市の認定こども園(旧保育園)の民営化・統廃合について
- 2018/01/15
- 10:59
今日はとっても大事な課題・テーマ。
認定こども園の民営化です。
認定こども園と言うのは、かつての保育園のこと。
安曇野市は公立の幼稚園一園を除き、あとは全て保育園しかありません。
保育園は基本「親が働いている」という要件がなければ預けられませんが、
これまでは特例措置として受け入れていました。
ちなみに幼稚園は親の就労は条件でない。
幼稚園と保育園の両方の機能を持たせたというのが認定こども園です。
で、宮澤市長は、認定こども園を民営化について、
市の行政改革推進委員会という有識者からなる場で検討してくれ、と諮問しました。
平成27年10月のこと。
検討は平成27~28年度にされて、委員会の答申結果は民営化の方向でいくというものでした。
これを受けて市は29年3月に民営化の実施計画を出しました。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/28641.pdf
この実施計画では、どの園を民営化にするのかという具体名は出されていませんでしたが、
昨年末12月には具体的にこの園を民営化に向かわせるということが示されました。
認定こども園民営化中長期ビジョン(素案)です。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/28638.pdf
この素案では穂高のあおぞら、豊科の南部、明科の明科北、三郷の西部のそれぞれの園が対象園です。
素案とは言え、これらの園が対象となるのは間違いありません。
このニュースが市民タイムスなどでトップ記事で報じられ、
保護者の方たちは、「(認定こども園は)どうなってしまうんだろう?」と大いに不安になっいて、その声が僕のところにも寄せられています。
★そして一点、重要な付け加え★
上記民営化対象の4園のうち、三郷西部だけ「統廃合」ということも示されているのです。
民営化、場合によっては統廃合されて、こども園が無くなってしまう。
三郷西部は三郷小倉にあります。
三郷小倉地域から子どもの育ちの場が無くなってしまうというのは、
この地域の衰退へとつながりかねない事態です。
この文章をここまで読んで、みなさんはどう思われましたか?
「民営化はそんなに良くないの?」
「公立園でどうして存続できないの?」
「統廃合されるとどうなるの?」
「この課題解決はどうすればいいの?」
いろんな疑問を持ったのではないでしょうか。
民営化することのメリット・デメリット、民営化とはどういうことなのか、
そしてどのように課題解決していけるのか。
地域の存亡をかけた、と言うと大げさでしょうか、
この大事な課題、それを園に子どもさんを送り出している保護者だけでなく、
地元地域の人たちが、自分たちの暮らす地域が将来どうなっていったらいいのかを、
大いに議論をしていかなければなりません。
私の持論はまた書きます。
現在、市行政の民営化の説明会が行われています。
こども園の保護者だけでなく、関係地域の方はぜひ出席してみてください。
本日15日(月)夜7時~三郷公民館
17日(水)夜7時~堀金公民館
18日(木)夜7時~明科公民館
※穂高、豊科は終わっています。
最後にもう1つ。
明科は明科北保育園が対象園となっていますが、
ここだけ中長期ビジョンの説明文の中に「信州型自然保育の特化型」と書かれ、
自然保育に特化した園の可能性についてと書かれています。これは注目です。
三郷会場と同じく、明科会場にもぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
認定こども園の民営化です。
認定こども園と言うのは、かつての保育園のこと。
安曇野市は公立の幼稚園一園を除き、あとは全て保育園しかありません。
保育園は基本「親が働いている」という要件がなければ預けられませんが、
これまでは特例措置として受け入れていました。
ちなみに幼稚園は親の就労は条件でない。
幼稚園と保育園の両方の機能を持たせたというのが認定こども園です。
で、宮澤市長は、認定こども園を民営化について、
市の行政改革推進委員会という有識者からなる場で検討してくれ、と諮問しました。
平成27年10月のこと。
検討は平成27~28年度にされて、委員会の答申結果は民営化の方向でいくというものでした。
これを受けて市は29年3月に民営化の実施計画を出しました。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/28641.pdf
この実施計画では、どの園を民営化にするのかという具体名は出されていませんでしたが、
昨年末12月には具体的にこの園を民営化に向かわせるということが示されました。
認定こども園民営化中長期ビジョン(素案)です。
http://www.city.azumino.nagano.jp/uploaded/attachment/28638.pdf
この素案では穂高のあおぞら、豊科の南部、明科の明科北、三郷の西部のそれぞれの園が対象園です。
素案とは言え、これらの園が対象となるのは間違いありません。
このニュースが市民タイムスなどでトップ記事で報じられ、
保護者の方たちは、「(認定こども園は)どうなってしまうんだろう?」と大いに不安になっいて、その声が僕のところにも寄せられています。
★そして一点、重要な付け加え★
上記民営化対象の4園のうち、三郷西部だけ「統廃合」ということも示されているのです。
民営化、場合によっては統廃合されて、こども園が無くなってしまう。
三郷西部は三郷小倉にあります。
三郷小倉地域から子どもの育ちの場が無くなってしまうというのは、
この地域の衰退へとつながりかねない事態です。
この文章をここまで読んで、みなさんはどう思われましたか?
「民営化はそんなに良くないの?」
「公立園でどうして存続できないの?」
「統廃合されるとどうなるの?」
「この課題解決はどうすればいいの?」
いろんな疑問を持ったのではないでしょうか。
民営化することのメリット・デメリット、民営化とはどういうことなのか、
そしてどのように課題解決していけるのか。
地域の存亡をかけた、と言うと大げさでしょうか、
この大事な課題、それを園に子どもさんを送り出している保護者だけでなく、
地元地域の人たちが、自分たちの暮らす地域が将来どうなっていったらいいのかを、
大いに議論をしていかなければなりません。
私の持論はまた書きます。
現在、市行政の民営化の説明会が行われています。
こども園の保護者だけでなく、関係地域の方はぜひ出席してみてください。
本日15日(月)夜7時~三郷公民館
17日(水)夜7時~堀金公民館
18日(木)夜7時~明科公民館
※穂高、豊科は終わっています。
最後にもう1つ。
明科は明科北保育園が対象園となっていますが、
ここだけ中長期ビジョンの説明文の中に「信州型自然保育の特化型」と書かれ、
自然保育に特化した園の可能性についてと書かれています。これは注目です。
三郷会場と同じく、明科会場にもぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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