昨日から本会議が始まりました。
先に1日だけの臨時議会がありましたが、これは議長などの選出をしたもの。
今回の議会は年4回行われる定例議会です。(会期は11月28日~12月20日)
議会は、自分たちの暮らす地域を自分たちで考え、決めていく地方自治にとって、
最も重要かつ公式の話し合いの場です。そのメインとなる本議会では、議員が一般質問をすることができます。
一般質問とは、定例議会において、
議員が市の施策の状況や方針等について、報告、説明を求めたり質問することです。
一般質問における議員の質問とそれに対しての行政側の答弁は、
全て記録として残り、双方の発言は責任を伴う重みのあるものとなります。
そのような公の議論の場において、議員が主導して質問内容を決め、
それを行政側と真正面からやりとりする(時にはやり合う)ことができるのです。議員のみなさんは、問題意識や政治課題をもって、選挙に立候補し、
議員になったわけですから、この一般質問こそ、議員のみなさんの一番やりたいところ、
また腕の見せどころでもあるわけです。
住民のみなさんにとっても、自分たちが選挙で選んだ議員が、
市に対して、どのような働きかけをしているのかが分りやすいので、
重大な関心と期待をもってこの一般質問を注目することになります。
センパイ議員さんは、「一般質問は議会の花」と言ってました。
今回の議会で一般質問をする議員さんは25名中16名と聞いています。
全員の議員さんがやるわけではないんですね。
もちろん僕は行います。
持ち時間が40分なので、2つのテーマを質問します。
1つは望三郎市議の一丁目一番地(最優先課題)である北小倉の廃棄物処理施設の問題。
もう1つは野外保育園の公的な助成について。
本日、一般質問の発言通告書なるものを提出してきました。
質問者は質問内容と項目を通告書という書面で事前に提出するのです。
「手の内をバラすようなことをしていいの?」
と思うかもしれませんが、事前に質問項目を伝えることで、
答弁する側は、質問内容にそった形で答えられるようになります。
また必要なデータや情報をあらかじめ用意できるので
より突っ込んだ内容の答弁ができるわけです。
もちろん、質問する側も行き当たりばったりの質問ではなく、
質問の構想を練り、理論構成をして要旨を明確にするなど、
質問内容をよりいいものにしていくことができます。
本議会は昨日から始まったのですが、
実は今日から来週末までいきなり休会になっています。
この休会期間中に、質問内容についての聞き取りが行政側から議員に対してあり、
議員の方からも事実関係の確認などをするのです。
こうやって、議員も行政も事前にしっかりとした準備をして、
当日の一般質問を迎えるわけです。
中身のある一般質問と答弁をやり合い、
その結果、市政が一歩でも二歩でも、
より良い方向へ進んでいくことが一般質問の目的であり、
それをやるのが議員の仕事なのです。お知らせ)
抽選をし、僕は9番目に一般質問をすることになりました。
日程としては12月11日(水)の午前の終り(11時頃)か、
午後の初め(1時頃)になりそうです。
どうぞ望三郎市議の初めての一般質問を傍聴に来てください。
そしてもちろん僕だけでなく、他の議員さんの一般質問も傍聴してみてください。
たくさんの傍聴者がいれば、それだけ開かれた議会となり、
良いプレッシャーの中で、我々議員も行政の方も一生懸命議論をすることでしょう。
傍聴も大事な市政参加です。
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