安曇野市民のみなさんへ コロナ禍の支援策について、もう一度分かりやすく書いてみました
- 2020/05/18
- 11:23
【安曇野市民のみなさんへ コロナ禍の支援策について、もう一度分かりやすく書いてみました。】
15日に市議会の臨時議会が開かれました。
年4回定期的に開かれる定例会に対し、今回は臨時的なもの。
安曇野市のコロナ支援策がまとまり、
それに関して組まれた補正予算案を議決承認するための臨時議会です。
※支援策を考えたのは市行政ですが、
それを執行(実際に行う)には市議会の議決を通じた承認がいるのです。
結果、補正予算案は全員賛成で可決されました。
これに関して反対する理由はありませんが。
さて本題。
肝心の支援策ですが、主だったものを少しかみ砕いて
改めてみなさんにお知らせしますね。(国、県も含む)
給付金など、申請が必要なものと申請をしなくても
自動的に振り込まれるものとがあるので、
該当する方で申請が必要な施策についてはお忘れなく。
●給付金(お金をもらえるもの)
①全ての人に→国の特別給付金1人あたり10万円
★これは申請が必要。書類が市から送られてくるのでそれを郵便で返送する。
マイナンバーのある人はオンラインでもできます。締切8月25日。
郵便申請者への入金は最短6月2日からです。
雇止めにあったなどで、特に入金を急いでほしいという人は、
市役所本所の1階に相談窓口があるので、そこで受け付けると入金が早められます。
②子育て世帯に→中学生までの児童1人につき国から1万円、安曇野市から2万円の合計3万円。
★いずれも手続き不要。国の支給は6月30日予定、市の支給は7月7日予定。
これとは別に通常の児童手当が6月15日に入金されます。
③子育て世帯に→国の小学校休業等対応支援金で1日4100円
小学校の休業に伴い、子どもの世話が必要となった委託を受けて仕事をする個人。
申請が必要。要件が細かいです。「小学校休業等対応支援金」で検索を。
④事業者に→国の持続化給付金
売上が前年同月比50%減が要件。
中小企業・小規模事業者には上限200万円、個人事業主には上限100万円。
★申請必要。すべてオンラインで(パソコン、スマホでOK)。申請締め切りは令和3年1月15日まで。申請より約2週間後に入金予定。
⑤事業者に→県のコロナ拡大防止協力金・支援金として30万円
休業要請の対象施設で4/26~5/6の期間、休業要請をした事業者
★申請必要。郵送のみ。締切が6月1日までに延期されました。
⑥事業者に→市内の遊興施設、劇場、食事施設などで⑤の対象外の施設に10万円
施設の休業や感染防止策を講じるなどの対策を実施していること。
⑦事業者に→5月7日~31日まで10日間以上の感染防止策を講じた事業者に10万円
⑤⑥の事業者が対象
※⑥⑦は市の単独です。詳細はこれから発表されます。問い合わせは市商工労政課 0263-71-2041
⑧事業者に→国の雇用調整助成金
雇用している従業員に一時的に休業をさせ、
雇用維持を図る事業者に休業手当の一部を補助
●税制などの支払猶予(支払を後にしてよい)、公共料金の減免(支払わなくてよい)
①市税(市県民税、法人市民税、固定資産税)の支払猶予
無担保、延滞金無しです。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/39738.pdf
②介護保険料の支払猶予・減免
相談窓口は市の介護保険課 0263-71-2472
③上下水道料金の支払猶予
相談窓口は市の経営管理課 0263-71-2271
④全ての市民に→市の水道料金の2か月分の基本料金の減免。
手続き不要。蛇口を最小の13口径で契約している一般家庭は約3千円が免除。
豊科・堀金・明科は7月請求分、穂高・三郷は8月請求分で。
⑤子育て世帯に→市の小中学生の5月分給食費を全額免除。
●お金の工面
①市民・個人事業主に→国の個人向け緊急小口資金で10~20万円
収入減で生活維持のために緊急な貸し付けを必要とする世帯主、個人事業主。
市の社会福祉協議会が窓口
②中小企業・事業者に→運転資金と設備資金で4000万円まで
制度資金の融資枠を拡大し、保証金は市が負担する。
ざっとまとめるとこんな感じです。
国、県、市とも主だったものを書きましたが、まだ他にもあります。
特に事業系。添付写真をご確認ください。★あれこれ載っています。

また市の支援策一覧(市のホームページより)もご覧ください。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/singatacorona/61307.html
詳細は各担当窓口、
または増田望三郎(携帯080-5486-6111、boetu@d6.dion.ne.jp)までお問い合わせください。
追記)
先日の僕の発信で、
「議会においてもコロナ対策支援についてしっかりと議論し、
まとめあげたものを議会として行政に要望しよう。
そのことを議会の会議で提案します。」
ということを書きました。
14日の全員協議会でこの内容を発言し、
結果、議会運営委員会という議会の運営を議論する場で検討することになりました。
コロナ感染は終息の方向へとゆっくりと進んでいるようにも見えますが、
経済の落ち込みと市民の困窮具合が深刻になるのはむしろこれからです。
国会では二次補正の議論が行われていますが、
安曇野市でも二の矢(次の支援策=2次補正予算)を打つでしょう。
そこに議会としてもしっかりと市民のみなさんの状況を把握して、
要望を行政に提案していかなければなりません。
どうぞみなさんの実情を教えてください。すぐに話を聴きに伺います。
15日に市議会の臨時議会が開かれました。
年4回定期的に開かれる定例会に対し、今回は臨時的なもの。
安曇野市のコロナ支援策がまとまり、
それに関して組まれた補正予算案を議決承認するための臨時議会です。
※支援策を考えたのは市行政ですが、
それを執行(実際に行う)には市議会の議決を通じた承認がいるのです。
結果、補正予算案は全員賛成で可決されました。
これに関して反対する理由はありませんが。
さて本題。
肝心の支援策ですが、主だったものを少しかみ砕いて
改めてみなさんにお知らせしますね。(国、県も含む)
給付金など、申請が必要なものと申請をしなくても
自動的に振り込まれるものとがあるので、
該当する方で申請が必要な施策についてはお忘れなく。
●給付金(お金をもらえるもの)
①全ての人に→国の特別給付金1人あたり10万円
★これは申請が必要。書類が市から送られてくるのでそれを郵便で返送する。
マイナンバーのある人はオンラインでもできます。締切8月25日。
郵便申請者への入金は最短6月2日からです。
雇止めにあったなどで、特に入金を急いでほしいという人は、
市役所本所の1階に相談窓口があるので、そこで受け付けると入金が早められます。
②子育て世帯に→中学生までの児童1人につき国から1万円、安曇野市から2万円の合計3万円。
★いずれも手続き不要。国の支給は6月30日予定、市の支給は7月7日予定。
これとは別に通常の児童手当が6月15日に入金されます。
③子育て世帯に→国の小学校休業等対応支援金で1日4100円
小学校の休業に伴い、子どもの世話が必要となった委託を受けて仕事をする個人。
申請が必要。要件が細かいです。「小学校休業等対応支援金」で検索を。
④事業者に→国の持続化給付金
売上が前年同月比50%減が要件。
中小企業・小規模事業者には上限200万円、個人事業主には上限100万円。
★申請必要。すべてオンラインで(パソコン、スマホでOK)。申請締め切りは令和3年1月15日まで。申請より約2週間後に入金予定。
⑤事業者に→県のコロナ拡大防止協力金・支援金として30万円
休業要請の対象施設で4/26~5/6の期間、休業要請をした事業者
★申請必要。郵送のみ。締切が6月1日までに延期されました。
⑥事業者に→市内の遊興施設、劇場、食事施設などで⑤の対象外の施設に10万円
施設の休業や感染防止策を講じるなどの対策を実施していること。
⑦事業者に→5月7日~31日まで10日間以上の感染防止策を講じた事業者に10万円
⑤⑥の事業者が対象
※⑥⑦は市の単独です。詳細はこれから発表されます。問い合わせは市商工労政課 0263-71-2041
⑧事業者に→国の雇用調整助成金
雇用している従業員に一時的に休業をさせ、
雇用維持を図る事業者に休業手当の一部を補助
●税制などの支払猶予(支払を後にしてよい)、公共料金の減免(支払わなくてよい)
①市税(市県民税、法人市民税、固定資産税)の支払猶予
無担保、延滞金無しです。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/39738.pdf
②介護保険料の支払猶予・減免
相談窓口は市の介護保険課 0263-71-2472
③上下水道料金の支払猶予
相談窓口は市の経営管理課 0263-71-2271
④全ての市民に→市の水道料金の2か月分の基本料金の減免。
手続き不要。蛇口を最小の13口径で契約している一般家庭は約3千円が免除。
豊科・堀金・明科は7月請求分、穂高・三郷は8月請求分で。
⑤子育て世帯に→市の小中学生の5月分給食費を全額免除。
●お金の工面
①市民・個人事業主に→国の個人向け緊急小口資金で10~20万円
収入減で生活維持のために緊急な貸し付けを必要とする世帯主、個人事業主。
市の社会福祉協議会が窓口
②中小企業・事業者に→運転資金と設備資金で4000万円まで
制度資金の融資枠を拡大し、保証金は市が負担する。
ざっとまとめるとこんな感じです。
国、県、市とも主だったものを書きましたが、まだ他にもあります。
特に事業系。添付写真をご確認ください。★あれこれ載っています。

また市の支援策一覧(市のホームページより)もご覧ください。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/singatacorona/61307.html
詳細は各担当窓口、
または増田望三郎(携帯080-5486-6111、boetu@d6.dion.ne.jp)までお問い合わせください。
追記)
先日の僕の発信で、
「議会においてもコロナ対策支援についてしっかりと議論し、
まとめあげたものを議会として行政に要望しよう。
そのことを議会の会議で提案します。」
ということを書きました。
14日の全員協議会でこの内容を発言し、
結果、議会運営委員会という議会の運営を議論する場で検討することになりました。
コロナ感染は終息の方向へとゆっくりと進んでいるようにも見えますが、
経済の落ち込みと市民の困窮具合が深刻になるのはむしろこれからです。
国会では二次補正の議論が行われていますが、
安曇野市でも二の矢(次の支援策=2次補正予算)を打つでしょう。
そこに議会としてもしっかりと市民のみなさんの状況を把握して、
要望を行政に提案していかなければなりません。
どうぞみなさんの実情を教えてください。すぐに話を聴きに伺います。
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