12月定例会の一般質問と主要議案について
- 2018/12/02
- 08:55
師走入り。今年も残すところあと1か月ですね。
周辺のりんご畑からはりんごの実がすべて収穫され、
朝には霜が降りるようになってきて、いよいよ冬シーズン到来です。
さて12月の議会定例会が始まっています。
今回の一般質問や主要課題をお知らせします。
12月定例会は一般質問とは別に、年に1回の「代表者質問」というのがあります。
議会にある4会派(清政会、政和会、公明党、共産党)の代表が質問に立ちます。
一般質問との違いは、各会派の代表が市政の大きな方向性等を市長と議論するというところでしょうか。
テーマも「市長の施政方針について」というものが多いです。
さあ、果たしてそういったものになるかどうか、こちらも注目です。
代表質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/48908.html
代表質問と一般質問を合わせて、議員22人中20人の議員が質問します。
私の一般質問は以下の2問。通告書に書いた内容と解説です。
日時は12月12日(水)の2番目です。
時間帯は10時40分ぐらいからですかね。
傍聴に来られる方は30分過ぎには来ておいて頂ければ。
●テーマ:「原子力災害の減災に向けてヨウ素剤の事前配布を」
市は原子力災害対策の中で、原発事故発生時の放射性ヨウ素の内部被ばくを防止するため、
安定ヨウ素剤の備蓄をしている。これが有事に実際に活用されるのか。
より実効性を高めるために事前配布を提案する。
1、市がヨウ素剤を備蓄するに至った経緯・理由は
2、災害時医療救護活動マニュアルで配布はどのように明記されているのか
3、有事にそれが機能するのか
4、事前配布を提案する
【解説】
ヨウ素剤は国の基準では原発立地より5キロ圏内は事前配布、30キロ圏内は備蓄、
そしてそれらより圏外は屋内退避が実効性が高く、備蓄を求めていません。
そんな中で我が安曇野市はヨウ素剤を備蓄しています。
これは評価されるべきことですが、実際に有事に配布されるのか。
より確実に必要な人に行き渡るためには事前配布をすべきではないか、という提案をします。
これまでも議案質疑などで議会の中でも議論されてきた課題ですが、
今回一般質問で深く突っ込みます。
●テーマ:「学校における日本語教育支援について」
国の施策により外国人労働者が増える中で、多文化共生の社会のあり方がより一層求められる。
学校においても外国由来の子どもたちが増えることが予想されるが、本市においても、
支援体制づくり・事業化を進めるべきではないか。
1、日本語教育支援が必要な外国由来の子どもたちをどのように把握しているか
2、本市における日本語教育支援取り組みの現状と位置づけ
3、支援員との連携を深め、事業化(体制づくり、予算化)に向けて歩みを進める時ではないか。
【解説】
現在国会でも入国管理法が取り上げられていますが、
今後外国人労働者の受入は拡大されることになるでしょう。
子どもを連れての来日も認められ、学校現場においても外国由来の子どもたちが増えます。
子どもたちの日本語教育支援についても体制づくり・事業化を進めようという提案をします。
※外国由来・・・外国籍及び日本国籍でも親が外国人などの場合。
その他の一般質問のトピックを拾うと、
市が推進しようとしている自転車によるまちづくりと関連して、
11日(火)中村今朝子議員「シェアサイクルについて」
11日(火)一志信一郎議員「オオルリシジミを市の天然記念物に」、「自転車によるまちづくり」
公共施設存廃に関しては明科の長峰荘について、明科の2名の議員が、
12日(水)宮下明博議員、13日(木)松枝功議員
11日 オオルリシジミを市の天然記念物に 一志議員
12日 猿害対策について 小林陽子議員
13日 地下水保全の負担金ルール作り 松枝功議員
いつも質問が面白い乱歩賞作家遠藤議員の質問は12日の午後後半。
安曇野版ネウボラということで子育てについて取り上げます。
※ネウボラとは
フィンランドの妊娠期から出産、子供の就学前までの間、母子とその家族を支援する目的で、
地方自治体が設置、運営する拠点また、出産・子育て支援制度のこと。充実した制度が評価されている。
小林純子議員は13日の一番目。
「安曇野市におけるゼロ予算事業の展開と課題について」
「無料低額診療事業と国保法第44条の「一部負担金免除」の運用について」です。
各議員の一般質問の詳細は以下から見られます。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/48905.html
さてもう1つの大注目が穂高在住の子育てママさんたちが中心になって活動し、
穂高プールの存続を求めた陳情です。
前回9月定例会の福祉教育委員会では、
「より深い議論をするためには時間が必要」という理由で継続審査になっていました。
議会閉会後は、福祉教育委員会は行政側、陳情者側の両方と意見交換の場を持ち、
行政に対しても要望書を出しています。
前回審査では継続に賛成した議員が実際のところ、
存続に賛成なのか反対なのか、よく分からない玉虫色の継続でした。
委員会での審査は12月17日(月)
今回の議会がどのような議論をし、どのような結論を導くのか注目してください。
もはや継続審査はあってはならないと思いますが。
さらに前回議会で継続審査になった
「主要農作物種子法の復活等をもとめる陳情」も今回2度目の審議です。
これは私も所属する経済建設委員会。こちらの審査は18日(火)です。
議会定例会は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
ぜひ議場に傍聴に来てくださいね。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
周辺のりんご畑からはりんごの実がすべて収穫され、
朝には霜が降りるようになってきて、いよいよ冬シーズン到来です。
さて12月の議会定例会が始まっています。
今回の一般質問や主要課題をお知らせします。
12月定例会は一般質問とは別に、年に1回の「代表者質問」というのがあります。
議会にある4会派(清政会、政和会、公明党、共産党)の代表が質問に立ちます。
一般質問との違いは、各会派の代表が市政の大きな方向性等を市長と議論するというところでしょうか。
テーマも「市長の施政方針について」というものが多いです。
さあ、果たしてそういったものになるかどうか、こちらも注目です。
代表質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/48908.html
代表質問と一般質問を合わせて、議員22人中20人の議員が質問します。
私の一般質問は以下の2問。通告書に書いた内容と解説です。
日時は12月12日(水)の2番目です。
時間帯は10時40分ぐらいからですかね。
傍聴に来られる方は30分過ぎには来ておいて頂ければ。
●テーマ:「原子力災害の減災に向けてヨウ素剤の事前配布を」
市は原子力災害対策の中で、原発事故発生時の放射性ヨウ素の内部被ばくを防止するため、
安定ヨウ素剤の備蓄をしている。これが有事に実際に活用されるのか。
より実効性を高めるために事前配布を提案する。
1、市がヨウ素剤を備蓄するに至った経緯・理由は
2、災害時医療救護活動マニュアルで配布はどのように明記されているのか
3、有事にそれが機能するのか
4、事前配布を提案する
【解説】
ヨウ素剤は国の基準では原発立地より5キロ圏内は事前配布、30キロ圏内は備蓄、
そしてそれらより圏外は屋内退避が実効性が高く、備蓄を求めていません。
そんな中で我が安曇野市はヨウ素剤を備蓄しています。
これは評価されるべきことですが、実際に有事に配布されるのか。
より確実に必要な人に行き渡るためには事前配布をすべきではないか、という提案をします。
これまでも議案質疑などで議会の中でも議論されてきた課題ですが、
今回一般質問で深く突っ込みます。
●テーマ:「学校における日本語教育支援について」
国の施策により外国人労働者が増える中で、多文化共生の社会のあり方がより一層求められる。
学校においても外国由来の子どもたちが増えることが予想されるが、本市においても、
支援体制づくり・事業化を進めるべきではないか。
1、日本語教育支援が必要な外国由来の子どもたちをどのように把握しているか
2、本市における日本語教育支援取り組みの現状と位置づけ
3、支援員との連携を深め、事業化(体制づくり、予算化)に向けて歩みを進める時ではないか。
【解説】
現在国会でも入国管理法が取り上げられていますが、
今後外国人労働者の受入は拡大されることになるでしょう。
子どもを連れての来日も認められ、学校現場においても外国由来の子どもたちが増えます。
子どもたちの日本語教育支援についても体制づくり・事業化を進めようという提案をします。
※外国由来・・・外国籍及び日本国籍でも親が外国人などの場合。
その他の一般質問のトピックを拾うと、
市が推進しようとしている自転車によるまちづくりと関連して、
11日(火)中村今朝子議員「シェアサイクルについて」
11日(火)一志信一郎議員「オオルリシジミを市の天然記念物に」、「自転車によるまちづくり」
公共施設存廃に関しては明科の長峰荘について、明科の2名の議員が、
12日(水)宮下明博議員、13日(木)松枝功議員
11日 オオルリシジミを市の天然記念物に 一志議員
12日 猿害対策について 小林陽子議員
13日 地下水保全の負担金ルール作り 松枝功議員
いつも質問が面白い乱歩賞作家遠藤議員の質問は12日の午後後半。
安曇野版ネウボラということで子育てについて取り上げます。
※ネウボラとは
フィンランドの妊娠期から出産、子供の就学前までの間、母子とその家族を支援する目的で、
地方自治体が設置、運営する拠点また、出産・子育て支援制度のこと。充実した制度が評価されている。
小林純子議員は13日の一番目。
「安曇野市におけるゼロ予算事業の展開と課題について」
「無料低額診療事業と国保法第44条の「一部負担金免除」の運用について」です。
各議員の一般質問の詳細は以下から見られます。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/48905.html
さてもう1つの大注目が穂高在住の子育てママさんたちが中心になって活動し、
穂高プールの存続を求めた陳情です。
前回9月定例会の福祉教育委員会では、
「より深い議論をするためには時間が必要」という理由で継続審査になっていました。
議会閉会後は、福祉教育委員会は行政側、陳情者側の両方と意見交換の場を持ち、
行政に対しても要望書を出しています。
前回審査では継続に賛成した議員が実際のところ、
存続に賛成なのか反対なのか、よく分からない玉虫色の継続でした。
委員会での審査は12月17日(月)
今回の議会がどのような議論をし、どのような結論を導くのか注目してください。
もはや継続審査はあってはならないと思いますが。
さらに前回議会で継続審査になった
「主要農作物種子法の復活等をもとめる陳情」も今回2度目の審議です。
これは私も所属する経済建設委員会。こちらの審査は18日(火)です。
議会定例会は豊科にある市役所3階の議場で行われます。
ぜひ議場に傍聴に来てくださいね。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
インターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
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