないか。
それも個人レベルの取り組みだけでなく、安曇野市全体で(または松本エリア全体で)
エネルギーを自給することで、食と同じように他に依存する要素を減じ、
足腰の強い持続可能な安曇野市に向かっていきたいと考えます。
その一つの方策が「地域新電力」、「自治体新電力」です。
洞合公園隣地の太陽光パネル設置には反対していますが、
この問題に向き合う中で、我が市にエネルギー自給に関する理念や計画が無いことが一因ではないかと考えるようになりました。
計画が無い→無計画→無秩序となり、県外業者がやりたいように侵食してくる。
エネルギーの自給計画とアクションを、市が前のめりでやることでそのことが変わっていくのでは。
以上2問。
特に質問テーマ2については、自分の中でも今このテーマを本市でも行政と考えておかなければ、という思いです。
国など何か大きなものに翻弄されるのではなく、自分たちが食、エネルギー、経済と自立していくことで
自分たちの主体的なまちづくりをもっと進めていくことができると思うのです。
いずれも聴きごたえがある質問をしますので、どうぞ傍聴に、またはオンライン中継をご覧ください。
また各議員の質問通告書は以下から見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/79154.html
今回も18人の議員による多様なテーマの質問を注目してみてください。
私のおススメする注目の質問を挙げると、
●最近マスコミでも再三取り上げられるテーマでは
・防犯教育としての幼児期の性教育の必要性(11日、内川議員)
・ジェンダーギャップを解消して、女性が活躍するまちづくりの推進(11日、竹内議員)
●市における市民要望のあるテーマでは
・市内巡回バス実現結果とあづみん拡充運行について(11日小松洋一郎議員、14日平林徳子議員、15日臼井議員)
・廃止の方向が出されている堀金給食センターについて(11日、一志議員)
・認定こども園の民営化(14日、井出議員)
●その他
・安曇野の水環境について(11日、中村議員)
・地下水保全について(14日、井出議員)
・黒沢洞合公園の太陽光パネルの問題(14日、井出議員)
といったところです。こちらもぜひ傍聴を。
議会定例会・一般質問は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
議場に傍聴に来られる方はマスク着用でお願いします。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/
予定していた安曇野市の田んぼアートの作業も中止になりました。
今日は進めたかった室内仕事や議会の質問準備です。
6月定例会の各議員の一般質問が出揃いました。
今回は21人中18人の議員が登壇します。
日程は6月11日(金)、14日(月)、15日(火)の3日間です。
私の今回の質問テーマは2つ。
1、政策が先か、アウトソーシングが先か~市における民間活力導入のあり方について~
2、エネルギーの地産地消で地域経済循環と脱炭素化を~自治体新電力にチャレンジ~
です。
議会だより作成の広報委員会では、呼んでもらう紙面づくりのために、
キャッチコピーや見出しを、あれっと思わせるキャッチーなものに、という研修を受けています。
質問のテーマも多少は工夫しているつもりです。いかがでしょうか。
私の登壇日は6月15日(火)の3番目です。
読みとしては午後1時~になりそうですが、
前の2人が早めに終われば午前11時30分ぐらいから始まるかもしれません。
傍聴やネット視聴をする方は、上記の点留意してください。
以下、望三郎の通告書内容です。
◎質問テーマ1『政策が先か、アウトソーシングが先か~市における民間活力導入のあり方について~』
第4次行財政改革大綱の基本方針「合理的かつ質の高い行政経営の実現」では「民間活力の活用」をうたっている。
1、市が考える官民連携・民間活力の活用とはどういうものか
2、その中での行政が果たす役割は
3、民間活力の導入の効果の検証(成功事例、失敗事例について)
4、具体的な官民連携について
①モンベルとのフレンドタウン提携で市は何を狙うのか
②安曇野の里の指定管理で市は何を狙うのか
③保育民営化で市は何を狙うのか
5、既存業務・既存事業のアウトソーシングだけでなく、新たな価値を創造する政策の官民連携の方向性はないのか。
【解説】
行政は市民サービスの向上と効率的な運営のために、官民連携や民間活力の導入を積極的に進めています。
例えば、ファインビュー室山やしゃくなげの湯は市の所有する施設ですが、
運営・経営はファインビューの場合は市も出資する第三セクターの会社が、
しゃくなげの湯は指定管理者という制度を使って、民間の会社が運営しています。
このように施設運営(経営)はノウハウが必要で、そのノウハウが市には無いため民間に業務を委託するのです。
市の事業を積極的に民間に任せていくにしても、そこには市の政策的な狙いが必要です。
「安曇野市としては、この分野をもっとこんな風に進めていきたい。
なので、民間の力を借り、発揮してもらって進めていく。」ということ。
また官民連携して民間事業者に発揮してもらうのはいいが、その際の市の役割は何なのか?
ということも大事です。
今回は官民連携の在り方と、アウトドアメーカーのモンベルさんら実際の事業者との官民連携の事例を質問します。
また既存業務のアウトソーシング(行政外に事業運営を委託していくこと)だけでなく、
新たな価値を創造する政策の方向性についても質します。※これは以下の質問テーマ2につながっていきます。
◎質問テーマ2『エネルギーの地産地消で地域経済循環と脱炭素化を~自治体新電力にチャレンジ~』
持続可能なまちづくりは、食糧自給、エネルギー自給、域内での経済循環が必要だと考える。
エネルギーの地産地消で域内経済循環と脱炭素化を進める自治体新電力にチャレンジできないか。
二手先、三手先の安曇野市のまちづくりを議論したい。
1、新電力の切り替えにおけるコスト削減効果
2、地域新電力、自治体新電力で地域内の経済循環を
3、ゼロカーボンをどのように進めるのか。環境政策としての自治体新電力を。
4、新しい価値を創造する自治体新電力のチャレンジ
【解説】
僕の中でもエネルギーの自給というのはずっと問題意識がありました。
安曇野に移住する前の東京時代は、食べ物はスーパーで買って消費するだけ。
安曇野に移住してからは、お米や野菜を自給できるようになって、
暮らしの充実度はあがり、経済や災害などの社会情勢による影響が少なくなりました。
この自立した状態をエネルギーにおいてもできないか。
それも個人レベルの取り組みだけでなく、安曇野市全体で(または松本エリア全体で)
エネルギーを自給することで、食と同じように他に依存する要素を減じ、
足腰の強い持続可能な安曇野市に向かっていきたいと考えます。
その一つの方策が「地域新電力」、「自治体新電力」です。
洞合公園隣地の太陽光パネル設置には反対していますが、
この問題に向き合う中で、我が市にエネルギー自給に関する理念や計画が無いことが一因ではないかと考えるようになりました。
計画が無い→無計画→無秩序となり、県外業者がやりたいように侵食してくる。
エネルギーの自給計画とアクションを、市が前のめりでやることでそのことが変わっていくのでは。
以上2問。
特に質問テーマ2については、自分の中でも今このテーマを本市でも行政と考えておかなければ、という思いです。
国など何か大きなものに翻弄されるのではなく、自分たちが食、エネルギー、経済と自立していくことで
自分たちの主体的なまちづくりをもっと進めていくことができると思うのです。
いずれも聴きごたえがある質問をしますので、どうぞ傍聴に、またはオンライン中継をご覧ください。
また各議員の質問通告書は以下から見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/79154.html
今回も18人の議員による多様なテーマの質問を注目してみてください。
私のおススメする注目の質問を挙げると、
●最近マスコミでも再三取り上げられるテーマでは
・防犯教育としての幼児期の性教育の必要性(11日、内川議員)
・ジェンダーギャップを解消して、女性が活躍するまちづくりの推進(11日、竹内議員)
●市における市民要望のあるテーマでは
・市内巡回バス実現結果とあづみん拡充運行について(11日小松洋一郎議員、14日平林徳子議員、15日臼井議員)
・廃止の方向が出されている堀金給食センターについて(11日、一志議員)
・認定こども園の民営化(14日、井出議員)
●その他
・安曇野の水環境について(11日、中村議員)
・地下水保全について(14日、井出議員)
・黒沢洞合公園の太陽光パネルの問題(14日、井出議員)
といったところです。こちらもぜひ傍聴を。
議会定例会・一般質問は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
議場に傍聴に来られる方はマスク着用でお願いします。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/
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