12月定例会報告、その１～体育館建設計画の陳情について～

12月定例会が昨日終わりました。

「体育館の広さ見直し隊」の陳情、無事に採択されました。

でも賛成13、反対11でなんとかギリギリの採択でした。

反対者が11人もいて、それで反対の通告を出さずに、一切の討論もしないで、
あわよくば数の力で不採択にしようなんてのは議会として信頼を損なうところでした。

いずれにしても、
「施設規模の縮小と整備費用の圧縮」
を要望項目にしっかりと盛り込んだ陳情が採択されたわけですから、
この後議会として市側に提出する提言書にもそのことをしっかりと明記しなければなりません。

「施設規模の縮小と整備費用の圧縮」

これが、議会の総意と言うことです。


しかし、ことはさほど簡単にはいかないかも。
それはもう一つの早期建設の陳情も採択されているからです。

推進側の議員の方々はきっと、

「早期建設の陳情も採択されており、それは施設の充実を求めている。」

と主張してくるでしょう。
そんな中でいかに提言としてまとめるのか至難の業です。

となると、そもそもなんで相反する趣旨の2つの陳情を、
両方採択したのか、というところに戻る。

新年明けての1月10日（火）午前10時～議会全員協議会が開かれ、
この場で提言書にまとめるための議論を行います。

この場で、両方の陳情に賛成した議員さんには発言してもらって、
その落とし前をつけてもらいたいですね。

おそらくこの場が基本計画を出す前の最後の討議の場となり、
ここでのまとめが議会の総意となります。
それを受けて行政側は基本計画を1月末までには出してきて、
その後計画が進んでいくことになります。

ぜひ年明けの議会全員協議会の傍聴においでください。

※見直し隊のみなさんの署名提出は来年明けになりそうで、
　　署名は年内いっぱいは集められそうです。
　　最後まで民意を集めていきましょう。