★許可更新取り消しの署名を提出してきました★
- 2015/01/13
- 23:29
北小倉ゴミ処理施設問題について、
最新情報をお伝えします。
過去2年ぐらいにわたり、みなさんにも呼びかけていた
北小倉の増田建設産業の一般廃棄物処理業の許可取消の署名を
1月9日に地元北小倉区と住民グループ「安曇野の環境を守る市民の会」の
みなさんと一緒に提出してきました。
署名数は6,471名。これだけの民意を安曇野市に届けました。
署名にご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。
この場を借りて感謝と報告をいたします。

2015年1月10日市民タイムス記事
署名提出後、行政の方たちと意見交換をする場を持ちました。
かねてから危険性を訴えていた一般廃棄物処理施設の防音壁の問題。
小倉の山麓線を走ると該当施設に高い壁が見えますが、あれです。
住民の方たちはあの壁が建設されたときから、その危険性を訴えており、
そのことも理由にして、平成24年10月に一般廃棄物処理業の許可が更新される際にも
住民は許可更新をしないように市に求めました。
しかし市は「安全が確認された」として許可更新をしました。
その後再三の住民の訴えもあり、
安曇野市は数百万もの税金を投入して専門の調査会社に依頼し、
この壁の安全性を検査しました。
その結果、基準値を満たさないところが17か所もある壁だということが明らかになりました。
市民の調査だけでなく、市が行った調査でもこの壁はNGだということが分かったわけです。
安全調査でNGだったわけなので、そもそも壁は安全だとして許可更新をした
平成24年10月の許可更新そのものを取り消すべきものだと思うのですが、
市はそれを行いません。
今回の話し合いの場でも、
「業者の調査結果は基準値を満たさない箇所が17か所示されただけで、
安全だとも危険だとも報告されていない。
市としても同様にこの壁を安全または危険のいずれも判断していない。」
と言うのです。
安全とか危険とか、具体的に地震などが来ないと壊れるかどうかは分らず、
抽象的な面もあるのですが、
だからこそその判断は基準値を満たしているかどうかを尺度にするしかないと思います。
その基準値を満たさないところが17か所もあるのに、それで危険だと認めないのはおかしな話です。
そんなことを行政は平然と言うのです。
また、市は業者に対して壁についての改善要望をしている、とのことですが、
問題の本質は壁の補強の改善ではなく(安全にするのはもちろんのことなのですが)、
そもそも住民の再三の訴えにも耳を貸さず、きちんとした調査もせず、
許可をしてしまったことだと思います。
その部分の過失については触れずして業者に改善要望をするのは本質をそらした対応だと言えます。
市は許可を取り消し、振出しに戻った上で改めて業者の許可申請に対応すべきだと思うのです。
以上、ゴミ処理施設問題の近況でした。また進展があればお伝えします。
最新情報をお伝えします。
過去2年ぐらいにわたり、みなさんにも呼びかけていた
北小倉の増田建設産業の一般廃棄物処理業の許可取消の署名を
1月9日に地元北小倉区と住民グループ「安曇野の環境を守る市民の会」の
みなさんと一緒に提出してきました。
署名数は6,471名。これだけの民意を安曇野市に届けました。
署名にご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。
この場を借りて感謝と報告をいたします。

2015年1月10日市民タイムス記事
署名提出後、行政の方たちと意見交換をする場を持ちました。
かねてから危険性を訴えていた一般廃棄物処理施設の防音壁の問題。
小倉の山麓線を走ると該当施設に高い壁が見えますが、あれです。
住民の方たちはあの壁が建設されたときから、その危険性を訴えており、
そのことも理由にして、平成24年10月に一般廃棄物処理業の許可が更新される際にも
住民は許可更新をしないように市に求めました。
しかし市は「安全が確認された」として許可更新をしました。
その後再三の住民の訴えもあり、
安曇野市は数百万もの税金を投入して専門の調査会社に依頼し、
この壁の安全性を検査しました。
その結果、基準値を満たさないところが17か所もある壁だということが明らかになりました。
市民の調査だけでなく、市が行った調査でもこの壁はNGだということが分かったわけです。
安全調査でNGだったわけなので、そもそも壁は安全だとして許可更新をした
平成24年10月の許可更新そのものを取り消すべきものだと思うのですが、
市はそれを行いません。
今回の話し合いの場でも、
「業者の調査結果は基準値を満たさない箇所が17か所示されただけで、
安全だとも危険だとも報告されていない。
市としても同様にこの壁を安全または危険のいずれも判断していない。」
と言うのです。
安全とか危険とか、具体的に地震などが来ないと壊れるかどうかは分らず、
抽象的な面もあるのですが、
だからこそその判断は基準値を満たしているかどうかを尺度にするしかないと思います。
その基準値を満たさないところが17か所もあるのに、それで危険だと認めないのはおかしな話です。
そんなことを行政は平然と言うのです。
また、市は業者に対して壁についての改善要望をしている、とのことですが、
問題の本質は壁の補強の改善ではなく(安全にするのはもちろんのことなのですが)、
そもそも住民の再三の訴えにも耳を貸さず、きちんとした調査もせず、
許可をしてしまったことだと思います。
その部分の過失については触れずして業者に改善要望をするのは本質をそらした対応だと言えます。
市は許可を取り消し、振出しに戻った上で改めて業者の許可申請に対応すべきだと思うのです。
以上、ゴミ処理施設問題の近況でした。また進展があればお伝えします。
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