統一地方選に思う、そして注目の挑戦者たち
- 2019/04/05
- 22:49
新年度になりました。
新元号「令和」も発表され、世の中は新しい時代へと向かおうとしています。
そんな中、世の中は4年に一度の統一地方選(※)です。
※地方公共団体における選挙日程を全国的に統一して実施される地方選挙
まずは4月7日は県議選(県会議員を選ぶ)の投票日。
その2週間後は松本市、大町市、池田町などの自治体選挙です。
ちなみに安曇野市は合併の関係もあり、統一地方選のタイミングからずれています。
次回は2年後の2021年10月。
県議選の選挙区は自治体を中心としたエリア単位になっています。
安曇野市は一選挙区となり、そこから定数2の議員を選ぶのですが、
残念ながら現職議員以外の立候補者がおらず、選挙になりませんでした。
「県会議員は何をしているのかよく分からない。」とはよく言われることですが、
保育や福祉、小中学校など、暮らしに身近なことで市とは関係を持ちますが、
県庁にはさほど用事がない。
その分県会議員は市民にとって遠い存在になっているようです。
今回安曇野市区で選挙にならなかったことは、
さらに県政への関心が薄れてしまうことになります。
そしてそれは市政も含めた政治そのものへの無関心へと繋がっていくのではないかと案じています。
一方市議会議員選挙。
今回松本市、池田町、大町市にそれぞれ友人知人が出馬します。
こういった立候補する人たちが、どのように選挙を戦えばいいのか相談しに、
私のところに訪ねてきてくれています。
中にはこれまでは面識なかった松本市議選に挑戦する若者も会いに来てくれました。
議員への挑戦は大歓迎なので、
しっかりと時間を取って面談し、アドバイスをしています。
先日はその様子がNHKの「おはよう日本」(関東甲信越版)や「イブニング信州」でも取り上げられました。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20190322.html
過去に政治塾なるものを開催し、市民自治を勉強したり、
議員に挑戦する人たちのサポートをしてきたこともあって、マスコミの目に止まったようです。
一方で今回の統一地方選には出馬せずに、
議員を自ら終わりにするという全国各地の友人知人議員もいます。
トップ当選したものの議員の働き方が分からなかったのか、やめる人。
家族や家庭の暮らしを大切にしたく、海外勤務のご主人のもとに行かれる人。
新たな展開があり、そちらに進む人。
中には報酬が手取りで10万円ほどで、とても家族を養えないと辞めていく小さな町の議員もいました。
お互い励まし合い、共鳴し合ってきた同志議員が自ら辞めてしまうことに、
戦いをやめてしまうのか、という何とも残念な気持ちになってしまう自分がいることも否めません。
政治に終わりはないので、どこかで区切りをつけることも、
もちろん一人一人の人生にあっていいわけですが。
でも今回の選挙で議会に新登場・もしくは再登場する人の中に、
自治体の枠を超えて一緒に活動できる人もいることでしょう。
そんな手応えを感じる立候補者たちの相談でした。
私も議員でいられる時間は有限であることをしっかりと認識して、
悔いの残らないよう存分にやれることをやっていきたいと思います。
このことについては今思っていることもあるので、また改めて書きますね。
そして最後に私が注目している挑戦者たちを紹介します。
●県議選(投票日4/7)
【松本市・東筑摩郡区】
♪百瀬智之(ももせともゆき)さん
現職県議。
共産党以外はオール与党と言われる中でも、無会派で頑張ってきた人です。
後半はもう一人の県議と会派を組んだようですが。
自然保育を推進するという点でも注目しています。
♪中川博司(なかがわひろじ)さん
社民党の方。護憲・反原発など一貫した姿勢の方です。
先の衆議院選にも果敢にチャレンジされた方です。
●松本市議選(投票日4/21)
♪柳澤直樹(やなぎさわなおき)さん
同じ匂いがすると思ったのか、僕のところに会いに来てくれました。
里山への思い、そして政治への思いに志の高さ、意志の強さを感じました。
こんな若者が松本市議会に入れば、どんな展開が待っているのでしょう。
♪神津ゆかり(こうづ)さん
立憲民主党公認。護憲・反原発で一貫した姿勢の女性です。高校生の親。
6年前に僕が市議選に挑戦したのは、参議院選に挑戦した三宅洋平さんと神津さんの影響もありました。

●池田町議選(投票日4/21)
♪松野亮子(まつのりょうこ)さん
池田町へのアイターン移住者。オーガニック等に知識知見が深く、
池田町に新たな風を吹かしてくれるでしょう。
投票権のある人は、投票に行きましょう!
新元号「令和」も発表され、世の中は新しい時代へと向かおうとしています。
そんな中、世の中は4年に一度の統一地方選(※)です。
※地方公共団体における選挙日程を全国的に統一して実施される地方選挙
まずは4月7日は県議選(県会議員を選ぶ)の投票日。
その2週間後は松本市、大町市、池田町などの自治体選挙です。
ちなみに安曇野市は合併の関係もあり、統一地方選のタイミングからずれています。
次回は2年後の2021年10月。
県議選の選挙区は自治体を中心としたエリア単位になっています。
安曇野市は一選挙区となり、そこから定数2の議員を選ぶのですが、
残念ながら現職議員以外の立候補者がおらず、選挙になりませんでした。
「県会議員は何をしているのかよく分からない。」とはよく言われることですが、
保育や福祉、小中学校など、暮らしに身近なことで市とは関係を持ちますが、
県庁にはさほど用事がない。
その分県会議員は市民にとって遠い存在になっているようです。
今回安曇野市区で選挙にならなかったことは、
さらに県政への関心が薄れてしまうことになります。
そしてそれは市政も含めた政治そのものへの無関心へと繋がっていくのではないかと案じています。
一方市議会議員選挙。
今回松本市、池田町、大町市にそれぞれ友人知人が出馬します。
こういった立候補する人たちが、どのように選挙を戦えばいいのか相談しに、
私のところに訪ねてきてくれています。
中にはこれまでは面識なかった松本市議選に挑戦する若者も会いに来てくれました。
議員への挑戦は大歓迎なので、
しっかりと時間を取って面談し、アドバイスをしています。
先日はその様子がNHKの「おはよう日本」(関東甲信越版)や「イブニング信州」でも取り上げられました。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20190322.html
過去に政治塾なるものを開催し、市民自治を勉強したり、
議員に挑戦する人たちのサポートをしてきたこともあって、マスコミの目に止まったようです。
一方で今回の統一地方選には出馬せずに、
議員を自ら終わりにするという全国各地の友人知人議員もいます。
トップ当選したものの議員の働き方が分からなかったのか、やめる人。
家族や家庭の暮らしを大切にしたく、海外勤務のご主人のもとに行かれる人。
新たな展開があり、そちらに進む人。
中には報酬が手取りで10万円ほどで、とても家族を養えないと辞めていく小さな町の議員もいました。
お互い励まし合い、共鳴し合ってきた同志議員が自ら辞めてしまうことに、
戦いをやめてしまうのか、という何とも残念な気持ちになってしまう自分がいることも否めません。
政治に終わりはないので、どこかで区切りをつけることも、
もちろん一人一人の人生にあっていいわけですが。
でも今回の選挙で議会に新登場・もしくは再登場する人の中に、
自治体の枠を超えて一緒に活動できる人もいることでしょう。
そんな手応えを感じる立候補者たちの相談でした。
私も議員でいられる時間は有限であることをしっかりと認識して、
悔いの残らないよう存分にやれることをやっていきたいと思います。
このことについては今思っていることもあるので、また改めて書きますね。
そして最後に私が注目している挑戦者たちを紹介します。
●県議選(投票日4/7)
【松本市・東筑摩郡区】
♪百瀬智之(ももせともゆき)さん
現職県議。
共産党以外はオール与党と言われる中でも、無会派で頑張ってきた人です。
後半はもう一人の県議と会派を組んだようですが。
自然保育を推進するという点でも注目しています。
♪中川博司(なかがわひろじ)さん
社民党の方。護憲・反原発など一貫した姿勢の方です。
先の衆議院選にも果敢にチャレンジされた方です。
●松本市議選(投票日4/21)
♪柳澤直樹(やなぎさわなおき)さん
同じ匂いがすると思ったのか、僕のところに会いに来てくれました。
里山への思い、そして政治への思いに志の高さ、意志の強さを感じました。
こんな若者が松本市議会に入れば、どんな展開が待っているのでしょう。
♪神津ゆかり(こうづ)さん
立憲民主党公認。護憲・反原発で一貫した姿勢の女性です。高校生の親。
6年前に僕が市議選に挑戦したのは、参議院選に挑戦した三宅洋平さんと神津さんの影響もありました。

●池田町議選(投票日4/21)
♪松野亮子(まつのりょうこ)さん
池田町へのアイターン移住者。オーガニック等に知識知見が深く、
池田町に新たな風を吹かしてくれるでしょう。
投票権のある人は、投票に行きましょう!
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