「政党と市民の集い」の報告。~7月の参院選に向けて~
- 2016/01/25
- 17:26
昨日24日(日)に松本で行われた、「市民と政党の集い」についての報告です。
主催は、希望・長野ネットと信州市民連合という市民グループです。

昨年9月に強行採決された安保法案。
安部首相率いる自民党の一党独裁がメディアやネットでは毎日のように論じられています。
独裁かどうかはともかく、今の国の政治を見るとバランスを欠いた状態ではあると思います。
バランスを欠けば、反対の声がさらに小さくなり、政治の議論も深まらず、
最後は昨年のような強行採決、数の力で押し切られてしまう。
これが僕らの暮らす国の政治なのか、民主主義なのか、と忸怩たる思いにもなります。
同じような思いを自分の議会で感じることもありますが。
今年7月に行われる参議院選挙では、18歳以上からの投票が認められますが、
その世代への主権者教育も不十分で、このままでは最低の投票率に。
そして野党候補が何人も立てば、結局票は分散し、得して勝つのは自民党。
そしてこれまで以上に自民党の思いのままの政治が続くわけです。
前置きが長くなりました。
今、そうはさせじと、来年の参院選に向けて野党の統一候補を立てよう!
という動きが長野県内で起こっています。
まず各野党自体がそう思っています。
共産党は早くから唐沢千晶さんという方を候補者として発表していましたが、
統一候補を立てるなら、唐沢さんの立候補を取りやめると言っています。
その他、民主党、社民党、小さいけど緑の党もその方向で足並みをそろえています。
特筆すべきは、その動きを後押し&促す役割を、
市民グループの希望・長野 ネットや市民連合が果たしているのです。
政治を取り戻したい、と願う市民の力が政党に対等な対話を呼びかけ、
民主、共産、社民、そして市民連合が「共同のテーブル」と言われる、
話し合いの場をつくっているのです。
昨日の集いは、この「共同のテーブル」でのこれまでの話し合いの様子、
統一候補を擁立するために何がハードルになっているか、
そしてそれを乗り越えるにはどうすればいいのか、
ということを各党の長野県におけるリーダーと市民連合の世話人の松本猛さんが並んで議論しました。
とても聴きごたえがありましたよ。
パネルディスカッション
https://youtu.be/jNlQbIbUYAg
質疑応答
https://youtu.be/Ipe_XDfxkpc
果たしてこの共同のテーブルが機能し、統一候補を生み出せるのか、
そのカギを握っているのは市民連合と言ってもいいかもしれません。
僕たち市民の声がもっと集まり大きな力になることでその影響力も大きくなるのです。
幕末に薩長連合が生まれたことで、明治維新がきましたが、
そんなふうに例えると少しは興味が湧くでしょうか?
「統一候補を生み出すだけでは、自民党には勝てない。
選挙に行かない人たちや政治への無関心層を掘り起こさなければ勝てない。」
という意見も出ました。その通りです。
その意味でも18歳選挙権となる選挙。若手世代への政治参加の呼びかけも大事です。
7月の参院選は、長野県全県を一選挙区として1人選びます。
自民党は現職の若林健太さんが出ます。
一方野党は、現在民主党が杉尾さん(TBSのニュースキャスター)、共産党が唐沢さん。
ここから統一候補を生み出せるのか。
今、日本各地の各県で統一候補を生み出そうという動きが出ています。
そうやって生み出された野党統一候補が自民党候補とガチンコ対決。
それが今度の参院選です。
最後に、市民連合の行動基準を書いておきます。
この基準を元に、今野党への働きかけをしています。
1、安保法の廃止と立憲主義の回復に向けた各野党の取組を支援する
2、野党各党との共同作業を通じ、安保法制の廃止・立憲主義の回復を公約とする統一候補を擁立し、支援する
3、候補者の擁立にあたり、全県的支持を得るため、党派を問わずあらゆる可能性を追求する
増田望三郎はこの行動基準と市民連合の活動を支持しています。
主催は、希望・長野ネットと信州市民連合という市民グループです。

昨年9月に強行採決された安保法案。
安部首相率いる自民党の一党独裁がメディアやネットでは毎日のように論じられています。
独裁かどうかはともかく、今の国の政治を見るとバランスを欠いた状態ではあると思います。
バランスを欠けば、反対の声がさらに小さくなり、政治の議論も深まらず、
最後は昨年のような強行採決、数の力で押し切られてしまう。
これが僕らの暮らす国の政治なのか、民主主義なのか、と忸怩たる思いにもなります。
同じような思いを自分の議会で感じることもありますが。
今年7月に行われる参議院選挙では、18歳以上からの投票が認められますが、
その世代への主権者教育も不十分で、このままでは最低の投票率に。
そして野党候補が何人も立てば、結局票は分散し、得して勝つのは自民党。
そしてこれまで以上に自民党の思いのままの政治が続くわけです。
前置きが長くなりました。
今、そうはさせじと、来年の参院選に向けて野党の統一候補を立てよう!
という動きが長野県内で起こっています。
まず各野党自体がそう思っています。
共産党は早くから唐沢千晶さんという方を候補者として発表していましたが、
統一候補を立てるなら、唐沢さんの立候補を取りやめると言っています。
その他、民主党、社民党、小さいけど緑の党もその方向で足並みをそろえています。
特筆すべきは、その動きを後押し&促す役割を、
市民グループの希望・長野 ネットや市民連合が果たしているのです。
政治を取り戻したい、と願う市民の力が政党に対等な対話を呼びかけ、
民主、共産、社民、そして市民連合が「共同のテーブル」と言われる、
話し合いの場をつくっているのです。
昨日の集いは、この「共同のテーブル」でのこれまでの話し合いの様子、
統一候補を擁立するために何がハードルになっているか、
そしてそれを乗り越えるにはどうすればいいのか、
ということを各党の長野県におけるリーダーと市民連合の世話人の松本猛さんが並んで議論しました。
とても聴きごたえがありましたよ。
パネルディスカッション
https://youtu.be/jNlQbIbUYAg
質疑応答
https://youtu.be/Ipe_XDfxkpc
果たしてこの共同のテーブルが機能し、統一候補を生み出せるのか、
そのカギを握っているのは市民連合と言ってもいいかもしれません。
僕たち市民の声がもっと集まり大きな力になることでその影響力も大きくなるのです。
幕末に薩長連合が生まれたことで、明治維新がきましたが、
そんなふうに例えると少しは興味が湧くでしょうか?
「統一候補を生み出すだけでは、自民党には勝てない。
選挙に行かない人たちや政治への無関心層を掘り起こさなければ勝てない。」
という意見も出ました。その通りです。
その意味でも18歳選挙権となる選挙。若手世代への政治参加の呼びかけも大事です。
7月の参院選は、長野県全県を一選挙区として1人選びます。
自民党は現職の若林健太さんが出ます。
一方野党は、現在民主党が杉尾さん(TBSのニュースキャスター)、共産党が唐沢さん。
ここから統一候補を生み出せるのか。
今、日本各地の各県で統一候補を生み出そうという動きが出ています。
そうやって生み出された野党統一候補が自民党候補とガチンコ対決。
それが今度の参院選です。
最後に、市民連合の行動基準を書いておきます。
この基準を元に、今野党への働きかけをしています。
1、安保法の廃止と立憲主義の回復に向けた各野党の取組を支援する
2、野党各党との共同作業を通じ、安保法制の廃止・立憲主義の回復を公約とする統一候補を擁立し、支援する
3、候補者の擁立にあたり、全県的支持を得るため、党派を問わずあらゆる可能性を追求する
増田望三郎はこの行動基準と市民連合の活動を支持しています。
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