既にご存じかと思いますが、また既に署名してくれている方たちも多いかと思いますが、
三郷小倉にある黒沢洞合自然公園の隣地に
太陽光パネルができる計画の申請が民間事業者から市に出されました。
この事業者は兵庫県の会社。
長野県まで来て県内各地で70数か所の事業をしようとしているのだとか。
その中に、この洞合公園の隣地が選ばれた。狙われた。
この洞合公園は人々が気軽に出入りできる里山環境にある。
林や川がそばにあって、それらと一体となって公園の魅力を創り出している。
そこに太陽光のパネル。人工物。
何よりも、子どもたちが入って
たくさんのクワガタやカブトムシを捕った林が切り拓かれてしまう。
15,6年前の洞合公園のプランニングには、
地元の三郷中学校の生徒たちが総合学習として関わっていた。
現地調査や整備計画の立案に携わり、
池の防水シート張りなどの実地作業にも参加。
最初は、ブランコなどの遊具を設置する案もあったとか。
ところが子どもたちは烏川渓谷なども訪れて、フィールドワークを重ねて、
自然のありようを生かした公園にしたという。
ブランコを設置するんではなくて、鳥やチョウたちが憩える木々を植えたのだ。
その中学生たちも現在は30歳前後に。
その中の1人に話を聞いた。
10年以上の年月をへて父親になっていて、
昨夏、自分の子供を連れて洞合公園を訪れたとのこと。
子供の頃に自分たちが手がけた公園で楽しそうに遊ぶ我が子を見て、
この公園を大切にしたいと、そう思ったと言っていた。
この公園はたくさんの人たちが訪れる。
三郷小倉の友人大浜夫妻がやり続けてきたどあい冒険クラブ。
13年間で参加延べ人数約6,000人の子どもたちがこの洞合の谷で駆け回った。
三郷小倉の小学生たちの放課後の居場所づくりとして
行っている遊びの広場でも遊びに来た。
東北大震災後に福島の子供たちを夏の安曇野に招いた
『安曇野ひかりプロジェクト』でも、2012年度から7年間にわたって、
公園で野外活動を福島の子供たちがしている。
この洞合公園は里山体験や野外活動の舞台として、
実に様々な利用がされているのです。
業者が申請を出し、手続きに沿って手順が踏まれていく。
その中で、業者が主催する説明会も開かれる。
それを受けて市民・住民が意見を述べる機会もある。
賛成・反対の意見を言い合う公聴会もある。
最終的には土地利用審議会の中で是非が検討される。
その際に重要視されるのが住民の声。
特に「周辺住民」。今地元小倉地域を中心に反対署名を集めています。
小倉地域の署名の数が増えることが一番力を入れたいところですが、
同じ安曇野市内の人たち、
また市外でもこの洞合公園を愛してやまない人たちの署名も集めています。
ぜひご協力をお願いします。
署名については以下の通り。
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署名用紙の入手には二つあります
その1
①三郷小倉の安曇野地球宿さん
②松本市梓川のこだま食堂さん
③穂高駅前のひつじ屋さん
④穂高神社近くのクラフトショップ安曇野産
⑤穂高BIG近くの地平線倶楽部さん
営業時間内に署名が出来ます
①②③⑤では持ち帰り用の署名用紙や説明のチラシも置かせていただいています
その2
ご希望の方にメッセンジャーに署名用紙と説明のチラシのファイルを添付して送ります
個別にメッセージを送って下さい
署名欄住所に「安曇野市」と記載されているもの・無いもの、2種類あります
使いやすい方を選んでください
市内・市外が混ざってもかまいません
安曇野市と書かれてあっても、二重線で消して対応してもらっても大丈夫です
用紙は必ずA3サイズでお願いします
添付のファイルはA4サイズで印刷されますが、それをA4→A3サイズに拡大コピーしてご使用ください
お手数おかけして申し訳ございません
この署名は最終的には5月下旬から6月上旬ぐらいを目途に、市長と教育長宛に提出するものです。
5/18までにご郵送いただけるとありがたいです(送り先はチラシに書いてあります)また別の仲間はこんな動画も撮ってくれています。
https://youtu.be/t3eFLgVCQ3Y
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