議会だよりモニター座談会をやりました!
- 2020/08/22
- 23:21
長い梅雨が明けた後は毎日暑い日が続いていましたが、
昨夕の雨は畑を大分潤してくれましたかね。少し涼しくなった感じです。
さて今日は安曇野市議会初の試み、「議会だよりモニター座談会」を開催しました。
議会だよりの紙面についてのアンケートを答えてくれているモニターのみなさんと、
議会だよりを作っている広報委員会の議員10名とが集まり、意見交換を行うというもの。
モニターさん14名のうち、11名が参加してくれました。
その中には、高校1年生の女子もいました。
平均年齢67,8歳の議員のみなさんから、お孫さんのように可愛がられていましたね。
今回の座談会の意義は、
市民と議会とが直接意見交換をする機会は、
現在ほとんどない中(毎年やっている議会報告会もコロナで今年は中止に)で、その機会を持てたこと。
しかも、車座になって自己紹介し、お互いをニックネームで呼び合うなどできるだけ敷居を低くし、
そして直接やり取りをすることで、市民のみなさんの意見をしっかりと聴かせてもらったり、
逆に作り手の我々の思いや考えもお伝え出来たという、双方向のやり取りができたということでした。
モニターのみなさんからは、次号の予告編を載せてはどうか、とか、
高校生は手に取ることさえないので高校に配ってはどうかなど、
試してみたい具体的な提案もいただきました。
我々広報委員会としてはたくさんの宿題を頂いた感じです。
みなさん、ご存知でしたか?
議会だよりを1号作るのに、会議を4~5回持っているんですよ。
議会事務局(市職員から成る)が議会だよりを作るような議会も多い中で、
安曇野市議会は、
議員自らが編集方針(特集記事をどうするか、どのような見せ方をするかなど)を話し合い、
表紙の写真を議員自ら撮ったり、裏表紙の「市民の声」の依頼を議員が直接声をかけたりと、
文字通り、議員・議会手作りの広報紙なのです。
過去のものを見ると、市の施策をそのまま載せているだけで、
これでは市行政が出す広報紙とどこが違うの?というような時期もありました。
今ではそのような紙面を作ると、委員会の中でダメ出しをされてしまいます。
またかつては見出しに、「6月定例会で決まりました。」なんてコピーが載っていましたが、
それを「6月定例会で決めました。」というふうに変えたのです。気づいてます?
自分たち議員がそれぞれ責任をもって賛成して決めたわけですから、
「決まりました」なんて他人ごとではなく、
自分たちの意志を表そうと「決めました。」という見出しにしたのです。
(今では、「定例会で決めました。」なんて、インパクトの無い見出しもダメだしされますが。)
1年前に任期4年のうちの後半2年間の人事や役割を決める時に、
広報委員会の委員長の成り手がいませんでした。
その時の発信で私は以下のように書いています。
そしてもう1つは広報委員長になりました。
議会だよりを作るところですね。
この議会だよりの広報委員はめんどくさがってやりたがらない人が多いです。
そして、こんな時だけ、「望さん、どうだい?やってくれないかい?」と押し付けてくる。
そんな考え、思いで広報委員長を決めようとしていたので、
「議長や委員会の委員長は何としてもやりたがるくせに、広報委員長は押し付け合うんですか。
公費を使って発行してる議会だよりをそんなふうに捉えていることを知ったら市民はどう思いますか。」
「議会だよりは市民と議会の数少ない接点ですよ。前期2年では議会だよりのモニター制度も始まり、
議会だよりを作成することを通して議会改革を進めていけます。
私が委員長になると、それをとことんやりますよ。それでもいいというのならやります。」
というような内容を伝えて広報委員長を引き受けました。
そして副委員長には小林陽子議員にお願いして引き受けてもらいました。
というわけで、議会だよりを今まで以上に注目してくださいね。
あれから1年。
私は今、議会だよりを作る広報委員会は、
議会改革の最前線にいるんじゃないか、とさえ思っています。
議会だよりモニター制度による市民意見の広聴機能、
そして座談会を設けての市民との意見交換会。
議会活動を載せるのが議会だよりなので、議会活動が無いと紙面が作れません。
そこで政策提言をしていくことになっている委員会や議会全体への前のめりの活動への、
いい意味での「突き上げ」をしていくのも広報委員会の役割です。
「チーム議会として、議会力が高まっていくように」という観点でいつも考えています。
それを私は広報委員長として、時には勇み足過ぎることもありますが、
副委員長の小林陽子さんはじめ、広報委員のメンバーのみなさんが共に歩いてくれているのです。
私は感じるんです。
やはり、議員はみんな、いい議会にしたい、
市民のみなさんに役に立っていると思われる議会にしたいと思ってるんだと。
だから、お互いのそういった思いを引き出し合えば、きっとそうできるはずだと。
こうやって、議会だよりづくりを通じて、議会力を高め、議会として政策提案を行っていけるようになる。
そんな目標をもって、広報委員会では毎号の議会だよりをつくっています。
ぜひ手に取って読んでみてください。
だいぶ良くなってきているとモニターさんに言ってもらいましたが、まだまだです。
分かりにくいところ、改善点をぜひ指摘してください。
それを検討し、改善していく輪と和が広報委員会にはありますので。
以下は8月12日に出た最新号の議会だより59号
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/28439.html
また今回の座談会の様子は、次号60号の特集ページで掲載される予定です。

写真は開催前の会場設営でアルコール消毒を行っている広報委員会のみなさん
昨夕の雨は畑を大分潤してくれましたかね。少し涼しくなった感じです。
さて今日は安曇野市議会初の試み、「議会だよりモニター座談会」を開催しました。
議会だよりの紙面についてのアンケートを答えてくれているモニターのみなさんと、
議会だよりを作っている広報委員会の議員10名とが集まり、意見交換を行うというもの。
モニターさん14名のうち、11名が参加してくれました。
その中には、高校1年生の女子もいました。
平均年齢67,8歳の議員のみなさんから、お孫さんのように可愛がられていましたね。
今回の座談会の意義は、
市民と議会とが直接意見交換をする機会は、
現在ほとんどない中(毎年やっている議会報告会もコロナで今年は中止に)で、その機会を持てたこと。
しかも、車座になって自己紹介し、お互いをニックネームで呼び合うなどできるだけ敷居を低くし、
そして直接やり取りをすることで、市民のみなさんの意見をしっかりと聴かせてもらったり、
逆に作り手の我々の思いや考えもお伝え出来たという、双方向のやり取りができたということでした。
モニターのみなさんからは、次号の予告編を載せてはどうか、とか、
高校生は手に取ることさえないので高校に配ってはどうかなど、
試してみたい具体的な提案もいただきました。
我々広報委員会としてはたくさんの宿題を頂いた感じです。
みなさん、ご存知でしたか?
議会だよりを1号作るのに、会議を4~5回持っているんですよ。
議会事務局(市職員から成る)が議会だよりを作るような議会も多い中で、
安曇野市議会は、
議員自らが編集方針(特集記事をどうするか、どのような見せ方をするかなど)を話し合い、
表紙の写真を議員自ら撮ったり、裏表紙の「市民の声」の依頼を議員が直接声をかけたりと、
文字通り、議員・議会手作りの広報紙なのです。
過去のものを見ると、市の施策をそのまま載せているだけで、
これでは市行政が出す広報紙とどこが違うの?というような時期もありました。
今ではそのような紙面を作ると、委員会の中でダメ出しをされてしまいます。
またかつては見出しに、「6月定例会で決まりました。」なんてコピーが載っていましたが、
それを「6月定例会で決めました。」というふうに変えたのです。気づいてます?
自分たち議員がそれぞれ責任をもって賛成して決めたわけですから、
「決まりました」なんて他人ごとではなく、
自分たちの意志を表そうと「決めました。」という見出しにしたのです。
(今では、「定例会で決めました。」なんて、インパクトの無い見出しもダメだしされますが。)
1年前に任期4年のうちの後半2年間の人事や役割を決める時に、
広報委員会の委員長の成り手がいませんでした。
その時の発信で私は以下のように書いています。
そしてもう1つは広報委員長になりました。
議会だよりを作るところですね。
この議会だよりの広報委員はめんどくさがってやりたがらない人が多いです。
そして、こんな時だけ、「望さん、どうだい?やってくれないかい?」と押し付けてくる。
そんな考え、思いで広報委員長を決めようとしていたので、
「議長や委員会の委員長は何としてもやりたがるくせに、広報委員長は押し付け合うんですか。
公費を使って発行してる議会だよりをそんなふうに捉えていることを知ったら市民はどう思いますか。」
「議会だよりは市民と議会の数少ない接点ですよ。前期2年では議会だよりのモニター制度も始まり、
議会だよりを作成することを通して議会改革を進めていけます。
私が委員長になると、それをとことんやりますよ。それでもいいというのならやります。」
というような内容を伝えて広報委員長を引き受けました。
そして副委員長には小林陽子議員にお願いして引き受けてもらいました。
というわけで、議会だよりを今まで以上に注目してくださいね。
あれから1年。
私は今、議会だよりを作る広報委員会は、
議会改革の最前線にいるんじゃないか、とさえ思っています。
議会だよりモニター制度による市民意見の広聴機能、
そして座談会を設けての市民との意見交換会。
議会活動を載せるのが議会だよりなので、議会活動が無いと紙面が作れません。
そこで政策提言をしていくことになっている委員会や議会全体への前のめりの活動への、
いい意味での「突き上げ」をしていくのも広報委員会の役割です。
「チーム議会として、議会力が高まっていくように」という観点でいつも考えています。
それを私は広報委員長として、時には勇み足過ぎることもありますが、
副委員長の小林陽子さんはじめ、広報委員のメンバーのみなさんが共に歩いてくれているのです。
私は感じるんです。
やはり、議員はみんな、いい議会にしたい、
市民のみなさんに役に立っていると思われる議会にしたいと思ってるんだと。
だから、お互いのそういった思いを引き出し合えば、きっとそうできるはずだと。
こうやって、議会だよりづくりを通じて、議会力を高め、議会として政策提案を行っていけるようになる。
そんな目標をもって、広報委員会では毎号の議会だよりをつくっています。
ぜひ手に取って読んでみてください。
だいぶ良くなってきているとモニターさんに言ってもらいましたが、まだまだです。
分かりにくいところ、改善点をぜひ指摘してください。
それを検討し、改善していく輪と和が広報委員会にはありますので。
以下は8月12日に出た最新号の議会だより59号
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/28439.html
また今回の座談会の様子は、次号60号の特集ページで掲載される予定です。

写真は開催前の会場設営でアルコール消毒を行っている広報委員会のみなさん
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