考察!withコロナ時代の行政インフラとしてのオンライン整備
- 2020/07/30
- 07:46
先日、市民まちづくりトーク(私が純子さんら同僚議員とやっている市政懇談会)の
オンライン開催を行いました。
※信濃毎日新聞さんに取材され記事になっています。

2020年7月29日信濃毎日新聞掲載記事
今日はそれをやってみて実感した、
オンラインの可能性と行政のインフラ整備という観点を書いてみます。
今回のコロナ禍で、人が集まるということが良しとされず
様々なイベント、集会が中止になっています。
市政においても、様々な審議会や市民との場が開催できなくなっていたのは大きな課題だと思っています。
なぜなら、行政にしても、議会にしても、政治は市民の声を聴いていくところから始まるからです。
現在全国的にコロナの第2波が来ていて、安曇野でも感染者が出た中で、
人々の活動が再び自粛を促され、思うように会議や集まりができなくなる可能性があります。
政治もまたその影響を受けることになりますが、ここで市政をストップさせてはいけません。
オンラインを駆使すれば、今までできなかったことも、できるようになるものもあります。
そのチャレンジが今回のオンラインによる市民と語る場の開催でした。
安曇野市議会内ではもちろん、県内でも初の試みだったのではないでしょうか。
我々議員3名以外に参加者は8名。
実会場のまちづくりトークによくお見えの方もいましたが、
オンラインだから参加できたという方や県外市外の方も3人いて、
オンラインによる参加者拡大の可能性を感じました。
また先日は松糸道路の説明会が県主催(市も共催)で開かれました。
こちらは、豊科公民館を第一会場に、市役所の大会議室を第二会場にして、
その2つの会場をオンラインでつなぐという運営方法を取っていました。
主会場の第一会場での説明を、離れた場所にある第二会場の参加者も聴くことができ、
質疑の時には第二会場の参加者も質問をして、それを第一会場の県担当者が答える。
もちろんその様子を第一、第二会場の全員が聴けるというものでした。
運営もスムーズで、今後はこういうスタイルが主流になっていくのではないかと思いました。
密を防ぐために、定員を半減しなければならず、実会場だけでは参加者数は減ります。
それをオンラインを使えば、会場を分散しながら、参加したい人たちを受け入れていけるのです。
もっと行けば、この実会場同士をオンラインでつなげるだけでなく、
ズームなどの動画アプリを使えば、家に居る人も参加でき、参加者はもっと増えることが予想されます。
これはどういうことか。
オンラインを使えば、
市民のみなさんがこういった説明会や意見を集める場にアクセスしやすくなり、
多様で広い意見を拾い上げていけるようになるということなのです。
実会場にはわざわざ行かないような人、または体調や物理的に行動が不自由な人、
ネットに躊躇が無い若い世代、家にいて子どもの世話をしないといけない親御さんなどなど。
これはコロナ禍において見出されたオンラインの可能性です。
withコロナの時代(コロナとどう折り合いをつけて生きていくか)に、
こういったことをできるようにするオンライン整備は、
市行政にとって必要なインフラ(社会基盤)と言えるでしょう。
オンラインを使えば、5月には中止になった議会報告会もできるようになります。
審議会や説明会も中止や延期にすることなく、
市民の声をちゃんと聴いていくことができます。
議会で提案していこうと思います。
私がやってみた市民まちづくりトーク、
そして県の松糸道路の説明会でそのようなことを考えました。
みなさんのご意見を頂ければ。
オンライン開催を行いました。
※信濃毎日新聞さんに取材され記事になっています。

2020年7月29日信濃毎日新聞掲載記事
今日はそれをやってみて実感した、
オンラインの可能性と行政のインフラ整備という観点を書いてみます。
今回のコロナ禍で、人が集まるということが良しとされず
様々なイベント、集会が中止になっています。
市政においても、様々な審議会や市民との場が開催できなくなっていたのは大きな課題だと思っています。
なぜなら、行政にしても、議会にしても、政治は市民の声を聴いていくところから始まるからです。
現在全国的にコロナの第2波が来ていて、安曇野でも感染者が出た中で、
人々の活動が再び自粛を促され、思うように会議や集まりができなくなる可能性があります。
政治もまたその影響を受けることになりますが、ここで市政をストップさせてはいけません。
オンラインを駆使すれば、今までできなかったことも、できるようになるものもあります。
そのチャレンジが今回のオンラインによる市民と語る場の開催でした。
安曇野市議会内ではもちろん、県内でも初の試みだったのではないでしょうか。
我々議員3名以外に参加者は8名。
実会場のまちづくりトークによくお見えの方もいましたが、
オンラインだから参加できたという方や県外市外の方も3人いて、
オンラインによる参加者拡大の可能性を感じました。
また先日は松糸道路の説明会が県主催(市も共催)で開かれました。
こちらは、豊科公民館を第一会場に、市役所の大会議室を第二会場にして、
その2つの会場をオンラインでつなぐという運営方法を取っていました。
主会場の第一会場での説明を、離れた場所にある第二会場の参加者も聴くことができ、
質疑の時には第二会場の参加者も質問をして、それを第一会場の県担当者が答える。
もちろんその様子を第一、第二会場の全員が聴けるというものでした。
運営もスムーズで、今後はこういうスタイルが主流になっていくのではないかと思いました。
密を防ぐために、定員を半減しなければならず、実会場だけでは参加者数は減ります。
それをオンラインを使えば、会場を分散しながら、参加したい人たちを受け入れていけるのです。
もっと行けば、この実会場同士をオンラインでつなげるだけでなく、
ズームなどの動画アプリを使えば、家に居る人も参加でき、参加者はもっと増えることが予想されます。
これはどういうことか。
オンラインを使えば、
市民のみなさんがこういった説明会や意見を集める場にアクセスしやすくなり、
多様で広い意見を拾い上げていけるようになるということなのです。
実会場にはわざわざ行かないような人、または体調や物理的に行動が不自由な人、
ネットに躊躇が無い若い世代、家にいて子どもの世話をしないといけない親御さんなどなど。
これはコロナ禍において見出されたオンラインの可能性です。
withコロナの時代(コロナとどう折り合いをつけて生きていくか)に、
こういったことをできるようにするオンライン整備は、
市行政にとって必要なインフラ(社会基盤)と言えるでしょう。
オンラインを使えば、5月には中止になった議会報告会もできるようになります。
審議会や説明会も中止や延期にすることなく、
市民の声をちゃんと聴いていくことができます。
議会で提案していこうと思います。
私がやってみた市民まちづくりトーク、
そして県の松糸道路の説明会でそのようなことを考えました。
みなさんのご意見を頂ければ。
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