12月定例会報告、その2~議員定数が25人→22人に~
- 2016/12/20
- 10:00
12月定例会報告、その2。
もう1つお伝えするだいじなことがあります。
定例会最終日、議員定数を25人から22人に減じる条例議案が採択されました。
賛成17、反対7
私を含める会派民心・無所属の会の4人と共産党市議団3人が反対。
またもや市民不在の議論で数の力で強引に決められてしまいました。
前回の28→25への減の検証がされていない、
進め方が強引である、
市民への意見を聴く機会があまりにも少ない、
などいくつも突っ込みどころがあったのですが、
このあたりは他議員に発言していただき、私は独自の観点で意見をしました。
この発言、ここまで言っちゃって大丈夫かな~と実は前日からドキドキしていました。
でも、やはり言っておきたい、伝えておきたい、と思い発言しました。
以下、私の反対討論の発言要旨です。
ドキドキは★印のところです。
今回の定数削減の目的、これまでの議会の議論では、
「若い世代を議会に導きたい。しかし現在の報酬額では子育て世代や若手には足りない。
そこで若手世代のために報酬を上げたいが、報酬増は今の社会状況下では受け入れられない。
そのためには議員の数を減らして自分たちも身を切って、減額した分を報酬に振り分ける。」
というようなことでした。
ここで8月末に議会が行った「市民の意見を聴く会」での40歳の男性の声を紹介します。
「年収にすると大体600万円弱ぐらいとのこと。一般的にその額を聴けば議員になりたいな、
と思うんじゃないかと思います。他の仕事、他の給料との差額を見ればことさらそう思うんじゃないかと。
お金を得たいという人が議員になってもらっても、市民側はあまり嬉しくないかなと。
それよりも市民のために何としてでもよい政治を行い、みんなの幸せのために仕事をして頂ける人が
できれば議員になってもらいたい。」(議事録より意を変えずに抜粋)
非正規雇用が40%を超える中で、報酬600万弱というのはみなさんが言うように本当に安いのか。
国税庁のサラリーマンの年収のデータを見てみると、
30代男性で約450万、40代男性で約600万とけして見劣りしないんです。
私もずっと非正規雇用や自営でやってきましたから、
年2回の期末手当も頂けて本当にありがたいな~、
市民のために頑張らないとな~と素直に思うんです。
今の時代に、20代、30代の世代が30万を稼ぐのがどれだけ大変か。
これでは少ないとおっしゃる方々はバブル期の右肩上がりの時代を生きてきた方たちで、
その時代から見て少ないと思ってるんじゃないでしょうか。
若い世代を導くために報酬を上げる、そのために定数を減らすというのは逆効果です。
選挙は現職有利と言います。
3年前の選挙では唯一20代で挑戦した候補者が惜しくも次点で落選しました。
定数が28ならば通っていたわけです。
これをさらに22にすれば知名度も実績もない若手は益々当選しづらくなるのではないでしょうか。
さてここからは誰が特定の方を意識して発言するわけではないということをお断りして、
持論を述べさせてもらいます。
★本当に若い世代に議員になってもらいたいのならば、
一番分かりやすい方法は年配の方がやめることです。
そういうことを言ってやめる方がいれば、
本当にしびれるようなカッコよさを感じるわけですが、
若い世代を議会にと言う方々もなかなかおやめになられない。
年配の方がこういった言を自ら議会で発言してくださればいいのですが、そういう方もおられない。
なので憎まれること承知で47歳にもなって議会最年少の私が言うわけです。★
私は来期の議会は20代、30代の新人議員が入ってくる議会を目指しています。
生意気な意見を述べましたが、意を汲みとって頂き、反対討論とします。
私は報酬アップと結びつけた定数減は反対です。
我が家の生活費となる報酬としては600万弱も頂ければ大満足です。
一方使用目的が議員活動に限定されている政務活動費は年間9万円(月額7500円)で、
これについては月額2~3万円ほどに上げてほしい。
9万円を超えた分は報酬から持ち出しています。
以上、12月定例会の報告でした。
もう1つお伝えするだいじなことがあります。
定例会最終日、議員定数を25人から22人に減じる条例議案が採択されました。
賛成17、反対7
私を含める会派民心・無所属の会の4人と共産党市議団3人が反対。
またもや市民不在の議論で数の力で強引に決められてしまいました。
前回の28→25への減の検証がされていない、
進め方が強引である、
市民への意見を聴く機会があまりにも少ない、
などいくつも突っ込みどころがあったのですが、
このあたりは他議員に発言していただき、私は独自の観点で意見をしました。
この発言、ここまで言っちゃって大丈夫かな~と実は前日からドキドキしていました。
でも、やはり言っておきたい、伝えておきたい、と思い発言しました。
以下、私の反対討論の発言要旨です。
ドキドキは★印のところです。
今回の定数削減の目的、これまでの議会の議論では、
「若い世代を議会に導きたい。しかし現在の報酬額では子育て世代や若手には足りない。
そこで若手世代のために報酬を上げたいが、報酬増は今の社会状況下では受け入れられない。
そのためには議員の数を減らして自分たちも身を切って、減額した分を報酬に振り分ける。」
というようなことでした。
ここで8月末に議会が行った「市民の意見を聴く会」での40歳の男性の声を紹介します。
「年収にすると大体600万円弱ぐらいとのこと。一般的にその額を聴けば議員になりたいな、
と思うんじゃないかと思います。他の仕事、他の給料との差額を見ればことさらそう思うんじゃないかと。
お金を得たいという人が議員になってもらっても、市民側はあまり嬉しくないかなと。
それよりも市民のために何としてでもよい政治を行い、みんなの幸せのために仕事をして頂ける人が
できれば議員になってもらいたい。」(議事録より意を変えずに抜粋)
非正規雇用が40%を超える中で、報酬600万弱というのはみなさんが言うように本当に安いのか。
国税庁のサラリーマンの年収のデータを見てみると、
30代男性で約450万、40代男性で約600万とけして見劣りしないんです。
私もずっと非正規雇用や自営でやってきましたから、
年2回の期末手当も頂けて本当にありがたいな~、
市民のために頑張らないとな~と素直に思うんです。
今の時代に、20代、30代の世代が30万を稼ぐのがどれだけ大変か。
これでは少ないとおっしゃる方々はバブル期の右肩上がりの時代を生きてきた方たちで、
その時代から見て少ないと思ってるんじゃないでしょうか。
若い世代を導くために報酬を上げる、そのために定数を減らすというのは逆効果です。
選挙は現職有利と言います。
3年前の選挙では唯一20代で挑戦した候補者が惜しくも次点で落選しました。
定数が28ならば通っていたわけです。
これをさらに22にすれば知名度も実績もない若手は益々当選しづらくなるのではないでしょうか。
さてここからは誰が特定の方を意識して発言するわけではないということをお断りして、
持論を述べさせてもらいます。
★本当に若い世代に議員になってもらいたいのならば、
一番分かりやすい方法は年配の方がやめることです。
そういうことを言ってやめる方がいれば、
本当にしびれるようなカッコよさを感じるわけですが、
若い世代を議会にと言う方々もなかなかおやめになられない。
年配の方がこういった言を自ら議会で発言してくださればいいのですが、そういう方もおられない。
なので憎まれること承知で47歳にもなって議会最年少の私が言うわけです。★
私は来期の議会は20代、30代の新人議員が入ってくる議会を目指しています。
生意気な意見を述べましたが、意を汲みとって頂き、反対討論とします。
私は報酬アップと結びつけた定数減は反対です。
我が家の生活費となる報酬としては600万弱も頂ければ大満足です。
一方使用目的が議員活動に限定されている政務活動費は年間9万円(月額7500円)で、
これについては月額2~3万円ほどに上げてほしい。
9万円を超えた分は報酬から持ち出しています。
以上、12月定例会の報告でした。
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