12月定例会の報告
- 2020/01/15
- 23:46
昨年12月定例会の報告をしてなかったので、遅ればせながら報告します。
●望三郎の一般質問「移住者を呼び込む空き家活用の提案」について。
空き家利活用については市が空き家調査をするとした2年前からこの課題を追っていましたが、
今回はいくつかの切り口でしっかりと議論できたように思います。
新年度には空き家対策についての部署をつくるという答弁が得られました。(添付新聞記事参照)

また農地付き空き家を家庭菜園実践者(非農家)でも購入できるように、
農地取得の下限面積を下げるという提案については、
農業委員会は今年検討を始めるとのこと。
これは一般質問の答弁では言ってなかったのですが、
その後農業委員会長さんと会った際に言われました。
●平和都市宣言の改定を求める陳情
宣言の中に現在は無い「非核」「非戦」の文言を盛り込むことを求める内容。
望三郎は以下の賛成討論するも、反対多数で不採択でした。
「安曇野市は広島の平和記念式典に毎年中学生を派遣しており、
その子どもたちの感想文には「非核」「非戦」が明確に書かれている。
これまでの抽象化した文について見直し、改めて深く平和を考える議論をすべき。」
●JR安曇追分駅の完全無人化を再検討する陳情
全会一致で採択。
●認定子ども園における和解
昨年度、市内認定こども園で子ども同士のやり取りの中で、
子どもが精神的苦痛を受け、園に通えなくなるという事態が起こり、
市は管理責任を認め、和解金200万円を支払うという議案。
市は子どもが特定される恐れとその影響を考え、
上記以外の詳細を一切説明しませんでした。
詳細の情報が与えられないまま、議決だけせよ、ということは、
議決する権利と責任を持つ議員としては承服できません。
判断材料がないため、私は議場から退席し、議決に加わりませんでした。
私はこの議決結果の影響は、全国的にとても大きなものだと受け止めています。
こういったケースを認めることで、保育現場や教育現場での保育士や教師の萎縮、
そして安易な和解金請求などが今後頻発しないかと思うのです。
今回の事例は十分それに相当するものだったのかもしれませんが、
それは詳細を説明されていない限り分からないこと。
分からないまま賛成すること、もしくは反対することはできませんでした。
以上、12月定例会の報告でした。
次の定例会は2月19日から開会。新年度予算を審議する予算議会です。
●望三郎の一般質問「移住者を呼び込む空き家活用の提案」について。
空き家利活用については市が空き家調査をするとした2年前からこの課題を追っていましたが、
今回はいくつかの切り口でしっかりと議論できたように思います。
新年度には空き家対策についての部署をつくるという答弁が得られました。(添付新聞記事参照)

また農地付き空き家を家庭菜園実践者(非農家)でも購入できるように、
農地取得の下限面積を下げるという提案については、
農業委員会は今年検討を始めるとのこと。
これは一般質問の答弁では言ってなかったのですが、
その後農業委員会長さんと会った際に言われました。
●平和都市宣言の改定を求める陳情
宣言の中に現在は無い「非核」「非戦」の文言を盛り込むことを求める内容。
望三郎は以下の賛成討論するも、反対多数で不採択でした。
「安曇野市は広島の平和記念式典に毎年中学生を派遣しており、
その子どもたちの感想文には「非核」「非戦」が明確に書かれている。
これまでの抽象化した文について見直し、改めて深く平和を考える議論をすべき。」
●JR安曇追分駅の完全無人化を再検討する陳情
全会一致で採択。
●認定子ども園における和解
昨年度、市内認定こども園で子ども同士のやり取りの中で、
子どもが精神的苦痛を受け、園に通えなくなるという事態が起こり、
市は管理責任を認め、和解金200万円を支払うという議案。
市は子どもが特定される恐れとその影響を考え、
上記以外の詳細を一切説明しませんでした。
詳細の情報が与えられないまま、議決だけせよ、ということは、
議決する権利と責任を持つ議員としては承服できません。
判断材料がないため、私は議場から退席し、議決に加わりませんでした。
私はこの議決結果の影響は、全国的にとても大きなものだと受け止めています。
こういったケースを認めることで、保育現場や教育現場での保育士や教師の萎縮、
そして安易な和解金請求などが今後頻発しないかと思うのです。
今回の事例は十分それに相当するものだったのかもしれませんが、
それは詳細を説明されていない限り分からないこと。
分からないまま賛成すること、もしくは反対することはできませんでした。
以上、12月定例会の報告でした。
次の定例会は2月19日から開会。新年度予算を審議する予算議会です。
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