明日12月定例会閉会日、注目は穂高プールの廃止議案、議会はまたもや忖度するのか?
- 2018/12/20
- 20:52
12月定例会も一般質問後、委員会と続き、明日で最終日。
今回最終日も大きな見どころがあります。
穂高プールについてです。
まず市長が12日の一般質問の中で
「3年間の営業延長をした後、廃止する。」ということを明言しました。
昨年度をもって廃止だったのが、
今年度は一年延長していたので、再延長をすることになります。
これはプールの存続を願う「穂高プールを守る会」のみなさんの1万筆を超える署名に見られる、
民意の高まりに市長が答えたと言えるでしょう。
17日の福祉教育委員会では、継続審査となっていた穂高プール存続の陳情は、
福祉教育委員会で全員一致で採択されました。
陳情内容は、30年度以降も営業を続けるということで、
議会としてもそれを後押ししたということになります。
そしてこれからの3年間の中で、代替案を含めた議論を本格化させていくことになります。
ここまでは、よかったわけです。
ここから。
明日21日が最終日という前日の今日、
行政側からプールに関する新たな議案が提出されました。
その内容は、体育施設として規定している体育施設条例から、穂高プールを削除するというもの。
これにより、体育施設として位置づけている穂高プールが、その位置づけを無くすことになります。
これから3年、体育施設としてあり続けるのに、今の段階でその位置づけを無くす理由が全く分かりません。
市長としては、これ以上の延長は無いぞ、という意思表示なのでしょうが。
私が問題だと思っているのは、
この議案を議会最終日の前日になって出してくる行政のあり方です。
これまでも議会としては、穂高プールについて、
市民からの陳情の審査や一般質問や委員会の場で、議論を重ねてきました。
市民の思いや要望に寄り添い、丁寧かつ慎重に審議をしてきた経過があります。
ところが、今回のような閉会日前日の議案提出になると、
一般質問や委員会での深い議論ができないわけです。
明日一応議案質疑という機会が与えられますが、それでも十分な議論ができるとは思いません。
あとはいきなり採択です。
最後の段になって、こんな仕業に出てくる行政に呆れます。
しかし、今、明日注目してほしいのは、行政ではありません。
そういった行政が出してきた議案に対し、我々議員がどのような判断をするか、についてです。
議員に対し、十分な審議・議論もできない環境に置かせておきながら、
これで議案を通してくれ、という行政は、はっきり言って議員・議会をなめているのでしょう。
どうせ議会は反対して不採択する根性はないだろうと。
これは絶対否決しなければならない議案だと考えます。
議会がただの追認する議員の集まりなのか。
それとも二元代表制の一元を担う議会人としての矜持をもった議員なのか。
それが明日の議決です。
市民のみなさんには、そこを見極めてほしいのです。
先日、陳情を出した「穂高プールを守る会」の経過説明会に参加した市民の方が言っていました。
プール存続の動きを作ってきたにもかかわらず、
9月定例会で陳情の継続審査に手を挙げた議員に不信感を持っている、と言うな発言でした。
そして、今回はちゃんとした判断をしてください、と。
この件については、議員の中にも、おかしいという人は多くいます。
茶飲み話の中ではそうやって盛り上がります。
それでも、最後の最後の議決の際には、
行政を忖度し、つきはぎの言葉で賛成してしまうのが、
これまでの議員・議会でした。
明日はどうでしょうか?
ぜひ本会議の傍聴に来てください。
100名の市民が集まれば、議員はおいそれと忖度はできません。
時間帯は進行具合が読めない部分があるのですが、
午後2時は過ぎるのは確実と思われます。
ネットでもリアルタイム中継されます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
今回最終日も大きな見どころがあります。
穂高プールについてです。
まず市長が12日の一般質問の中で
「3年間の営業延長をした後、廃止する。」ということを明言しました。
昨年度をもって廃止だったのが、
今年度は一年延長していたので、再延長をすることになります。
これはプールの存続を願う「穂高プールを守る会」のみなさんの1万筆を超える署名に見られる、
民意の高まりに市長が答えたと言えるでしょう。
17日の福祉教育委員会では、継続審査となっていた穂高プール存続の陳情は、
福祉教育委員会で全員一致で採択されました。
陳情内容は、30年度以降も営業を続けるということで、
議会としてもそれを後押ししたということになります。
そしてこれからの3年間の中で、代替案を含めた議論を本格化させていくことになります。
ここまでは、よかったわけです。
ここから。
明日21日が最終日という前日の今日、
行政側からプールに関する新たな議案が提出されました。
その内容は、体育施設として規定している体育施設条例から、穂高プールを削除するというもの。
これにより、体育施設として位置づけている穂高プールが、その位置づけを無くすことになります。
これから3年、体育施設としてあり続けるのに、今の段階でその位置づけを無くす理由が全く分かりません。
市長としては、これ以上の延長は無いぞ、という意思表示なのでしょうが。
私が問題だと思っているのは、
この議案を議会最終日の前日になって出してくる行政のあり方です。
これまでも議会としては、穂高プールについて、
市民からの陳情の審査や一般質問や委員会の場で、議論を重ねてきました。
市民の思いや要望に寄り添い、丁寧かつ慎重に審議をしてきた経過があります。
ところが、今回のような閉会日前日の議案提出になると、
一般質問や委員会での深い議論ができないわけです。
明日一応議案質疑という機会が与えられますが、それでも十分な議論ができるとは思いません。
あとはいきなり採択です。
最後の段になって、こんな仕業に出てくる行政に呆れます。
しかし、今、明日注目してほしいのは、行政ではありません。
そういった行政が出してきた議案に対し、我々議員がどのような判断をするか、についてです。
議員に対し、十分な審議・議論もできない環境に置かせておきながら、
これで議案を通してくれ、という行政は、はっきり言って議員・議会をなめているのでしょう。
どうせ議会は反対して不採択する根性はないだろうと。
これは絶対否決しなければならない議案だと考えます。
議会がただの追認する議員の集まりなのか。
それとも二元代表制の一元を担う議会人としての矜持をもった議員なのか。
それが明日の議決です。
市民のみなさんには、そこを見極めてほしいのです。
先日、陳情を出した「穂高プールを守る会」の経過説明会に参加した市民の方が言っていました。
プール存続の動きを作ってきたにもかかわらず、
9月定例会で陳情の継続審査に手を挙げた議員に不信感を持っている、と言うな発言でした。
そして、今回はちゃんとした判断をしてください、と。
この件については、議員の中にも、おかしいという人は多くいます。
茶飲み話の中ではそうやって盛り上がります。
それでも、最後の最後の議決の際には、
行政を忖度し、つきはぎの言葉で賛成してしまうのが、
これまでの議員・議会でした。
明日はどうでしょうか?
ぜひ本会議の傍聴に来てください。
100名の市民が集まれば、議員はおいそれと忖度はできません。
時間帯は進行具合が読めない部分があるのですが、
午後2時は過ぎるのは確実と思われます。
ネットでもリアルタイム中継されます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
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