北小倉ごみ処理施設問題、東京高裁傍聴報告
- 2019/03/08
- 23:19
少し日にちが過ぎましたが、
3月1日に安曇野市の山麓地域、北小倉ゴミ処理施設問題で、
安曇野市を訴えている行政裁判の東京高裁での公判がありました。
その報告をします。
傍聴席をいっぱいにして、裁判官に我々の切なる思いを伝えよう、ということで
傍聴呼びかけをしていましたが、12月の初回に続いて今回も傍聴席は満席になりました。
傍聴参加してくれた方、本当にありがとうございました。

さて肝心の公判内容。
今回は原告団から和田さんが裁判官の理解を助けるために、
問題の説明を10分間のプレゼンテーションをパワーポイントを使って行いました。
画像と共に示されたこの説明がとても分かりやすかったです。
特に汚水が鳴沢川に流れ込んでいること、また施設が扇状地の上端にあり、
地下水汚染の可能性があり、それが安曇野の下流域に及ぶこと、
安曇野の地下水が危ういことがよく分かりました。
この和田さんの説明が裁判官の本件の問題把握の一助になることを願うばかりです。
裁判官は今回で結審(裁判の議論は終わりで次は判決)にしようとしていましたが、
こちらの弁護士さんが、
「しっかりと現場に来て、現状を確認してほしい。そうすればより問題が分かる。」
と食い下がりました。
裁判官3人は一旦別の場所に行き、合議(裁判官の話合い)をしました。
その間5分ぐらいだったでしょうか。だいぶ時間をかけた印象です。
それでも結果は「今日で結審。次回6月に判決言い渡し。」
先に結審された民事裁判と同じく、早々に結審されてしまいました。
あの5分間の合議で裁判官は何を話したのでしょう?
和田さんのプレゼン内容により、
少しでも問題の本質にしっかりと向き合ってくれればいいのですが。
プレゼンもやった、食い下がりもした。やることはやった。
あとは裁判官の判断、
行政裁判の判決言い渡しは6月28日、
民事裁判の判決言い渡しは6月4日です。
以上、報告でした。
3月1日に安曇野市の山麓地域、北小倉ゴミ処理施設問題で、
安曇野市を訴えている行政裁判の東京高裁での公判がありました。
その報告をします。
傍聴席をいっぱいにして、裁判官に我々の切なる思いを伝えよう、ということで
傍聴呼びかけをしていましたが、12月の初回に続いて今回も傍聴席は満席になりました。
傍聴参加してくれた方、本当にありがとうございました。


さて肝心の公判内容。
今回は原告団から和田さんが裁判官の理解を助けるために、
問題の説明を10分間のプレゼンテーションをパワーポイントを使って行いました。
画像と共に示されたこの説明がとても分かりやすかったです。
特に汚水が鳴沢川に流れ込んでいること、また施設が扇状地の上端にあり、
地下水汚染の可能性があり、それが安曇野の下流域に及ぶこと、
安曇野の地下水が危ういことがよく分かりました。
この和田さんの説明が裁判官の本件の問題把握の一助になることを願うばかりです。
裁判官は今回で結審(裁判の議論は終わりで次は判決)にしようとしていましたが、
こちらの弁護士さんが、
「しっかりと現場に来て、現状を確認してほしい。そうすればより問題が分かる。」
と食い下がりました。
裁判官3人は一旦別の場所に行き、合議(裁判官の話合い)をしました。
その間5分ぐらいだったでしょうか。だいぶ時間をかけた印象です。
それでも結果は「今日で結審。次回6月に判決言い渡し。」
先に結審された民事裁判と同じく、早々に結審されてしまいました。
あの5分間の合議で裁判官は何を話したのでしょう?
和田さんのプレゼン内容により、
少しでも問題の本質にしっかりと向き合ってくれればいいのですが。
プレゼンもやった、食い下がりもした。やることはやった。
あとは裁判官の判断、
行政裁判の判決言い渡しは6月28日、
民事裁判の判決言い渡しは6月4日です。
以上、報告でした。
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