★3月定例会一般質問について
- 2020/02/22
- 12:54
増田望三郎です。こんにちは。
今年は冬らしい冬があまり来た感じがしませんね。
早すぎる春は果樹農家さんにとっては戦々恐々かと思います。
気候変動もいよいよ仕事や暮らしにも影響を及ぼし始めました。
さて3月議会定例会が2月19日から始まっています。
今回の定例会は新年度(2020年4月~21年3月末)の予算審議が主な議題です。
これについてはまた改めて発信しますね。
まずは各議員の一般質問が出そろいましたので、お知らせします。
私の今回の一般質問は以下です。
テーマ1「明科北認定子ども園をやまほいく特化型にすることの意義は」
テーマ2「これからの不登校支援のあり方について~文科省通知から『学校復帰』の文言が削除された意義は~」
下に質問と解説があります。
登壇日は3月5日(木)の1番目です。
トップバッターなので10時からきっちり始まります。ぜひ傍聴に来てください。
以下、通告書の内容です。
**************************************
●テーマ1「明科北認定子ども園をやまほいく特化型にすることの意義は」
前文)
本市は公立認定こども園全園で信州型自然保育制度(やまほいく)の普及型認定を受けている。
また民間の認可外園である野外保育園に対しても、県の補助金が付く前から市単独で予算を付けてきた。
このように本市は、幼児期における育ちとして、自然保育を推進している。
新年度は、「認定こども園民営化中長期ビジョン」でも示していた
明科北認定こども園を自然保育に特化した園にし、それを民間事業者に委託するチャレンジを行う。
1、もう一歩踏み込んで本市が公立園を自然保育の特化型にするのはなぜか
2、行政の公平性の観点で問題は無いのか
3、地元の方たちへの説明と理解は
4、幼から小へ。市教委、学校に期待するもの
【解説】
子どもの育ちにおいて、幼年期は自然保育を行うというのが安曇野市の方針です。
今回公立園である明科北認定こども園を県のやまほいくの特化型にすることになりました。
他の17園のこども園は全て普及型なのですが、敢えて一園だけ特化型に踏み出すことの意義を問います。
また自然保育で育った幼年期から、小学校年代へと進むなかで、
子どもたちに「小1ギャップ」が生じないよう、学びについての一貫性を持たせていく必要性を訴えます。
●テーマ2「これからの不登校支援のあり方について~文科省通知から『学校復帰』の文言が削除された意義は~」
前文)
児童生徒の不登校が教育・社会課題となって久しい。
国、県、市それぞれの立場で、また連携して対策を講じてきたが、不登校数は減じていない。
そのような中で令和元年10月に文科省から出された不登校支援に関する通知では、
これまで明記されていた「学校復帰」の文言が一部削除された。
このことの意義を議論し、これからの不登校支援のあり方を提案する。
1、市の不登校児童生徒数の経年変化と不登校支援に対する評価は
2、文科省通知から「学校復帰」の文言が削除された。なぜ削除しなければならなかったのか。このことが意味するものは何か。
3、子どもたちの「社会的な自立」に向けて多様な教育機会充実のための支援を
①校内中間教室、教育支援センターのあり方
②民間教育施設との連携や公的支援
③学校そのもの
4、これまでの公教育を越えて、子どもたち一人一人にあった教育に
【解説】
学校に子どもが行きたがらない、または行かない、いわゆる「不登校」についての支援は、
これまでも国、県、市町村での取り組みを行ってきましたが、減じる気配がありません。
支援に関する考え方も、「不登校は問題行動ではない。」「不登校は環境により誰にでも起こりうる」
というように、以前に比べて変わってきています。
今回は文科省が出した不登校支援のあり方に関する最新の通知で、
これまでの「学校復帰」の文言が一部削除されたことを受け、
不登校支援のあり方とその支援の一つともなる民間教育施設の充実について議論します。
お分かりのように、1問目の自然保育の推進とも関連して、
幼・小・中の学びを、一人一人の子どもたちに合ったものにしていくという議論・提案を行います。
尚、3つ目のテーマとして、
「北小倉の民間廃棄物処理施設の汚水処理について」の通告書を出していましたが、
検討の上、このテーマについては質問の取り下げを行う予定です。
***********************************
一般質問の日程は3月3(火),4(水),5(木)日です。
その他議員の一般質問で、私がおススメのものを紹介すると・・・
3日(火)は、
・経営不振に喘ぐ堀金の温泉施設ほりで~ゆの経営見通(竹内秀太郎議員)
・農家民宿の推進(一志信一郎議員)
・小規模農家/鳥獣被害/農福連携などの農業施策(中村今朝子議員)
・SDGsを絡めた市の温暖化対策(小松洋一郎議員)
※国連が定めた17項目にわたる持続可能な開発目標
・DMO設立を含めた観光振興の見直し(遠藤武文議員)
※DMOとは地域資源を活用する、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと
・SDGsのまちづくり(小松芳樹議員)
4日(水)は、
・三郷西部&東部認定こども園の施設整備(平林徳子議員)
・土地利用条例の見直し(宮下明博議員)
・中東への自衛隊派遣は憲法違反ではないか(井出勝正議員)
・市の自販機をペットボトルから紙容器に(坂内不二男議員)
・全地域での定時定路線バスの運行(松枝功議員)
5日(木)は、
・セクハラ/機関車移設等に関しての市の内部統制(小林純子議員)
・自然エネルギーの導入・蓄電池設置補助(内川集雄議員)
・安曇野日赤病院も取り上げられた公立・公的病院の再編(猪狩久美子議員)
以上一般質問ピックアップでした。
全てを紹介しきれませんが、いずれも市民生活や安曇野市のこれからに関係するテーマばかりです。
ぜひ注目してくださいね。
各議員の一般質問の詳細は以下から見られます。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/59100.html
議会定例会は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
ぜひ議場に傍聴に来てくださいね。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
今年は冬らしい冬があまり来た感じがしませんね。
早すぎる春は果樹農家さんにとっては戦々恐々かと思います。
気候変動もいよいよ仕事や暮らしにも影響を及ぼし始めました。
さて3月議会定例会が2月19日から始まっています。
今回の定例会は新年度(2020年4月~21年3月末)の予算審議が主な議題です。
これについてはまた改めて発信しますね。
まずは各議員の一般質問が出そろいましたので、お知らせします。
私の今回の一般質問は以下です。
テーマ1「明科北認定子ども園をやまほいく特化型にすることの意義は」
テーマ2「これからの不登校支援のあり方について~文科省通知から『学校復帰』の文言が削除された意義は~」
下に質問と解説があります。
登壇日は3月5日(木)の1番目です。
トップバッターなので10時からきっちり始まります。ぜひ傍聴に来てください。
以下、通告書の内容です。
**************************************
●テーマ1「明科北認定子ども園をやまほいく特化型にすることの意義は」
前文)
本市は公立認定こども園全園で信州型自然保育制度(やまほいく)の普及型認定を受けている。
また民間の認可外園である野外保育園に対しても、県の補助金が付く前から市単独で予算を付けてきた。
このように本市は、幼児期における育ちとして、自然保育を推進している。
新年度は、「認定こども園民営化中長期ビジョン」でも示していた
明科北認定こども園を自然保育に特化した園にし、それを民間事業者に委託するチャレンジを行う。
1、もう一歩踏み込んで本市が公立園を自然保育の特化型にするのはなぜか
2、行政の公平性の観点で問題は無いのか
3、地元の方たちへの説明と理解は
4、幼から小へ。市教委、学校に期待するもの
【解説】
子どもの育ちにおいて、幼年期は自然保育を行うというのが安曇野市の方針です。
今回公立園である明科北認定こども園を県のやまほいくの特化型にすることになりました。
他の17園のこども園は全て普及型なのですが、敢えて一園だけ特化型に踏み出すことの意義を問います。
また自然保育で育った幼年期から、小学校年代へと進むなかで、
子どもたちに「小1ギャップ」が生じないよう、学びについての一貫性を持たせていく必要性を訴えます。
●テーマ2「これからの不登校支援のあり方について~文科省通知から『学校復帰』の文言が削除された意義は~」
前文)
児童生徒の不登校が教育・社会課題となって久しい。
国、県、市それぞれの立場で、また連携して対策を講じてきたが、不登校数は減じていない。
そのような中で令和元年10月に文科省から出された不登校支援に関する通知では、
これまで明記されていた「学校復帰」の文言が一部削除された。
このことの意義を議論し、これからの不登校支援のあり方を提案する。
1、市の不登校児童生徒数の経年変化と不登校支援に対する評価は
2、文科省通知から「学校復帰」の文言が削除された。なぜ削除しなければならなかったのか。このことが意味するものは何か。
3、子どもたちの「社会的な自立」に向けて多様な教育機会充実のための支援を
①校内中間教室、教育支援センターのあり方
②民間教育施設との連携や公的支援
③学校そのもの
4、これまでの公教育を越えて、子どもたち一人一人にあった教育に
【解説】
学校に子どもが行きたがらない、または行かない、いわゆる「不登校」についての支援は、
これまでも国、県、市町村での取り組みを行ってきましたが、減じる気配がありません。
支援に関する考え方も、「不登校は問題行動ではない。」「不登校は環境により誰にでも起こりうる」
というように、以前に比べて変わってきています。
今回は文科省が出した不登校支援のあり方に関する最新の通知で、
これまでの「学校復帰」の文言が一部削除されたことを受け、
不登校支援のあり方とその支援の一つともなる民間教育施設の充実について議論します。
お分かりのように、1問目の自然保育の推進とも関連して、
幼・小・中の学びを、一人一人の子どもたちに合ったものにしていくという議論・提案を行います。
尚、3つ目のテーマとして、
「北小倉の民間廃棄物処理施設の汚水処理について」の通告書を出していましたが、
検討の上、このテーマについては質問の取り下げを行う予定です。
***********************************
一般質問の日程は3月3(火),4(水),5(木)日です。
その他議員の一般質問で、私がおススメのものを紹介すると・・・
3日(火)は、
・経営不振に喘ぐ堀金の温泉施設ほりで~ゆの経営見通(竹内秀太郎議員)
・農家民宿の推進(一志信一郎議員)
・小規模農家/鳥獣被害/農福連携などの農業施策(中村今朝子議員)
・SDGsを絡めた市の温暖化対策(小松洋一郎議員)
※国連が定めた17項目にわたる持続可能な開発目標
・DMO設立を含めた観光振興の見直し(遠藤武文議員)
※DMOとは地域資源を活用する、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと
・SDGsのまちづくり(小松芳樹議員)
4日(水)は、
・三郷西部&東部認定こども園の施設整備(平林徳子議員)
・土地利用条例の見直し(宮下明博議員)
・中東への自衛隊派遣は憲法違反ではないか(井出勝正議員)
・市の自販機をペットボトルから紙容器に(坂内不二男議員)
・全地域での定時定路線バスの運行(松枝功議員)
5日(木)は、
・セクハラ/機関車移設等に関しての市の内部統制(小林純子議員)
・自然エネルギーの導入・蓄電池設置補助(内川集雄議員)
・安曇野日赤病院も取り上げられた公立・公的病院の再編(猪狩久美子議員)
以上一般質問ピックアップでした。
全てを紹介しきれませんが、いずれも市民生活や安曇野市のこれからに関係するテーマばかりです。
ぜひ注目してくださいね。
各議員の一般質問の詳細は以下から見られます。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/59100.html
議会定例会は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
ぜひ議場に傍聴に来てくださいね。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
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