安曇野で農家民泊が始まりました
- 2015/06/04
- 00:45
安曇野市の今年度からの新事業である農家民泊が始まりました。
5月下旬から10月上旬までの計8回にわたり、
首都圏、関西圏の中学校が修学旅行のプログラムとして、
安曇野の農家での1泊2日の農業体験と民泊を行います。
僕のところも地球宿で受け入れています。
人を泊めるのは言わば本業ですが、特筆すべきは、
普通の農家さんが自分の家に子どもたちとは言え赤の他人を泊めている、
そんな農家さんが30軒以上もこの安曇野にいるということです。
市の担当者からこの施策について相談を受けた際に、
僕は後援会長の塚田豊久さん(果樹農家)のところに相談に行きました。
豊久さん、奥さん、息子さんが話を聞いてくださり、民泊受け入れをやってくれることに。
また地元の農業仲間の方たちにも声をかけてくださり、受入農家の輪が広がりました。
僕もここぞとばかりに市内各地にいる農業者仲間に声をかけ、民泊受入を呼びかけました。
新規就農者からベテラン農家まで手を挙げてくれました。
民泊の流れですが、お昼に堀金支所の駐車場で対面式を行い、
中学生たちは4~5人のグループになって各農家に連れられていきます。
そこでりんごの摘果や田植えなど、季節の作業をします。
賑やかな女の子のグループ、寡黙な男の子のグループ、子どもたちも様々です。
豊久さんは男子を受け入れて、
「2時間ほとんど喋らんかったぞ。かえって気を遣うわ。
お前、こんなことよく毎日やってるな~。」
と笑われました。
食べ盛りなのでご飯を何合炊こうかしら、とか、
夜のプログラム(農家は夜に何か子どもたちとすることになっている)は何をしようかしら、
と農家同士で話すのですが、そんなやりとりをする農家さんたちも楽しそうです。
1泊した後の翌朝、今度は見送りに解散場所に集まってくるのですが、
たった1日にも満たない時間の中で、子どもたちと農家さんとが親しげに話したり、
農家さんも別れ際に子どもたちに拍手の手を差し出したり、
ああ、きっといい時間を過ごしたんだろうなあ~と僕も嬉しくなるのです。
人を受け入れることで、喜びや幸せを得る。
これは人を受け入れたことがある人なら感じていることかもしれませんね。
慣れないことで気を遣ったり、受入は大変なこともあるでしょうけど、
安曇野はこのような受入ができる地域なんだなあと改めて感動してしまいます。
農家民泊を通じて、僕たちの地域もさらに活気づいていくんではないでしょうか。
子どもたちが、この後も安曇野に家族と一緒に来たり、
もうちょっと大きくなって彼氏や彼女と来たり、
結婚して子供を連れて来たりする日が来るのかな。
そんな夢を描いています。
5月下旬から10月上旬までの計8回にわたり、
首都圏、関西圏の中学校が修学旅行のプログラムとして、
安曇野の農家での1泊2日の農業体験と民泊を行います。
僕のところも地球宿で受け入れています。
人を泊めるのは言わば本業ですが、特筆すべきは、
普通の農家さんが自分の家に子どもたちとは言え赤の他人を泊めている、
そんな農家さんが30軒以上もこの安曇野にいるということです。
市の担当者からこの施策について相談を受けた際に、
僕は後援会長の塚田豊久さん(果樹農家)のところに相談に行きました。
豊久さん、奥さん、息子さんが話を聞いてくださり、民泊受け入れをやってくれることに。
また地元の農業仲間の方たちにも声をかけてくださり、受入農家の輪が広がりました。
僕もここぞとばかりに市内各地にいる農業者仲間に声をかけ、民泊受入を呼びかけました。
新規就農者からベテラン農家まで手を挙げてくれました。
民泊の流れですが、お昼に堀金支所の駐車場で対面式を行い、
中学生たちは4~5人のグループになって各農家に連れられていきます。
そこでりんごの摘果や田植えなど、季節の作業をします。
賑やかな女の子のグループ、寡黙な男の子のグループ、子どもたちも様々です。
豊久さんは男子を受け入れて、
「2時間ほとんど喋らんかったぞ。かえって気を遣うわ。
お前、こんなことよく毎日やってるな~。」
と笑われました。
食べ盛りなのでご飯を何合炊こうかしら、とか、
夜のプログラム(農家は夜に何か子どもたちとすることになっている)は何をしようかしら、
と農家同士で話すのですが、そんなやりとりをする農家さんたちも楽しそうです。
1泊した後の翌朝、今度は見送りに解散場所に集まってくるのですが、
たった1日にも満たない時間の中で、子どもたちと農家さんとが親しげに話したり、
農家さんも別れ際に子どもたちに拍手の手を差し出したり、
ああ、きっといい時間を過ごしたんだろうなあ~と僕も嬉しくなるのです。
人を受け入れることで、喜びや幸せを得る。
これは人を受け入れたことがある人なら感じていることかもしれませんね。
慣れないことで気を遣ったり、受入は大変なこともあるでしょうけど、
安曇野はこのような受入ができる地域なんだなあと改めて感動してしまいます。
農家民泊を通じて、僕たちの地域もさらに活気づいていくんではないでしょうか。
子どもたちが、この後も安曇野に家族と一緒に来たり、
もうちょっと大きくなって彼氏や彼女と来たり、
結婚して子供を連れて来たりする日が来るのかな。
そんな夢を描いています。
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