社会起業家的地方議員を目指す
- 2019/11/25
- 21:26
先週は前半を九州に、安曇野の観光事業者のみなさんと視察研修、
後半は北海道に、友人の道議会議員の方が企画したトークライブ2つにスピーカーとして呼んでもらい、行ってきました。
前者は全額自費、後者は招待してもらいました。
今日は北海道でのトークライブで感じたことを書いてみます。

トークライブのテーマは、「ゲストハウス(GH)と地方議員と地方自治」、「社会起業家的地方議員」というものでした。
私はかねてから、ゲストハウスオーナーと地方議員は、親和性が高いと思っていました。
親和性・・・物と物の結合のしやすさを表す言葉
GHオーナーも地方議員も、地域コミュニティー内外のヒト、モノ、コト、情報とつながり、
地域を活性化する「出会い・共感・展開」を生み出すHUB的役割。
すなわち地域社会の課題を解決する「社会起業家プロデューサー」という観点で親和性が高い。
すべてのGHオーナーや議員が、社会起業家的プロデューサーというわけではないと思いますが、
少なくとも地球宿や私の目指す議員像はこれです。
初日札幌のトークライブのパネラー3人。
現職議員(私)、元議員、そして議員にはなろうとは思ってないという三者三様、共通項はゲストハウスオーナーということ。
夜はGH、昼間はフリースクールや児童クラブをやっている札幌GH・Waya柴田さんの実践。
市会議員の任期終了後、市長選に出るも惜敗。その後GHをはじめ、まちづくりのデザインを手掛ける堀さん。
2人ともキレキレの人たちで、GHからのまちづくりや地域自治、そしてそれと政治とのつながりが浮かび上がりました。
ライブ参加者の大学教授が「ゲストハウスが最早宿泊だけの場ではない、地域を変えていく可能性を秘めている。」なんて言葉も。
地域に根づいたGHを創ってるオーナーたちの中から、宿泊業以外の様々なX(エックス)が生み出される。
これからのGHは、半ゲストハウス半X(エックス)になっていくのでしょう。
GHが地域と共に生き、地域に必要とされる存在になれば、10年20年と続いていくのでしょう。
議員も全く同じだと思います。
2日目の旭川では、私が16年前に東京から移住した際に後押しをしてくれた言葉、
「半農半X(エックス)」の生みの親塩見直紀さんとご一緒しました。
半農半Xとは半自給の小さな農を営みながら、自分の特性エックスを活かした仕事を行うライフスタイルのこと。
野外保育の実践をしている2人の議員川原允さん、寺岡祐子さんがパネラーで、お二人も半議員半Xの人たちです。
半議員と言うと、「議員の仕事を中途半端に議員やってんのか!」と怒られそうだけど、そうではないんです。
ゲストハウス、保育園、カフェ、居酒屋、福祉施設、etc。
何でもいいのだけれど、しっかりと現場を持っていると、そこでいろんなヒト、モノ、コト、情報が得られ、生きた提案を議会でやっていけるのです。
そしてその現場は市民との大切な接遇の場ともなる。市民にとっては、政治が身近になっていくのではないでしょうか。
私の場合。
安曇野にアイターンし、地域に根づいて、いい宿を創ろうと頑張ったら、
市政が視野に入り、議員に挑戦した。
そして議員を一生懸命やっていたら、市政課題を認識し、
それを行政だけでは解決できないことが分かり、それに取り組む民が必要だと思った。
つまり、「半農半ゲストハウス」からの「半ゲストハウス半議員」へと展開し、
そして今また、「半議員半まちづくり会社」へと展開しつつある。
今回のトークライブで、自分の安曇野での16年の仕事の道程を確認できました。
そして同じように社会創業家として地域に生きる仲間たちに出会えて、力をもらうことができました。
半農半X、半ゲストハウス半X、半議員半X・・・。
もう何だかよく分かりませんね。(笑)
議員は議員、ゲストハウスはゲストハウス、農業は農業というように、
それぞれを別個の仕事として分けてやっていくのではなく、
自分の持ち味や特性X(エックス)をいくつも繋げながら(そもそもつながり合っているもの)、
自分の人生をやっていきたい。
キーワードは、「シームレス(継ぎ目のない)」かな。
これからもシームレス(継ぎ目のない)な社会起業家的地方議員、社会起業家的ゲストハウスオーナーでやっていきたいと思います。
さあ明日からは12月定例会スタートです。
後半は北海道に、友人の道議会議員の方が企画したトークライブ2つにスピーカーとして呼んでもらい、行ってきました。
前者は全額自費、後者は招待してもらいました。
今日は北海道でのトークライブで感じたことを書いてみます。

トークライブのテーマは、「ゲストハウス(GH)と地方議員と地方自治」、「社会起業家的地方議員」というものでした。
私はかねてから、ゲストハウスオーナーと地方議員は、親和性が高いと思っていました。
親和性・・・物と物の結合のしやすさを表す言葉
GHオーナーも地方議員も、地域コミュニティー内外のヒト、モノ、コト、情報とつながり、
地域を活性化する「出会い・共感・展開」を生み出すHUB的役割。
すなわち地域社会の課題を解決する「社会起業家プロデューサー」という観点で親和性が高い。
すべてのGHオーナーや議員が、社会起業家的プロデューサーというわけではないと思いますが、
少なくとも地球宿や私の目指す議員像はこれです。
初日札幌のトークライブのパネラー3人。
現職議員(私)、元議員、そして議員にはなろうとは思ってないという三者三様、共通項はゲストハウスオーナーということ。
夜はGH、昼間はフリースクールや児童クラブをやっている札幌GH・Waya柴田さんの実践。
市会議員の任期終了後、市長選に出るも惜敗。その後GHをはじめ、まちづくりのデザインを手掛ける堀さん。
2人ともキレキレの人たちで、GHからのまちづくりや地域自治、そしてそれと政治とのつながりが浮かび上がりました。
ライブ参加者の大学教授が「ゲストハウスが最早宿泊だけの場ではない、地域を変えていく可能性を秘めている。」なんて言葉も。
地域に根づいたGHを創ってるオーナーたちの中から、宿泊業以外の様々なX(エックス)が生み出される。
これからのGHは、半ゲストハウス半X(エックス)になっていくのでしょう。
GHが地域と共に生き、地域に必要とされる存在になれば、10年20年と続いていくのでしょう。
議員も全く同じだと思います。
2日目の旭川では、私が16年前に東京から移住した際に後押しをしてくれた言葉、
「半農半X(エックス)」の生みの親塩見直紀さんとご一緒しました。
半農半Xとは半自給の小さな農を営みながら、自分の特性エックスを活かした仕事を行うライフスタイルのこと。
野外保育の実践をしている2人の議員川原允さん、寺岡祐子さんがパネラーで、お二人も半議員半Xの人たちです。
半議員と言うと、「議員の仕事を中途半端に議員やってんのか!」と怒られそうだけど、そうではないんです。
ゲストハウス、保育園、カフェ、居酒屋、福祉施設、etc。
何でもいいのだけれど、しっかりと現場を持っていると、そこでいろんなヒト、モノ、コト、情報が得られ、生きた提案を議会でやっていけるのです。
そしてその現場は市民との大切な接遇の場ともなる。市民にとっては、政治が身近になっていくのではないでしょうか。
私の場合。
安曇野にアイターンし、地域に根づいて、いい宿を創ろうと頑張ったら、
市政が視野に入り、議員に挑戦した。
そして議員を一生懸命やっていたら、市政課題を認識し、
それを行政だけでは解決できないことが分かり、それに取り組む民が必要だと思った。
つまり、「半農半ゲストハウス」からの「半ゲストハウス半議員」へと展開し、
そして今また、「半議員半まちづくり会社」へと展開しつつある。
今回のトークライブで、自分の安曇野での16年の仕事の道程を確認できました。
そして同じように社会創業家として地域に生きる仲間たちに出会えて、力をもらうことができました。
半農半X、半ゲストハウス半X、半議員半X・・・。
もう何だかよく分かりませんね。(笑)
議員は議員、ゲストハウスはゲストハウス、農業は農業というように、
それぞれを別個の仕事として分けてやっていくのではなく、
自分の持ち味や特性X(エックス)をいくつも繋げながら(そもそもつながり合っているもの)、
自分の人生をやっていきたい。
キーワードは、「シームレス(継ぎ目のない)」かな。
これからもシームレス(継ぎ目のない)な社会起業家的地方議員、社会起業家的ゲストハウスオーナーでやっていきたいと思います。
さあ明日からは12月定例会スタートです。
- 関連記事
-
- 2020年の抱負と市民まちづくりトークのお知らせ (2020/01/07)
- 社会起業家的地方議員を目指す (2019/11/25)
- ★長野県自然保育推進議員連盟を設立しました (2019/09/26)