初めての政策討論会議。テーマは総合体育館建設計画
- 2016/02/17
- 16:17
安曇野市の新年度予算案が出されました。
その額427億円。
私が議員になってから3年連続の400億円超えの大規模予算です。
この予算案を審議するのが19日から始まる定例会です。
予算案の中味については、改めて発信しますね。
今日は先日9日に行われた市議会の政策討論会議について。
安曇野市議会には議会基本条例という議会の最高法規とも言える条例があります。
※条例というのは、市町村や県など、地方自治体が独自につくる法律のこと。
議会が議会としての機能や役割を果たすために議会自らが作った法律です。
作ったのは平成25年6月のことで、私が議員になる前のこと。
この議会基本条例の中で、政策討論会議について定めています。
第15条
議会は、市政に関する重要な政策及び課題に対して共通認識を図り、
合意形成を得るため、政策討論会議を開催することができる。
ところがこの2年半、この政策討論会議が行われたことはなく、
2月9日が初めての開催だったのです。
議会よ、議員よ、今まで何をしていたのか?
と思う人もたくさんいると思います。
今回の政策討論会議のテーマは、
1、体育館建設計画 2、穂高広域施設組合の施設更新
の2つでした。
体育館建設については、僕たちの会派「民心・無所属の会」で、
11月に政策討論会議の開催を議長に要望していました。
それから3か月、ようやく実現したわけです。
さて肝心の体育館建設計画ですが、どのような議論がされたかというと、
・防災拠点としての役割を持たせたものがいい。
・市民の健康増進のために多目的に使える施設にすべき。
・子どもたちに感動を与える『本物』の競技を見せられる施設に。
・議会として市民の意見をもう一度聞き、市民の思いを踏まえた上で議論を進めるべき。
・過大な施設は財政上無理を来す。市民の使い勝手の良いものを作るべき。
・etc
と、様々な意見が出ました。
25人の議員のうち、半数以上の方たちが意見を出したでしょうか。
なかなか議会としての集約した意見をまとめるところまでは行きませんでしたが、
それぞれが自身の考えを発表し合うのは、議会として大事な過程だと思いました。
昨年12月の定例会では、体育館建設計画の基本構想を外部コンサルタントに委託する費用
1500万円の債務負担行為を含む補正予算案が可決されましたが、
今回のような議論が無いまま通してしまっていたわけです。
議会としても遅ればせながらの討論スタートですが、
体育館計画については、引き続き議会としての議論、
議会と行政との議論、議会と市民との議論というように、
3つどもえの議論を行うなかで、体育館建設を進めていきたいと思います。
僕も討論会の中で、
議会主催の市民公聴会を開いてはどうか?と提案しました。
12月の定例会一般質問で、
「(体育館建設について)市民にアンケートを取ってはどうか?」
と問うたところ、市長は
「必ずしも民意を反映しないので、アンケートの実施はしない。」
とのことでした。
ならば、どこで民意を汲みとっていくのか。
公聴会で、意見がある方にしっかりと発表してもらい、
それをまた材料にさせてもらい、議会としても考えていくというのは、
一つの方法だと思います。
公聴会の開催を今後要望していきたいと思います。
今回初めての討論会をやってみました。
討論したい課題は山ほどあるわけで、このような政策討論会議、
どんどんやっていく安曇野市議会でありたいと思います。
その額427億円。
私が議員になってから3年連続の400億円超えの大規模予算です。
この予算案を審議するのが19日から始まる定例会です。
予算案の中味については、改めて発信しますね。
今日は先日9日に行われた市議会の政策討論会議について。
安曇野市議会には議会基本条例という議会の最高法規とも言える条例があります。
※条例というのは、市町村や県など、地方自治体が独自につくる法律のこと。
議会が議会としての機能や役割を果たすために議会自らが作った法律です。
作ったのは平成25年6月のことで、私が議員になる前のこと。
この議会基本条例の中で、政策討論会議について定めています。
第15条
議会は、市政に関する重要な政策及び課題に対して共通認識を図り、
合意形成を得るため、政策討論会議を開催することができる。
ところがこの2年半、この政策討論会議が行われたことはなく、
2月9日が初めての開催だったのです。
議会よ、議員よ、今まで何をしていたのか?
と思う人もたくさんいると思います。
今回の政策討論会議のテーマは、
1、体育館建設計画 2、穂高広域施設組合の施設更新
の2つでした。
体育館建設については、僕たちの会派「民心・無所属の会」で、
11月に政策討論会議の開催を議長に要望していました。
それから3か月、ようやく実現したわけです。
さて肝心の体育館建設計画ですが、どのような議論がされたかというと、
・防災拠点としての役割を持たせたものがいい。
・市民の健康増進のために多目的に使える施設にすべき。
・子どもたちに感動を与える『本物』の競技を見せられる施設に。
・議会として市民の意見をもう一度聞き、市民の思いを踏まえた上で議論を進めるべき。
・過大な施設は財政上無理を来す。市民の使い勝手の良いものを作るべき。
・etc
と、様々な意見が出ました。
25人の議員のうち、半数以上の方たちが意見を出したでしょうか。
なかなか議会としての集約した意見をまとめるところまでは行きませんでしたが、
それぞれが自身の考えを発表し合うのは、議会として大事な過程だと思いました。
昨年12月の定例会では、体育館建設計画の基本構想を外部コンサルタントに委託する費用
1500万円の債務負担行為を含む補正予算案が可決されましたが、
今回のような議論が無いまま通してしまっていたわけです。
議会としても遅ればせながらの討論スタートですが、
体育館計画については、引き続き議会としての議論、
議会と行政との議論、議会と市民との議論というように、
3つどもえの議論を行うなかで、体育館建設を進めていきたいと思います。
僕も討論会の中で、
議会主催の市民公聴会を開いてはどうか?と提案しました。
12月の定例会一般質問で、
「(体育館建設について)市民にアンケートを取ってはどうか?」
と問うたところ、市長は
「必ずしも民意を反映しないので、アンケートの実施はしない。」
とのことでした。
ならば、どこで民意を汲みとっていくのか。
公聴会で、意見がある方にしっかりと発表してもらい、
それをまた材料にさせてもらい、議会としても考えていくというのは、
一つの方法だと思います。
公聴会の開催を今後要望していきたいと思います。
今回初めての討論会をやってみました。
討論したい課題は山ほどあるわけで、このような政策討論会議、
どんどんやっていく安曇野市議会でありたいと思います。
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