6月定例会の一般質問について
- 2017/06/06
- 23:06
6月定例会の一般質問が出揃いました。
特筆すべきは議長を除く24人全員の議員が一般質問をすることです。
※議長は議事進行があるため、通例一般質問をしていない。
選挙が近くなると、アピールするために、こぞって一般質問をやるようになる、
と聞いたことがありますが、その通りでした。
ということはみなさん、次の選挙への意欲もアリアリなのですね。
さて今回私が取り上げるのは以下の3問です。
また私の登壇は6月15日(木)の2人目。
午前10時半ぐらいには始まると思います。
以下、通告書の内容と解説です。
①南部総合体育館整備計画の進捗と課題
懸案の南部総合体育館整備計画の進捗状況について聴く。
1、塩尻市は5830㎡で38億円、安曇野市は7300㎡で38億円。
工事単価の比較を。
2、プロポーザルの応募状況について
3、社会資本整備総合交付金について
4、今後工事費用の増額の可能性がある場合、予算を上乗せするのか。施設規模を縮小するのか。
5、市民ワークショップや競技団体へのヒアリングなどにより拡張要望があっても、
面積・費用の上限は守られるのか。
6、今後見通せる課題は。
解説)
体育館計画の進捗状況と課題の洗い出しを行うもの。
現在市は基本設計のプロポーザル(設計業者からの提案)を募集しています。
38億円(内建設のための費用は33億円)で7300㎡もの施設ができるのか。
以前穂高にあるしゃくなげの湯を建設する際に、業者の入札が無い状況があり、
計画の見直しを余儀なくされました。
プロポーザルを受けて、計画が進んでいくのかどうか。
これ以上の整備費用の増をしないことを再度念押ししたいと思います。
②北小倉廃棄物処理施設の排水処理について
北小倉で廃棄物処理業を行う増田建設産業の排水処理について質問する。
1、業者の排水は「雨水」なのか「汚水」なのか。
2、施設の除害処理について
3、下水道管理者としての市の対応
4、地下浸透の可能性
解説)
増田産業施設内には排水経路において有害物質を除害する施設があります。
しかし、この除害処理が正しく行われていないことが県の立ち入り検査により分かりました。
除害処理が行われないまま下水道に接続されることに対しての市の対応や
かねてから地下浸透の可能性も指摘していましたが、その点についても市の対応を追求します。
③自然保育×移住~安曇野に保育士を呼び込もう!~
全国的に保育士不足の中、首都圏の自治体が保育士確保を積極化しており、
地方における保育士確保にも影響が出かねない。
安曇野市においても保育士不足は深刻であり、
より積極的な保育士確保のための方策が必要である。
1、28年度は11人の保育士が足りない状態だった。29年度の状況は。
2、市の保育士確保の策とその効果は。
3、新たな確保策を提案する。
・自然保育をテーマにした都市部での保育士向け移住セミナー
・自然保育認定園での市内高校生たちのインターンシップ
4、魅力ある雇用環境を作る。
解説)
市の保育士不足は深刻で、保育園の運営は綱渡り状態です。
市の規則で正規職員数の上限があるため、正規保育士の採用がままなりません。
そこで市の自然保育を打ち出し、保育士向けの移住セミナーを都市部で開くことを提案します。
ケロポンズに信州型自然保育(やまほいく)のPR大使になってもらってもいいですよね。
その他の議員のみなさんの質問は以下で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/37066.html
私のおススメは、
●内川集雄議員 6月14日(水)の午後3時ぐらいでしょうか。
『廃止された種子法と安曇野の農業と市民の食の安全』
・遺伝子組み換え種子による安曇野農業と市民の食
↑↑↑
種子法とは、稲、麦、大豆の種子の開発や生産・普及を都道府県に義務づけています。
この制度の下で、都道府県は試験研究の体制を整え、地域に合う品種を開発し、
「奨励品種」に指定、さらには原原種や原種の生産圃場の指定、
種子の審査、遺伝資源の保存などを行ってきました。
種子法の廃止により、モンサント社など巨大資本が扱う遺伝子組み換え種子が益々はびこり、
食の安全が脅かされることになるのではないでしょうか。
●林孝彦議員 6月15日(木)の午後1時ぐらいから
『出産支援、子育て支援の促進について』
・発達障がいの早期発見、早期支援のため、
こども発達支援相談室「あづみっこサポートルーム」の強化
・子どもの貧困対策として、子ども食堂の取組みへの支援と学校給食の無償化
↑↑↑
ここ数カ月で、数人の方から子どもさんの発達障がいの相談を受けました。
療育施設に通うには認定がいるのですが、その認定が下りるまでの診断に数カ月待ちとか。
このあたりを突っ込んで聞いてもらいたいです。
●小林純子議員 6月15日(木)の午後4時ぐらいでしょうか。
『松枯れ対策の農薬空中散布について』
・有人ヘリによる空散を3年間実施した結果
・空散される農薬のネオニコチノイド系農薬の安全性と環境影響評価
・予防原則に従い、空散をやめる検討が必要ではないか。
↑↑↑
安曇野市では松枯れ対策として、農薬の空中散布をしています。
本年も6月22日に明科・豊科の2か所で実施予定。
現在、松本市でも空散の進め方について、
地域住民に十分な説明がされていなかったとして、
新聞などでも報道されています。
安曇野市の判断はいかに?
興味あるテーマ一般質問の傍聴に出かけてみてはいかがでしょう。
場所は豊科にある市役所3階の議場です。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
またインターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
と言うわけで一般質問のお知らせでした。
特筆すべきは議長を除く24人全員の議員が一般質問をすることです。
※議長は議事進行があるため、通例一般質問をしていない。
選挙が近くなると、アピールするために、こぞって一般質問をやるようになる、
と聞いたことがありますが、その通りでした。
ということはみなさん、次の選挙への意欲もアリアリなのですね。
さて今回私が取り上げるのは以下の3問です。
また私の登壇は6月15日(木)の2人目。
午前10時半ぐらいには始まると思います。
以下、通告書の内容と解説です。
①南部総合体育館整備計画の進捗と課題
懸案の南部総合体育館整備計画の進捗状況について聴く。
1、塩尻市は5830㎡で38億円、安曇野市は7300㎡で38億円。
工事単価の比較を。
2、プロポーザルの応募状況について
3、社会資本整備総合交付金について
4、今後工事費用の増額の可能性がある場合、予算を上乗せするのか。施設規模を縮小するのか。
5、市民ワークショップや競技団体へのヒアリングなどにより拡張要望があっても、
面積・費用の上限は守られるのか。
6、今後見通せる課題は。
解説)
体育館計画の進捗状況と課題の洗い出しを行うもの。
現在市は基本設計のプロポーザル(設計業者からの提案)を募集しています。
38億円(内建設のための費用は33億円)で7300㎡もの施設ができるのか。
以前穂高にあるしゃくなげの湯を建設する際に、業者の入札が無い状況があり、
計画の見直しを余儀なくされました。
プロポーザルを受けて、計画が進んでいくのかどうか。
これ以上の整備費用の増をしないことを再度念押ししたいと思います。
②北小倉廃棄物処理施設の排水処理について
北小倉で廃棄物処理業を行う増田建設産業の排水処理について質問する。
1、業者の排水は「雨水」なのか「汚水」なのか。
2、施設の除害処理について
3、下水道管理者としての市の対応
4、地下浸透の可能性
解説)
増田産業施設内には排水経路において有害物質を除害する施設があります。
しかし、この除害処理が正しく行われていないことが県の立ち入り検査により分かりました。
除害処理が行われないまま下水道に接続されることに対しての市の対応や
かねてから地下浸透の可能性も指摘していましたが、その点についても市の対応を追求します。
③自然保育×移住~安曇野に保育士を呼び込もう!~
全国的に保育士不足の中、首都圏の自治体が保育士確保を積極化しており、
地方における保育士確保にも影響が出かねない。
安曇野市においても保育士不足は深刻であり、
より積極的な保育士確保のための方策が必要である。
1、28年度は11人の保育士が足りない状態だった。29年度の状況は。
2、市の保育士確保の策とその効果は。
3、新たな確保策を提案する。
・自然保育をテーマにした都市部での保育士向け移住セミナー
・自然保育認定園での市内高校生たちのインターンシップ
4、魅力ある雇用環境を作る。
解説)
市の保育士不足は深刻で、保育園の運営は綱渡り状態です。
市の規則で正規職員数の上限があるため、正規保育士の採用がままなりません。
そこで市の自然保育を打ち出し、保育士向けの移住セミナーを都市部で開くことを提案します。
ケロポンズに信州型自然保育(やまほいく)のPR大使になってもらってもいいですよね。
その他の議員のみなさんの質問は以下で見られます。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/37066.html
私のおススメは、
●内川集雄議員 6月14日(水)の午後3時ぐらいでしょうか。
『廃止された種子法と安曇野の農業と市民の食の安全』
・遺伝子組み換え種子による安曇野農業と市民の食
↑↑↑
種子法とは、稲、麦、大豆の種子の開発や生産・普及を都道府県に義務づけています。
この制度の下で、都道府県は試験研究の体制を整え、地域に合う品種を開発し、
「奨励品種」に指定、さらには原原種や原種の生産圃場の指定、
種子の審査、遺伝資源の保存などを行ってきました。
種子法の廃止により、モンサント社など巨大資本が扱う遺伝子組み換え種子が益々はびこり、
食の安全が脅かされることになるのではないでしょうか。
●林孝彦議員 6月15日(木)の午後1時ぐらいから
『出産支援、子育て支援の促進について』
・発達障がいの早期発見、早期支援のため、
こども発達支援相談室「あづみっこサポートルーム」の強化
・子どもの貧困対策として、子ども食堂の取組みへの支援と学校給食の無償化
↑↑↑
ここ数カ月で、数人の方から子どもさんの発達障がいの相談を受けました。
療育施設に通うには認定がいるのですが、その認定が下りるまでの診断に数カ月待ちとか。
このあたりを突っ込んで聞いてもらいたいです。
●小林純子議員 6月15日(木)の午後4時ぐらいでしょうか。
『松枯れ対策の農薬空中散布について』
・有人ヘリによる空散を3年間実施した結果
・空散される農薬のネオニコチノイド系農薬の安全性と環境影響評価
・予防原則に従い、空散をやめる検討が必要ではないか。
↑↑↑
安曇野市では松枯れ対策として、農薬の空中散布をしています。
本年も6月22日に明科・豊科の2か所で実施予定。
現在、松本市でも空散の進め方について、
地域住民に十分な説明がされていなかったとして、
新聞などでも報道されています。
安曇野市の判断はいかに?
興味あるテーマ一般質問の傍聴に出かけてみてはいかがでしょう。
場所は豊科にある市役所3階の議場です。
無料の託児もあります。※1週間前の予約が必要。
またインターネットでもリアルタイム&録画で見られます。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/
と言うわけで一般質問のお知らせでした。
- 関連記事
-
- ★9月定例会一般質問~今期最後の一般質問です~ (2017/08/25)
- 6月定例会の一般質問について (2017/06/06)
- 3月定例会の一般質問について (2017/02/21)