12月定例会の報告
- 2018/12/27
- 10:20
12月定例会が終わりました。
このブログでもお伝えした穂高プールを体育施設条例から削除する議案、
本会議での採決は賛成13、反対7でプールを体育施設から削除する条例改正は可決されました。
ちなみに反対した議員は、小林純子議員、小林陽子議員、井出議員、臼井議員、猪狩議員、林議員、そして私です。
「(行政の唐突な議案提出に)頭に血が上った」
そんな発言をしていた議員方も、結局はいつものように賛成に。
多くの議員が行政への忖度をしたように私には見えました。
私の視点が狭量でバイアスがかかっているのでしょうか。
このような議会がとっても残念に思えました。
そのせいなのか、最終日は夜の7時過ぎまで続いた疲れのせいなのか、徒労感がありました。
そんな中で私が救いを見たのは、
賛成討論をした宮下議員が力強く思いを込めて
「これからプールの代替案を議会でしっかりと考えて行政に訴えていきましょう。一緒にやりましょう。」
と呼びかけたことです。
「現状のプールは設備がギリギリのところで、今回延長した3年以上の使用は無理。
市民のためにも、なんとか次の手を見出そう、代替施設を作ろう、そのために議会で力を合わせよう」
という呼びかけが本気に聞こえたからでした。
私の討論が行政のあり方に対して、議会が毅然とした態度を取ろう、
という議会の存在意義を問うた発言をしたにもかかわらず、
結局はそれが実を結ばず、一方の宮下議員の呼びかけが前向きに感じられたのかもしれません。
私が注目していた議員は、精いっぱいの頑張ったのか、所属会派の中でただ1人反対でした。
ただ、反対討論をしませんでした。何をもって反対をしたのか聞きたかったですね。
存分に自分の思っていることを発言しない議員、議会。
最終日にこんな風な、「ああ何でだろうな。またこんな議会だな。」
と思うようなことは、これまでの5年間の中で無かったわけではないけれど。
会派の縛りやら、忖度する議員=追認してしまう議会やら、
これらの話は私が議員になってからずっと、いや、その前からもずっと続いている話なんでしょう。
それも全国廿浦浦(つづうらうら)で。
「地方議会不要論」なんて論があるぐらいですから。
我々議会が行政に気を使って忖度ばかりしていると、自らの存在意義を失います。
宮下議員の提案。
代替案を議会で導いていくこと。その検討、これをやらなきゃ、ホントにダメですよね。
自分が属する組織だからこそ、その自分が一番辛い。
昨日の市民タイムスに、
行政の考え(=穂高プール廃止、代替施設の建設は無理)と
議会側の考え(=市の3年後の廃止方針は認める。だが、何とか市民のために代替施設を)とのズレが書かれていました。

2018年12月26日付市民タイムス記事
ここから議会がどのように踏ん張っていくかです。
ご注目ください。
その他の報告。
望三郎の一般質問。
ヨウ素剤の事前配布は医師会からなる災害時救護マニュアル検証委員会の中で再検討することに。
学校における日本語支援については体制づくりの検討をすることに。
こちらは市民タイムス記事に掲載されました。

2018年12月13日付市民タイムス記事
種子法復活の意見書提出陳情は不採択。
望三郎は賛成。
ちなみに廃止となった種子法と同趣旨の長野県の条例化の動きが進んでいます。
長峰荘を公の施設から外すことの条例改正案は賛成。
望三郎も賛成。
これにより民間譲渡の動きが加速されればいいのですが。
長峰荘は民間譲渡され、温泉施設としての機能を継続する方針です。
リンゴの黒星病対策を求める陳情も採択。
望三郎は賛成。
主だったところはこんなところでしょうか。
今年の議員活動も終わり。
少し休憩して来年もまた粘り強く頑張ります。
みなさん、引き続き市政にご注目ください。
このブログでもお伝えした穂高プールを体育施設条例から削除する議案、
本会議での採決は賛成13、反対7でプールを体育施設から削除する条例改正は可決されました。
ちなみに反対した議員は、小林純子議員、小林陽子議員、井出議員、臼井議員、猪狩議員、林議員、そして私です。
「(行政の唐突な議案提出に)頭に血が上った」
そんな発言をしていた議員方も、結局はいつものように賛成に。
多くの議員が行政への忖度をしたように私には見えました。
私の視点が狭量でバイアスがかかっているのでしょうか。
このような議会がとっても残念に思えました。
そのせいなのか、最終日は夜の7時過ぎまで続いた疲れのせいなのか、徒労感がありました。
そんな中で私が救いを見たのは、
賛成討論をした宮下議員が力強く思いを込めて
「これからプールの代替案を議会でしっかりと考えて行政に訴えていきましょう。一緒にやりましょう。」
と呼びかけたことです。
「現状のプールは設備がギリギリのところで、今回延長した3年以上の使用は無理。
市民のためにも、なんとか次の手を見出そう、代替施設を作ろう、そのために議会で力を合わせよう」
という呼びかけが本気に聞こえたからでした。
私の討論が行政のあり方に対して、議会が毅然とした態度を取ろう、
という議会の存在意義を問うた発言をしたにもかかわらず、
結局はそれが実を結ばず、一方の宮下議員の呼びかけが前向きに感じられたのかもしれません。
私が注目していた議員は、精いっぱいの頑張ったのか、所属会派の中でただ1人反対でした。
ただ、反対討論をしませんでした。何をもって反対をしたのか聞きたかったですね。
存分に自分の思っていることを発言しない議員、議会。
最終日にこんな風な、「ああ何でだろうな。またこんな議会だな。」
と思うようなことは、これまでの5年間の中で無かったわけではないけれど。
会派の縛りやら、忖度する議員=追認してしまう議会やら、
これらの話は私が議員になってからずっと、いや、その前からもずっと続いている話なんでしょう。
それも全国廿浦浦(つづうらうら)で。
「地方議会不要論」なんて論があるぐらいですから。
我々議会が行政に気を使って忖度ばかりしていると、自らの存在意義を失います。
宮下議員の提案。
代替案を議会で導いていくこと。その検討、これをやらなきゃ、ホントにダメですよね。
自分が属する組織だからこそ、その自分が一番辛い。
昨日の市民タイムスに、
行政の考え(=穂高プール廃止、代替施設の建設は無理)と
議会側の考え(=市の3年後の廃止方針は認める。だが、何とか市民のために代替施設を)とのズレが書かれていました。

2018年12月26日付市民タイムス記事
ここから議会がどのように踏ん張っていくかです。
ご注目ください。
その他の報告。
望三郎の一般質問。
ヨウ素剤の事前配布は医師会からなる災害時救護マニュアル検証委員会の中で再検討することに。
学校における日本語支援については体制づくりの検討をすることに。
こちらは市民タイムス記事に掲載されました。

2018年12月13日付市民タイムス記事
種子法復活の意見書提出陳情は不採択。
望三郎は賛成。
ちなみに廃止となった種子法と同趣旨の長野県の条例化の動きが進んでいます。
長峰荘を公の施設から外すことの条例改正案は賛成。
望三郎も賛成。
これにより民間譲渡の動きが加速されればいいのですが。
長峰荘は民間譲渡され、温泉施設としての機能を継続する方針です。
リンゴの黒星病対策を求める陳情も採択。
望三郎は賛成。
主だったところはこんなところでしょうか。
今年の議員活動も終わり。
少し休憩して来年もまた粘り強く頑張ります。
みなさん、引き続き市政にご注目ください。
- 関連記事
-
- 議会広報委員会視察と議会だよりモニターの募集 (2019/02/07)
- 12月定例会の報告 (2018/12/27)
- 明日12月定例会閉会日、注目は穂高プールの廃止議案、議会はまたもや忖度するのか? (2018/12/20)