約7時間かけて書いてきた今回の一般質問のこと。
経緯や僕の見解や思いを書くのも、今回5回目で一応の締めとしたいと思います。
最後は思いつくままに、これからのことをフリーに書いてみようと思います。
1、議会のあり方について
今回の質問について市長と望三郎議員の問題となるだけでなく、
議会が組織的対応をした。
その理由について、議長は新聞コメントで
「場合によると人の名誉にかかわることだと考えたからだ。」と述べられた。
一部議員たちの対応の中身が、市長に肩入れをしたものだったことが残念でならない。
もう一度、議事録をしっかりと読んで頂きたい。
一方で議長が市長側に対し、議会としての対応をここまでだと線引きをしたこと、
また発言訂正時に、市長だけでなく、僕にも取り消しだけでなく、
その経緯を発言する機会を許可してくれたことに、
2元代表制としての議会を守ってくださったと感謝している。
今回の望三郎議員の質問により、
安易な「根拠や証拠の示せない質問はしない。」
というような方向に進まないことを切に願う。
言論の府である議会が発言の自由を放棄し、議会の権能を失わないよう
自縄自縛するようなことにならないように。2、市民のみなさん、萎縮しないでください。
僕が最も気になっているのは、今回の情報を提供してくださった方のことだ。
図らずもこのような事態となり、一番心を傷めているのはこの方だと思う。
定例会閉会後の昨晩、僕はこの方宛に手紙を書いた。
その一部を紹介する。
「今回の件で本当にご心労をおかけしたことをお詫びいたします。
私も経験不足からか、このような事態になるとは想像していませんでした。
そして、それは○さんも同じかもしれません。
だとすれば、予期せぬ展開になってしまったこと、
そのことでご心労をおかけしたことを本当に申し訳なく思っています。
また○さんのお人柄を察するに、
私への申し訳なさを思っていらっしゃるかもしれません。
どうぞお気遣いはなさらないで結構です。
ご自分を責めていらっしゃるかもしれません。
どうぞ、そのようなことは絶対になさらないでください。
今回の件は私自身が選択してやったことです。
予期せぬ展開とは言え、どんな結果であろうと腹を括っておりましたし、
このような踏ん張る体験ができたこと、
そして最後まで自分の信念を貫き通せたことで満足しております。
議員として一つ筋を入れることができたと。
そして一番の私の願いを聞いてください。
どうぞこれに懲りずに、○さんの思いを私に伝えてください。
どうぞ思いを聴かせてください。
議員である私も、市民である○さんも、けして萎縮されることなく、
これからも安曇野のために共に生き暮らしていきたいと思っています。」
市民のみなさん、どうぞこれからも、
あなたのたった一人の大切なあなたの意見を聴かせてください。
そのことをしっかりと受け止め、議会に届けていける議員でありたいです。
そしてそのことを議論できる議会を創っていきたいです。3、応援してくれた市民のみなさん、ありがとうございます。
最後になりますが、連日の新聞掲載もあり、
今回みなさんからメールや電話、会った際にたくさんのアドバイスを頂きました。
みなさんの支えがあって、僕も最後まで踏ん張れました。本当にありがとうございます。
今回先輩世代と若手世代の人たちとが
本件の意見交換をし合えたことも次につながる大きな財産かと思います。
ふと思ったのですが、昨年の選挙の時に一人一人が僕を応援し、
心を寄せてくれたこと、思いを託してくれたこと。
そして一般質問を端を発した今回の件で、
やはり一人一人が僕に思いを寄せてくれたこと。
それがとっても似ているな~、いや、まったく同じかなあと思ったりしたんです。
あれから1年が経ちましたが、選挙だけの関係でなく、
選挙の後の議員活動においても、
変わらぬ思いを贈り続けてくれているんだなあと思いました。
幸せな議員です。
明日からまた一歩づつやっていきたいと思っています。
4、市長をはじめとする行政のみなさん、また同僚議員のみなさん
最終日の発言終了後、暫時休憩の際に、思い切って市長の席に話に行きました。
議場では今回はやり合ったわけですが、
発言には出てこない市長の思いがあるのではないかと思ったのです。
もちろん僕にもありました。
少しでもお互いを理解し合えればと言う思いで飛び込んでみました。
市長は跳ね除けずにちゃんと話を聞いてくれましたし、意見をしてくれました。
同僚議員のみなさん、今回のことで距離がだいぶ遠くなってしまったでしょうか。
安曇野市を良くしたい、という思いは同じはずだから、
きっと分り合えることができるはずです。
そのためにもっともっと話をして、みなさんの思いも分るようになりたい。
自分の思いもまたしっかりと伝えていきたい。
そして協力していい市政にとって創造的な政策提案ができるようになりたいです。
以上
- 関連記事
-