黒沢洞合公園隣地の太陽光パネル問題、業者の説明会の報告
- 2021/05/25
- 23:40
【黒沢洞合公園隣地の太陽光パネル問題、業者の説明会の報告】
既にお伝えしている黒沢洞合自然公園の隣地の私有林に
太陽光パネルを設置する開発について、その後の報告。
業者は市に対して開発申請を出しており、その手続きに沿って手順が進んでいます。
23日(日)には業者主催による説明会が地元南小倉公民館で開催されました。
業者は資料を40部しか用意しておらず、その数をはるかに上回る63人の参加者が。
2時間ぐらいの予定が4時間近い説明会になりました。
太陽光発電によるCO2削減率が森林の76倍とアピールする業者に対して、
「いやいや、そのことじゃない。自然公園の隣地に作ることを我々は望んでいないんだ。」
と、公園を作った時に当時地元中学生として設計や造成に関わった方が話の焦点を明確にしてくれました。
兵庫県の会社がわざわざ長野県まで来て県内で80カ所前後の太陽光の開発をするとのこと。
それぞれの土地にある人々の暮らしや背景を知らずに、
土足で踏み散らしていくような利益目的の開発事業に対して、ハッキリとNOを突き付けた説明会でした。
「周辺住民の同意が得られていること。」という事業の認定指針から見れば、
当然認定がされるはずはないし、過去の事例でもそうでした。
「不認定というレッテルが張られる前に、申請を業者自ら取り下げて、
歓迎してくれるところでやったらどうですか。」
という発言には会場から大きな拍手が。
まだまだ確認したいこと、質問したい項目はたくさんあるのですが、時間切れ。
業者の説明も不十分で、再度の説明会開催を要望しましたが、
「説明会を必ず開催する」とは言わない不誠実な業者。
さあこういった業者に対して、安曇野市行政はどのような指導をするのか。
そこも注目であり、議員としては確認をするところです。
最後に。本市としてのエネルギー自給の計画が無いことも、
こういった無秩序な開発を許す一因になっているとも感じました。
引き続き、この問題を注目してください。

2021年5月24日付 信濃毎日新聞掲載記事
既にお伝えしている黒沢洞合自然公園の隣地の私有林に
太陽光パネルを設置する開発について、その後の報告。
業者は市に対して開発申請を出しており、その手続きに沿って手順が進んでいます。
23日(日)には業者主催による説明会が地元南小倉公民館で開催されました。
業者は資料を40部しか用意しておらず、その数をはるかに上回る63人の参加者が。
2時間ぐらいの予定が4時間近い説明会になりました。
太陽光発電によるCO2削減率が森林の76倍とアピールする業者に対して、
「いやいや、そのことじゃない。自然公園の隣地に作ることを我々は望んでいないんだ。」
と、公園を作った時に当時地元中学生として設計や造成に関わった方が話の焦点を明確にしてくれました。
兵庫県の会社がわざわざ長野県まで来て県内で80カ所前後の太陽光の開発をするとのこと。
それぞれの土地にある人々の暮らしや背景を知らずに、
土足で踏み散らしていくような利益目的の開発事業に対して、ハッキリとNOを突き付けた説明会でした。
「周辺住民の同意が得られていること。」という事業の認定指針から見れば、
当然認定がされるはずはないし、過去の事例でもそうでした。
「不認定というレッテルが張られる前に、申請を業者自ら取り下げて、
歓迎してくれるところでやったらどうですか。」
という発言には会場から大きな拍手が。
まだまだ確認したいこと、質問したい項目はたくさんあるのですが、時間切れ。
業者の説明も不十分で、再度の説明会開催を要望しましたが、
「説明会を必ず開催する」とは言わない不誠実な業者。
さあこういった業者に対して、安曇野市行政はどのような指導をするのか。
そこも注目であり、議員としては確認をするところです。
最後に。本市としてのエネルギー自給の計画が無いことも、
こういった無秩序な開発を許す一因になっているとも感じました。
引き続き、この問題を注目してください。

2021年5月24日付 信濃毎日新聞掲載記事
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