水道料金の改定について
- 2019/01/21
- 00:41
安曇野市民のみなさまへ
1月27日(日)午後2時から豊科交流学習センターきぼう「市民まちづくりトーク」と題して、
議会報告会と市政をざっくばらんに話す場を開催します。
私と小林純子議員がお待ちしていますので、ぜひご参加ください。
さて本題。
今回は我々市民にとって身近な話題、水道料金の改定です。
ざっくり説明すると、安曇野市の水道料金は合併前の旧五町村時代のままで、
同じ安曇野市にも関わらず、水道料金はバラバラでした。
ちなみに10立方メートルまでの基本料金は同じ1426円。
その後、30立方メートルまでは1立方メートルあたり(家族風呂の大きさぐらいでしょうか)、
明科206円、穂高182円、堀金・豊科・三郷144円です。
これが改定後は11~30立方メートルでは1立方メートルの料金が162円に統一されます。
明科・穂高は安くなり、堀金、豊科、三郷は高くなります。
水道事業というのは市の一般&特別会計とは別個のもので、
地方公営企業という位置づけになっています。
で、基本的な考え方としては、
市民の使用する水道使用料を収入に、
また水道水を家庭や事業所に届けるための経費(人件費、動力費)を支出にしています。
これは平成29年度で純利益3億6千万円。儲かってるわけです。
儲かってるなら、なんで値上げするの?と思うでしょう。
で、ここでもう一つの収支を考えないといけません。
それが水道施設を作るための経費と財源です。
市内の水道管の長さは約1万キロ。
安曇野から直線距離で北海道の東端根室市までの距離です。
この水道管の耐用年数は40年で、
これから向こう20年以内に更新しなければならない管路は全体の約55%にも上ります。
この維持管理費と水道施設を作るために借りたお金の返済で
平成29年度は13億4千万円かかりました。
これらも我々市民が一部直接負担してますが、それらは7千万円ほど。
不足分は上記の利益などを使うわけです。
人口も減り、水道使用量も減ります。
ということは水道使用料による収入も減る。
生活していく上で最も重要なインフラである水道を今後も安定経営させていくには、
このように料金体系を見直すことが必要だったわけです。
ちなみに市では水道ビジョンを作り、
水道事業の維持管理・更新・施設の耐震化対策などを盛り込み、
安定した事業継続の方針を定めています。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/38/35132.html
実際の料金改定は2020年10月から。
今度の3月定例会には議案として出てきます。
市は現在、説明会を開催しています。
前半が終わりましたが、まだ以下の日程でありますので、ぜひ参加してみてください。
後になって「何で値上げするんだよ!」なんて言わないように、
今のうちに疑問質問を行政に伝えてみてくださいね。
●水道料金に関する説明会
1月21日 月曜日 午後7時 堀金公民館
1月22日 火曜日 午後7時 三郷公民館
1月23日 水曜日 午後7時 穂高交流学習センター「みらい」
1月24日 木曜日 午後7時 三郷公民館
1月25日 金曜日 午後7時 穂高交流学習センター「みらい」
1月26日 土曜日 午前10時 明科公民館
午後2時 堀金公民館
1月27日(日)午後2時から豊科交流学習センターきぼう「市民まちづくりトーク」と題して、
議会報告会と市政をざっくばらんに話す場を開催します。
私と小林純子議員がお待ちしていますので、ぜひご参加ください。
さて本題。
今回は我々市民にとって身近な話題、水道料金の改定です。
ざっくり説明すると、安曇野市の水道料金は合併前の旧五町村時代のままで、
同じ安曇野市にも関わらず、水道料金はバラバラでした。
ちなみに10立方メートルまでの基本料金は同じ1426円。
その後、30立方メートルまでは1立方メートルあたり(家族風呂の大きさぐらいでしょうか)、
明科206円、穂高182円、堀金・豊科・三郷144円です。
これが改定後は11~30立方メートルでは1立方メートルの料金が162円に統一されます。
明科・穂高は安くなり、堀金、豊科、三郷は高くなります。
水道事業というのは市の一般&特別会計とは別個のもので、
地方公営企業という位置づけになっています。
で、基本的な考え方としては、
市民の使用する水道使用料を収入に、
また水道水を家庭や事業所に届けるための経費(人件費、動力費)を支出にしています。
これは平成29年度で純利益3億6千万円。儲かってるわけです。
儲かってるなら、なんで値上げするの?と思うでしょう。
で、ここでもう一つの収支を考えないといけません。
それが水道施設を作るための経費と財源です。
市内の水道管の長さは約1万キロ。
安曇野から直線距離で北海道の東端根室市までの距離です。
この水道管の耐用年数は40年で、
これから向こう20年以内に更新しなければならない管路は全体の約55%にも上ります。
この維持管理費と水道施設を作るために借りたお金の返済で
平成29年度は13億4千万円かかりました。
これらも我々市民が一部直接負担してますが、それらは7千万円ほど。
不足分は上記の利益などを使うわけです。
人口も減り、水道使用量も減ります。
ということは水道使用料による収入も減る。
生活していく上で最も重要なインフラである水道を今後も安定経営させていくには、
このように料金体系を見直すことが必要だったわけです。
ちなみに市では水道ビジョンを作り、
水道事業の維持管理・更新・施設の耐震化対策などを盛り込み、
安定した事業継続の方針を定めています。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/38/35132.html
実際の料金改定は2020年10月から。
今度の3月定例会には議案として出てきます。
市は現在、説明会を開催しています。
前半が終わりましたが、まだ以下の日程でありますので、ぜひ参加してみてください。
後になって「何で値上げするんだよ!」なんて言わないように、
今のうちに疑問質問を行政に伝えてみてくださいね。
●水道料金に関する説明会
1月21日 月曜日 午後7時 堀金公民館
1月22日 火曜日 午後7時 三郷公民館
1月23日 水曜日 午後7時 穂高交流学習センター「みらい」
1月24日 木曜日 午後7時 三郷公民館
1月25日 金曜日 午後7時 穂高交流学習センター「みらい」
1月26日 土曜日 午前10時 明科公民館
午後2時 堀金公民館
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