公共施設のこれからのあり方(再配置計画)
- 2018/05/23
- 07:13
増田望三郎です。
5月も下旬に入り、安曇野の田んぼにも稲が植えられましたね。
私の田植えは5月末から6月上旬ぐらいで、いつもこの時期は少しそわそわします。
6月3日には安曇野ハーフマラソンも行われ、県内外の6000人近いランナーが安曇野を走ります。
私も今回エントリーしていますが、4月上旬に痛めた足首がいまだに痛く、走るかどうかを検討中です。
さて本題。
今日のテーマは安曇野市の公共施設のこれからのあり方についてです。
安曇野市には「公共施設の再配置計画」というのがあります。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/1/32876.html
安曇野市内にある約400近い施設のこれからをどうしていくかという計画。
施設は子ども園、小中学校、公民館、体育館、給食センター、教員住宅、市営住宅、
美術館、博物館、障害者支援施設など多岐にわたります。
建物は建てる時の初期費用だけでなく、建てた後も毎年維持管理費がかかります。
将来の人口減、税収減が避けられない状況の中で、
これまでと同じように施設を建設・維持し続けるのは不合理であり、
かつ財政的にも無理という試算がされています。
ある施設は必要でないので廃止にしたり、
あの施設とこの施設はまとめて一つに集約・統合したり、
ある施設は今後も必要なので建て替えたり、
そしてある施設は行政から民間に譲渡したり。
施設ごとにその対応を検討し、計画的に進めていくのが「再配置」計画です。
市全体の保有面積の約33%減少を目標にしています。
具体的な話を上げると、
38億円の大きな総合体育館を建てるということは、再配置計画からみると、
その分他の地域にあるいくつかの体育館を廃止にすることになります。
また子どもの数が減るので、18園ある子ども園(元保育園)も統合していこうということで、
三郷西部認定こども園の廃止が市の計画案に出されたりしました。
※市長はその後、廃止はしないと明言しましたが。
この再配置計画は難題です。
なぜなら、
財政的な面から施設を減らしていくことが安曇野の将来には必要ということは
総論としては分かっても、ではどこの施設を廃止するのかという具体的な各論については反対があるからです。
それぞれの施設を今現在使っている市民の方たちにしてみれば、「それは困る」となるわけです。
現在明科にある長峰荘や穂高にある穂高プールは、再配置計画では昨年度で廃止とされていました。
しかし地元住民のみなさんの反対により、今年度1年は利用継続して、
その中で住民の方たちとも話し合い、どうするのか結論を出そうということになっています。
みなさんはこの問題・課題をどう考えますか?
自分たちが使っている施設が廃止となったらみなさんはどうしますか?
また私も議員として、またその集合体である議会としても、
どのような判断をするのかが問われます。
安曇野市は公共施設と再配置計画の説明会を行っています。
20日(日)に1回目が行われ、私も参加してきました。
ここの場でもやはり、明科の住民の方たちが多数参加され、長峰荘の存続を訴えていました。
安曇野市のこれからのことを考えてみるために、
市の説明会に参加してみてはいかがでしょう?
次回は5月30日(水)夜7時~市役所で行われます。
5月も下旬に入り、安曇野の田んぼにも稲が植えられましたね。
私の田植えは5月末から6月上旬ぐらいで、いつもこの時期は少しそわそわします。
6月3日には安曇野ハーフマラソンも行われ、県内外の6000人近いランナーが安曇野を走ります。
私も今回エントリーしていますが、4月上旬に痛めた足首がいまだに痛く、走るかどうかを検討中です。
さて本題。
今日のテーマは安曇野市の公共施設のこれからのあり方についてです。
安曇野市には「公共施設の再配置計画」というのがあります。
http://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/1/32876.html
安曇野市内にある約400近い施設のこれからをどうしていくかという計画。
施設は子ども園、小中学校、公民館、体育館、給食センター、教員住宅、市営住宅、
美術館、博物館、障害者支援施設など多岐にわたります。
建物は建てる時の初期費用だけでなく、建てた後も毎年維持管理費がかかります。
将来の人口減、税収減が避けられない状況の中で、
これまでと同じように施設を建設・維持し続けるのは不合理であり、
かつ財政的にも無理という試算がされています。
ある施設は必要でないので廃止にしたり、
あの施設とこの施設はまとめて一つに集約・統合したり、
ある施設は今後も必要なので建て替えたり、
そしてある施設は行政から民間に譲渡したり。
施設ごとにその対応を検討し、計画的に進めていくのが「再配置」計画です。
市全体の保有面積の約33%減少を目標にしています。
具体的な話を上げると、
38億円の大きな総合体育館を建てるということは、再配置計画からみると、
その分他の地域にあるいくつかの体育館を廃止にすることになります。
また子どもの数が減るので、18園ある子ども園(元保育園)も統合していこうということで、
三郷西部認定こども園の廃止が市の計画案に出されたりしました。
※市長はその後、廃止はしないと明言しましたが。
この再配置計画は難題です。
なぜなら、
財政的な面から施設を減らしていくことが安曇野の将来には必要ということは
総論としては分かっても、ではどこの施設を廃止するのかという具体的な各論については反対があるからです。
それぞれの施設を今現在使っている市民の方たちにしてみれば、「それは困る」となるわけです。
現在明科にある長峰荘や穂高にある穂高プールは、再配置計画では昨年度で廃止とされていました。
しかし地元住民のみなさんの反対により、今年度1年は利用継続して、
その中で住民の方たちとも話し合い、どうするのか結論を出そうということになっています。
みなさんはこの問題・課題をどう考えますか?
自分たちが使っている施設が廃止となったらみなさんはどうしますか?
また私も議員として、またその集合体である議会としても、
どのような判断をするのかが問われます。
安曇野市は公共施設と再配置計画の説明会を行っています。
20日(日)に1回目が行われ、私も参加してきました。
ここの場でもやはり、明科の住民の方たちが多数参加され、長峰荘の存続を訴えていました。
安曇野市のこれからのことを考えてみるために、
市の説明会に参加してみてはいかがでしょう?
次回は5月30日(水)夜7時~市役所で行われます。
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